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(「女子高生の長い夏物語」の続き)

数日後・・

「ウソ!93点??」

「やったじゃん!桜子!!」

桜子の化学のテストは93点であった。

平均点は58点だから、簡単に取れる点数ではない。

休み時間に

「桜子ぉ!どうやったら93点なんて取れるの?」

舞歌が聞くと桜子は

「知らないよぉ!だって前日にちょっと復習したぐらいだもん。」

「マジで?」

陽菜は

「私も桜子に負けちゃった。」

琴音は「え?陽菜が?何点??」

「87点。」

「全然いいほうじゃん!」

その日は放課後に吹奏楽部の練習があり、夏休み中のコンサートに向けて遅くまでかかり桜子が帰る頃は夏場とはいえ暗くなっていた。

階段を降り下駄箱に向かうと、

「山倉桜子さんですか?」

不意に声をかけられた。

相手は割とイケメンな男子だった。

「そうですけど、どちら様?」

「僕は2年6組の古川匠といいます。」

桜子は、見慣れない男の子が同級生でしかも隣のクラスの子であることが意外に感じた。

「2年生なんだ?何か用でも?」

桜子はもしかして告白か何かかなって思ったが、古川は

「山倉さん。化学のテストで93点でしたね。」

桜子は

「だからどうしたの?まさか、カンニングしたとでも?」

すると古川は

「違います。僕はそんな失礼なことを言うつもりはありません。僕は化学のテストで98点でした。でも、あの先生のテストで90点以上取れる人はそうそういないのです。今回のテストでも90点以上は僕とあなただけでした。」

桜子は、古川を内心変な奴だなって思っていた。

「何を言いたいの?まさか運命だとでも?」

「山倉さんのこと知ってるんですけど、とてもガリ勉タイプではありません。でも、あなたは93点を取ってしまった。つまり、あなたには化学の素質があるのです。」

「あんた、予備校か何かの回し者?」

「山倉さん、覚えておきなさい。出る杭は打たれるってことをね!」

古川はそう言うと去って行った。

「何、あいつ??」

桜子は帰り道でも、家に帰ってからも古川という不思議な男の子のことについて考えていた。

何が言いたいんだろう。

あの子??

・・・

翌日

「え?何それ??」

琴音が言った。

桜子は不思議そうに

「大体、古川なんて子いたっけ?」

というと舞歌も「私も初めて聞いた。なんか気持ち悪いね。」

すると陽菜は「古川くんって子、確か2年からの編入生だよ。6組の子から聞いたけど、ずっと海外にいて英語がペラペラですごい頭いい子だし、家もお金持ちなんだって。」

琴音は「でもなんでそんな子が瀬名高に?」

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後日談:

後日談はまだありません。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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