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(「広いホールで少女のピアノ生演奏」の続き) ・・ 桜子は演奏会のホールの時計を見ながら、博正が来るのを見守っていた。 古川も桜子の様子に緊張感が高まる。 列車の出発まであと1時間。 ・・ 博正はずぶ濡れのまま荒い息で自転車を押していた。 そして1時間を切った。 あたりは真っ暗で、雨が容赦なく...
(「噂話」の続き) ・・・ ある日の夜、桜子は舞歌に電話をかけた。 陽菜や琴音ですら桜子によそよそしくなっていた。 桜子にとって舞歌は新しいクラスで一番はじめに友達になった相手であり、厳しいことは言うが理不尽なことは決して言わない。 本音を話すことができて、グループの関係を修復できる可能性があ...
12月31日の大晦日。 静岡駅で、私服姿の女子高生である桜子はコンコースで在来線ホームから出てくる人たちを見ていた。 桜子は白いブラウスとスカートの上にクリーム色のコートを着て、キラキラ光る髪飾りをしていた。 そして桜子の同級生である博正が階段を下りてきて桜子を見ると微笑んだ。 「お待たせ!」...
(「桜子からデートの誘い」の続き) ・・ 土曜日が来た。 その日、桜子は朝食をすませると2階の自室で慣れないメイクを始めた。 桜子は男の子と初めてのデートのため、どのようにすればよいかかなり迷った。 一通りメイクが終わると、最近買ったお気に入りのワンピースを着て、髪をセットした。 腰あたりまで...
(「初めてのデート」の続き) ・・ 二人は新静岡BTからバスに乗って映画館のあるショッピングモールに来た。 ショッピングモールの最上階にシアターがある。シアターのあるフロアは、他のフロアとは違い近未来的な造りでまるでどこかのテーマパークのようだった。 「細野くん。生徒手帳を持ってきたよね?」...
(「4人の絆」の続き) ・・ その日、英語の論理・表現IIの授業の前。 博正は教室に桜子を見つけると、少し緊張しながらも話しかけた。 「山倉さん。」 「細野くん?」 桜子も博正から急に話しかけられて戸惑っていた。 博正が黙ったままなので、桜子は適当に話題を考え 「そうそう、今日の小テストなんだ...
(「交際直後の不安。男たちの噂話」の続き) 桜子と他の男子のことで嫉妬心に襲われる博正だったが、一方で桜子は・・。 ・・・ 部活が始まるまでのちょっとした時間、スマホを見ている制服姿の女子高生の桜子。 「何これー?」 桜子はスマホで付き合い始めたばかりの博正のラインやインスタなどを入念に調べて...
夕日が沈む駿河湾の砂浜で海を見つめるカップル。 「桜子。俺と結婚してくれないか。」 「勿論!私もそうしたいと思ってた!!」 桜子は満面の笑みで博正の手を握った。 中学校の音楽の教師である桜子は、高校生のときから博正とずっと付き合っていた。 その日は3月最後の日曜日で、もうすぐ新年度が始まり、6...
(「仲良し女子高生3人が行く、映画とイタリアンランチ」の続き) ・・ 2年生英語の論理・表現Ⅱの授業では、1・3・5組からランダムに選ばれた1クラスあたり30人の4クラスで組まれていた。授業での席は決まっているが、同じクラスの生徒が散らばるようになっていた。これは普段接する機会が少ない生徒同...
(「少女救出作戦」の続き) ・・・ 外が少しずつ暗くなる廃校の小学校で。 体育館の舞台裏で制服姿の桜子が縛られてパイプ椅子に座らされていた。 匠や大村は桜子の縛られている姿を眺めていた。 それに対して桜子は強気に 「古川の思い通りになんてさせないから!」 「桜子さん。何度も言っているではありま...
桜子は娘の莉音を抱いて、しばらく吹奏楽の演奏を眺めていた。 ・・・ 桜子は静岡市内の高校を卒業後に東京の大学に進学した。 桜子は大学で音楽や演劇などの舞台芸術を学び、東京でも多くの舞台で演奏して活躍していた。 将来音楽に関わる職を目指していた桜子だったが、その中でも次世代の子供達に音楽の素晴ら...
(「真相究明と追跡」の続き) 翌朝・・ 薄明るい体育倉庫の中で目を覚ます桜子。 はだけた制服に、彼女をきつく縛りあげるロープ。 マットの上で、桜子は2日間ほぼ縛られたままうつろな目をしていた。 そして桜子を眺める古川。 「起きましたか。僕はそろそろ出ていきますので。トイレには行けるようにしてお...
(「四国に来た2人」の続き。完結編) ・・・ 楽しかった四国への旅行も終わり、瀬戸大橋を渡って東京方面へ向かうカウントダウンエクスプレス。 ツインの客室で夜を楽しむ高校生カップル。 博正と桜子の2人は列車に備え付けの浴衣姿になっていた。 「じゃ、はじめようか。」 「うん!」 桜子は嬉しそうに笑...
(「駿府城のお堀の前で二つの告白」の続き) ・・ たった今、交際をはじめた高校2年生の桜子と博正。 そのあと、桜子と博正は新静岡駅近くの商業施設のゲームセンターに向かっていた。 2人の交際記念にプリクラを撮るためだった。 エスカレーターを上りながら 「どこに行くの?山倉さん。」 「ねえ、苗字で...
(「女子高生の長い夏物語」の続き) 数日後・・ 「ウソ!93点??」 「やったじゃん!桜子!!」 桜子の化学のテストは93点であった。 平均点は58点だから、簡単に取れる点数ではない。 休み時間に 「桜子ぉ!どうやったら93点なんて取れるの?」 舞歌が聞くと桜子は 「知らないよぉ!だって前日...
(「2人の出会いのきっかけは英語の授業だった。」の続き) ・・ そんなある日のこと。 桜子が吹奏楽部の練習も終わり自転車に乗って帰ろうとしていると、フルートの楽譜を音楽室に忘れてきたことに気づいた。フルートの練習を家でもしたいと思っていたため、辺りはすっかり暗くなっていたが、桜子は取りに行くこ...
(「音楽室から談笑する2人、帰ろうとすると後ろから声が」の続き) ・・ 桜子と博正は、自転車置き場に面したガラス戸を開こうとすると、 「まだいたのか!」 2人は驚いて振り返ると、そこには博正のいる1組の担任であり世界史の教師である宝沢先生がいた。 「宝沢先生!」 「お前たち、こんな遅くまで何や...
(「歌唱があまりにもうますぎる!」の続き) ・・ デートの帰り道、新静岡BTでバスから降りて、桜子が電車に乗る新静岡駅の前でそろそろお開きかなと桜子が後ろを向いたとき。 博正は立ち止まり、桜子に声をかけた。 「・・山倉さん。」 「どうしたの。細野くん?」 桜子は緊張している様子の博正を不思議そ...
(「私、そんなにいい人かな?知らないだけだと思うよ。」の続き) ・・ 次の日、桜子が登校すると 「桜子ぉ!おはよ!」 何やら嬉しそうな女子2人が桜子に声をかける。 1人は1年のとき同じクラスだった藍華で、もう1人も桜子と面識がある莉乃だった。 「おはよう!どうしたの?」 「桜子にも是非聞いてほ...
(「旅の始まり 楽器店と理想の家族」の続き) ・・・ そして桜子はエスカレーターを下りていき、 「お待たせ!博正。」 桜子は楽器店の前で同級生の博正と待ち合わせた。 博正と付き合っていることは秘密にしている桜子だったが、利夫は桜子に彼氏がいることに気づいていた。 利夫は自転車でどこかに出かける...