
(「私のたったひとりのお兄ちゃんでしょ?」の続き)
・・・
桜子の親友の1人である舞歌の家では琴音、陽菜、博正が集まって作戦会議をしていた。
「舞歌!もう大丈夫なの?」
「うん、だいぶ良くなったし!」
そして舞歌たちは桜子を助けるために一体となって動いていた。
・・・
その頃、地下牢の中で匠と2人でいる桜子だが、首のチョーカー以外体は拘束されていなかった。
だからと言って逃げられる訳でもないが。
桜子は床の上で三角座りをしながら黙っていた。
匠は何もせずに桜子を監視しながらスマホで何かしているようだった。
こんな生活、いつまでも続くはずがない。でも、私、どうすれば・・。
すると大村も地下牢やってきた。
そして匠は大村と少し話したあと桜子を見た。
「どうしたの?」
「桜子さん、ちょっと来てください。」
「何?」
匠が何を考えているのか知らないが、このままでは何も変わらない桜子は黙って従うしかなかった。
・・・
その頃、舞歌の家で。
作戦会議の途中、博正のスマホにラインが届く。
「桜子から??」
内容は
「桜子だよ。私は無事だけど今から言うことをよく聞いてね。 そうすれば私は無事に戻れるから。 ・・今日の午後4時に瀬名北部にある廃校の小学校の体育館に来てください。 博正くんは必ず来てください。舞歌さん、琴音さん、陽菜さんを連れて来ても構いません。 武器になるものは一切持って来ないでください。隠し持っていても気付きます。 また他の人、特に警察には絶対に知らせないでください。 通報したことが分かったら、桜子さんを即座に殺します。 by 古川 匠」
それを見て息を飲む4人。
「なんてこと・・どうする?」
「私は行く!」
誰よりも早く舞歌が一番に声をあげた。
博正は「勿論俺も行くさ!」
琴音と陽菜は迷いながらも遠慮気味に
「私も行く・・」
「私も・・」
すると舞歌は
「来なくていいよ。ていうか来ないで!危ないし・・」
琴音と陽菜は行かないことによる後ろめたさもあったが、自分たちが行っても役に立たないことや心配をかけることで足手まといになることを感じていた。
「そうだよね・・」
琴音が言うと陽菜は
「でも、舞歌と細野くんは!?」
舞歌は「大丈夫!無事に戻って来るよ!桜子も一緒にね。」
琴音は「舞歌、きっとだよ」
そして、博正が運転するバイクに舞歌が乗り
「舞歌ちゃん、行くぞ!」
「うん!」
後日談:
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