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広いホールで少女のピアノ生演奏
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広いホールで少女のピアノ生演奏

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(「カウントダウン!大晦日の挑戦状!」の続き)

・・

その頃、博正は桜子がいなくなった公園を調べ、何があったのか推測していた。

あたりは繁華街で人通りも多い。

何者かが桜子を連れ去るにしても、誰かに見られる可能性は十分にある。

ということは桜子とある程度親しい人が騙して連れ去ったか。

また短時間で遠くに連れ去るには車がないと難しそうだ。

ということは、大人が犯人か共犯なんだろうか。

桜子と親しい関係で車のある人物。

まさか・・

博正は、同級生の古川にライン電話をかけた。

古川はすんなり電話に出た。

「はい、古川ですが。」

「古川!今日俺と一緒にいた桜子がいなくなったんだが、何か知ってるだろ?」

「よく気づきましたね。そうですよ。僕が桜子さんを預かってます。」

すると古川は桜子にスマホを近づけたのか、桜子の声で

「博正、早く来て。」

「桜子!どこにいるんだ。」

「博正、私は・・」

すると古川が急に電話をかわり

「そう焦らないでください。いいですか。今から言うことを聞いてください。」

「何だって?」

「あなたたち、今日の夜に列車で旅に出るんでしょう?桜子さんと楽しい旅がしたいなら、時間までに桜子さんを見つけてください。」

「桜子はお前んちにいるんじゃないのか?」

「人の家などの勝手に入れない場所にはしません。あなたたちの知っている場所のどこかに桜子さんがいます。彼女を見つけられたらあなたたちの勝ちです。」

「見つけられなかったら、どうするつもりだ?」

「僕は桜子さんを預かっているとはいえ、彼女の体を傷つけたりだなんてそんなことはしません。ただ、もしあなたが桜子さんを見つけられず列車に乗れなかったら、桜子さんは僕と一緒に年末を過ごしてもらいます。」

「何だって?桜子をどうするつもりだ?」

「それは想像に任せますが、次の日には桜子さんを家に帰しますので安心してください。」

「安心なんてできる訳ないだろ!」

「じゃあ、探してみてください。」

そして電話が切れた。

そのあと大村の運転する車に古川と桜子が乗り、隠れ場所に向かった。

桜子は不安を感じながらも、何が起きるのかドキドキしている面もあった。

大村の運転する車は静岡市内を西に向かって進み10分も走ると市民ならまず知っているコミュニティセンターが見えてきた。

そこは講演会や音楽会などで使う大小いくつかのホールがあるコミュニティセンターで、桜子はピアノの発表会や吹奏楽部の演奏会などで何度も来たことがある。

まさかこんな場所だなんて・・。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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