
(「桜子からデートの誘い」の続き)
・・
土曜日が来た。
その日、桜子は朝食をすませると2階の自室で慣れないメイクを始めた。
桜子は男の子と初めてのデートのため、どのようにすればよいかかなり迷った。
一通りメイクが終わると、最近買ったお気に入りのワンピースを着て、髪をセットした。
腰あたりまである長い髪を綺麗に整えるのは思っていたより時間がかかった。
「これでよしっと!。」
桜子は鏡で全身を見た。
ベージュのワンピースを着ると胸のふくらみがやや目立っていた。
桜子は階段を下りて、リビングにいる両親に挨拶をした。
「じゃあ、行ってくるね。」
父の利夫は、いつもより一層綺麗な娘の様子に一瞬誰か分からなくなるくらいだった。
「桜子か。どうしたんだ?」
母の由紀子も少し驚きながらも
「桜子、今日友達と映画を見に行くんだって。」
「まさか彼氏と?」
桜子は微笑みながら
「ううん、女の子だよ。吹奏楽部の。」
「そうか。暗くなるまでには帰るんだよ。」
「分かった。じゃあ、行ってきます。」
晴天のもと、うきうきと駅までの道を歩く。
16才高校生の桜子は長いおろした髪が風になびき綺麗なメイクや可愛らしい服といい、男なら思わず振り向きそうな魅力的な姿だった。
そのあと、桜子は静鉄電車に乗って静岡市の中心部へ向かった。
・・・
桜子が待ち合わせ場所につくと駐輪場のある方から博正がやってきたのが見えた。
博正は自転車で急いで来たのか汗をかいていた。
「細野くん!」
桜子が呼ぶと、博正は桜子の方に来た。
博正は少し驚いたように桜子を見た。桜子は普段の制服姿でも十分可愛いが、今日の姿はそれ以上に魅力的だった。
可愛らしいベージュのワンピース、腰あたりまである長い黒髪、白い綺麗な脚、大人を感じさせるボリュームのある胸、そして彼女の魅力を一層引き出すようなメイク・・。
博正は、桜子に見とれていた。
「どうしたの?細野くん。私の格好、変かな?」
「いや!そんなことない。」
桜子は笑いながら、
「じゃあ、行こうか!」
後日談:
後日談はまだありません。
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