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(「私のたったひとりのお兄ちゃんでしょ?」の続き) ・・・ 桜子の親友の1人である舞歌の家では琴音、陽菜、博正が集まって作戦会議をしていた。 「舞歌!もう大丈夫なの?」 「うん、だいぶ良くなったし!」 そして舞歌たちは桜子を助けるために一体となって動いていた。 ・・・ その頃、地下牢の中で匠と...
(「山奥の廃校で、犯人の男たちと人質にされている少女」の続き/シリーズ完結編) ・・・ そのあとも、更に闘いをいどむ博正。 博正がどんなに匠の隙をつこうとも全て見破られていて、勝ち目は全くなかった。 そして、博正が諦めかけていたそのとき・・ 「待って!」 舞台裏から、桜子が飛び出してきた。 「...
(「カウントダウン!大晦日の挑戦状!」の続き) ・・ その頃、博正は桜子がいなくなった公園を調べ、何があったのか推測していた。 あたりは繁華街で人通りも多い。 何者かが桜子を連れ去るにしても、誰かに見られる可能性は十分にある。 ということは桜子とある程度親しい人が騙して連れ去ったか。 また短時...
(「広いホールで少女のピアノ生演奏」の続き) ・・ 桜子は演奏会のホールの時計を見ながら、博正が来るのを見守っていた。 古川も桜子の様子に緊張感が高まる。 列車の出発まであと1時間。 ・・ 博正はずぶ濡れのまま荒い息で自転車を押していた。 そして1時間を切った。 あたりは真っ暗で、雨が容赦なく...
(「寝台特急カウントダウンエクスプレス」の続き) ・・・ 列車は瀬戸大橋を通って四国に入った。 見慣れない景色や建物が並ぶ車窓にワクワクする2人。 そして列車は高松に到着した。 高松駅は頭端式の地上駅でどこか外国に来たような雰囲気がある。 列車の発車メロディに瀬戸の花嫁が使われていて、四国に来...
12月31日の大晦日。 静岡駅で、私服姿の女子高生である桜子はコンコースで在来線ホームから出てくる人たちを見ていた。 桜子は白いブラウスとスカートの上にクリーム色のコートを着て、キラキラ光る髪飾りをしていた。 そして桜子の同級生である博正が階段を下りてきて桜子を見ると微笑んだ。 「お待たせ!」...
(「四国に来た2人」の続き。完結編) ・・・ 楽しかった四国への旅行も終わり、瀬戸大橋を渡って東京方面へ向かうカウントダウンエクスプレス。 ツインの客室で夜を楽しむ高校生カップル。 博正と桜子の2人は列車に備え付けの浴衣姿になっていた。 「じゃ、はじめようか。」 「うん!」 桜子は嬉しそうに笑...
(「ごめんな。もう間に合わないよな・・」の続き) ・・・ そして、ホームに着くとほぼ同時にカウントダウンエクスプレスの寝台列車が駅に入ってきた。それは比較的新しい豪華寝台特急だった。 間一髪で列車に乗ることができた博正と桜子は顔を見合わせて笑っていた。 部屋はツインの部屋でベッドが2人ある。 ...
純白のドレスに身を包んだ桜子は、丸い綺麗な顔に可愛らしく結った髪の30才には見えないくらい若く美しい雰囲気だった。 ・・・ 博正が高校生の時から知っている桜子の実家だが、この日は玄関に入る瞬間から違って見えた。 「この度、桜子さんとの将来のことで挨拶に来ました。細野 博正と申します。」 博正は...
(「少女救出作戦」の続き) ・・・ 外が少しずつ暗くなる廃校の小学校で。 体育館の舞台裏で制服姿の桜子が縛られてパイプ椅子に座らされていた。 匠や大村は桜子の縛られている姿を眺めていた。 それに対して桜子は強気に 「古川の思い通りになんてさせないから!」 「桜子さん。何度も言っているではありま...
(「真相究明と追跡」の続き) 翌朝・・ 薄明るい体育倉庫の中で目を覚ます桜子。 はだけた制服に、彼女をきつく縛りあげるロープ。 マットの上で、桜子は2日間ほぼ縛られたままうつろな目をしていた。 そして桜子を眺める古川。 「起きましたか。僕はそろそろ出ていきますので。トイレには行けるようにしてお...
(「少女は制服姿で縛られ動けず、ナイフを持った少年に」の続き) ・・ 「細野くん、古川くんはどうしてる?」 「古川がマンションから出てくる様子がないんだ・・」 この日、博正、琴音、陽菜は私服だったが、舞歌は部活のある日だったために制服で来た。 もちろん、桜子を探すことが優先だが、陽菜は 「どこ...
(「噂話」の続き) ・・・ ある日の夜、桜子は舞歌に電話をかけた。 陽菜や琴音ですら桜子によそよそしくなっていた。 桜子にとって舞歌は新しいクラスで一番はじめに友達になった相手であり、厳しいことは言うが理不尽なことは決して言わない。 本音を話すことができて、グループの関係を修復できる可能性があ...
前回、古川という不思議な編入生と出会った桜子と博正だが。 (前回は「編入生の少年」へ) ・・・ 次の日、桜子が登校すると6組の教室がざわついていた。 6組の教室を覗くと、6組の男子が 「事故で救急車で運ばれた」 「あれは事故じゃない。殺人未遂だ!」 のような話をしていた。 そのときなぜか古川と...
(「女子高生の長い夏物語」の続き) 数日後・・ 「ウソ!93点??」 「やったじゃん!桜子!!」 桜子の化学のテストは93点であった。 平均点は58点だから、簡単に取れる点数ではない。 休み時間に 「桜子ぉ!どうやったら93点なんて取れるの?」 舞歌が聞くと桜子は 「知らないよぉ!だって前日...
桜子は娘の莉音を抱いて、しばらく吹奏楽の演奏を眺めていた。 ・・・ 桜子は静岡市内の高校を卒業後に東京の大学に進学した。 桜子は大学で音楽や演劇などの舞台芸術を学び、東京でも多くの舞台で演奏して活躍していた。 将来音楽に関わる職を目指していた桜子だったが、その中でも次世代の子供達に音楽の素晴ら...