
(「初めてのデート」の続き)
・・
二人は新静岡BTからバスに乗って映画館のあるショッピングモールに来た。
ショッピングモールの最上階にシアターがある。シアターのあるフロアは、他のフロアとは違い近未来的な造りでまるでどこかのテーマパークのようだった。
「細野くん。生徒手帳を持ってきたよね?」
「あ、うん。持って来たよ。」
「良かった。」
桜子は博正の生徒手帳に貼ってある写真を見ながら、
「えーこれ、細野くん?この写り方もったいないな。」
「うん、俺って写真撮るの苦手なんだよね。」
桜子は博正の写真をじっと見ていた。しばらくして博正は、
「山倉さんの生徒手帳、見せてもらっていいかな。」
「うん、いいよ。」
桜子は、生徒手帳を博正に渡した。
「へぇ、すごい。綺麗だね。」
「いや、大したことないよ。」
そこには髪を結んだ桜子の写真があったが、髪をおろしたときとはちがった可愛らしさがあった。
やはり桜子のような可愛い子だとどんな髪型にしても似合うし、どんな写真をとっても魅力が衰えることはないのかなと感じた。 そして奥に進むと広いシアターがあった。
真ん中より少し前あたりの列の中央のあたりの席に移動した。
そして中央の通路側に桜子、その隣に博正が座ることにした。
シアターは思っていたほど混んではいなかった。
そして映画が始まった。冒険心溢れる洋画で見ていて楽しい内容だったが、気になる異性と隣同士のため姿勢に気をつけるなど緊張して見ていた。
映画が終わって桜子は、
「面白かったね!」
「そうだね。」
「このあと、ご飯どうする?」
博正は、
「ここはあまり知らないからなぁ。どっかいいところ知ってる?」
桜子は、そんな博正を見て微笑みながら
私、いい店知ってるから案内するよ。」
「あ、うん。」
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後日談:
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