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前回、古川という不思議な編入生と出会った桜子と博正だが。 (前回は「編入生の少年」へ) ・・・ 次の日、桜子が登校すると6組の教室がざわついていた。 6組の教室を覗くと、6組の男子が 「事故で救急車で運ばれた」 「あれは事故じゃない。殺人未遂だ!」 のような話をしていた。 そのときなぜか古川と...
「俺は博正。桜子との夏休みで」の続き ・・・ そして、しばらく泳いだあと俺たちはまた川の中で抱き合った。 「博正・・」 強く抱き合って、そしてキスする俺たち。 水の冷たさとは裏腹に、俺たちの触れ合う肌はとても暖かい。 俺と桜子は抱き合いながら、お互いの口の中で舌を絡ましあっていた。 そして俺た...
(「山の中で女子高生2人の危機」の続き) ・・・ 舞歌は心細く感じながらもゆっくりと山の中を降りていった。 舞歌はどこまで進んでも同じような景色を歩いていた。 「もしかして遭難?」 男から逃げた舞歌だったが、今度は別の不安に襲われた。 死にものぐるいで山を降りる舞歌。 山をさらに進んだところで...
(「チョーカーを身につけた白いワンピースの少女」の続き) ・・・ その日の夕方。 「おまたせ!」 桜子はエプロン姿でシチューなどの料理を運んできた。 大村は 「おいおい、料理まですんのかい?面白い女だな!」 古川は 「まぁ、彼女がやるって聞かなかったんですよ!」 大村は 「お前、誘拐されたんだ...
(「チョーカーを身につけて海岸でデート」の続き) ・・・ 高速道路を飛ばす黒いワゴン車。 静岡から東名高速で来た、何の血縁関係もなく複雑な事情を持ち繋がる3人だった。 37代後半の男が運転する車に、男子高校生と女子高生。 男子高校生は匠(たくみ)という古川財閥の御曹司であり、運転する男は大村と...
(「琴音は琴音で新しい友達を見つけると思うよ。」の続き) ・・ 昼休みに、桜子は日菜、舞歌の3人で弁当を食べていた。 舞歌は 「だから言ったじゃん。琴音には他の子たちがいるんだよ。はっきり言って、あの子は私たちのことがあまり好きじゃないと思うよ。」 陽菜も、 「琴音がどうかは分からないけど、私...
(「暗い雰囲気の教室で、冷たい表情の教師と生徒達」の続き) ・・ 4人は廊下の突き当たりに集まると、琴音は 「なんか怖いんだけど、あの人たち。」 舞歌も 「分かる!ヤバイよね。しかも、あの先生さ何?」 桜子は 「そうだよね!だいたい何であんな授業受けなきゃいけないの??」 陽菜は 「ねぇ、ここ...
(「音楽室から談笑する2人、帰ろうとすると後ろから声が」の続き) ・・ 桜子と博正は、自転車置き場に面したガラス戸を開こうとすると、 「まだいたのか!」 2人は驚いて振り返ると、そこには博正のいる1組の担任であり世界史の教師である宝沢先生がいた。 「宝沢先生!」 「お前たち、こんな遅くまで何や...
(「駿府城のお堀の前で二つの告白」の続き) ・・ たった今、交際をはじめた高校2年生の桜子と博正。 そのあと、桜子と博正は新静岡駅近くの商業施設のゲームセンターに向かっていた。 2人の交際記念にプリクラを撮るためだった。 エスカレーターを上りながら 「どこに行くの?山倉さん。」 「ねえ、苗字で...
(「夜の駅前ロータリーで、女子高生と車で迎えにきた母」の続き) ・・ 県道201号線の瀬名川あたりを走る車。 夜遅いせいか、歩行者は勿論他の車もそれほど見かけなかった。 助手席の桜子は運転する母の由紀子に、電車で見たこわい夢について話していた。 すると由紀子は、 「私も若い頃、ちょっとこわい体...
(「夜の暗い校舎を行く2人」の続き) ・・・ 薄暗い廊下をしばらく歩いて2人は音楽室に着いた。 桜子が持っていた鍵で音楽室の扉を開けた。桜子が探していたフルートの楽譜はグランドピアノの近くの机の上にあった。 「あった!よかったぁ。」 博正は音楽室の楽器や肖像画が並ぶ部屋の様子を見ながら、 「へ...
(「少女を連れて散歩し、ボートに乗った」の続き) ・・・ 翌日、その日も晴天だった。 駿河湾の海岸線を走る黒いワゴン車。 大村が運転し、後部座席に古川と桜子が座った。 桜子は白のトップスに青のスカートの可愛らしい格好で、全て古川たちが用意したものだった。 首にはチョーカーをつけていたが、桜子の...
(「ひとり山道を行く女子高生」の続き) ・・・ 古川は天井のフックにロープをかけると桜子の後ろ手を縛っているロープに繋いだ。 そしてロープを引く古川。 「うっ!!」 制服姿の桜子は天井からロープで強く引かれて吊るされていた。 足はつま先で立つような感じだった。 桜子は縛られて吊るされ苦しそうに...
(「新クラス発表」の続き) ・・ 手を繋ぎながら新しいクラスに向かう桜子と琴音。 「私、すごく嬉しい!!桜子と絶対に同じクラスになりたかったもん。」 「私も!卒業まで一緒だね!」 「桜子!何があっても私たちずっと友達だよ!」 「もちろんだよ!新しいクラスでのグループとかどう...
(「元気のない琴音」の続き) ・・・ 琴音が去っていった直後、桜子は後ろから肩を叩かれた。驚いて振り返ると 「桜子!どうしたの??」 明るく笑う陽菜と舞歌。 「陽菜、舞歌・・」 少し寂しそうな顔になる桜子。陽菜は 「桜子、どうしたの?元気ないよ。」 すると桜子は ...
(「舞歌、そして陽菜との出会い」の続き) ・・ そして昼休みに、舞歌と陽菜は 「桜子ぉ!」 「一緒にたべよ!」 桜子は2人の誘いに嬉しく感じたが、同時に琴音のことを思い出した。 「うん、いいけど・・あの子も誘っていいかな。」 桜子は、遠目に桜子たちを見ている琴音を見た。陽菜と舞歌は顔を...
(「広いホールで少女のピアノ生演奏」の続き) ・・ 桜子は演奏会のホールの時計を見ながら、博正が来るのを見守っていた。 古川も桜子の様子に緊張感が高まる。 列車の出発まであと1時間。 ・・ 博正はずぶ濡れのまま荒い息で自転車を押していた。 そして1時間を切った。 あたりは真っ暗で、雨が容赦なく...
(「カウントダウン!大晦日の挑戦状!」の続き) ・・ その頃、博正は桜子がいなくなった公園を調べ、何があったのか推測していた。 あたりは繁華街で人通りも多い。 何者かが桜子を連れ去るにしても、誰かに見られる可能性は十分にある。 ということは桜子とある程度親しい人が騙して連れ去ったか。 また短時...
(「一方的な数学の教師に反発し口答えする舞歌と桜子」の続き) ・・ 4人が不気味な校舎から逃げようとすると、また キーンコーンカーンコーン・・ あの暗い音色のチャイムがエンドレスに流れはじめたのだ。 4人は耳を塞ぎながら校舎から離れた。 校舎から離れると、また広い公園に入っていった。 ただ、校...
(「どうやって声かけようかな。」の続き) ・・ その日、吹奏楽部の練習で。 桜子は同じフルートの未華子とともにパート練習していたが、パート練習が終わって全体で集まる前のちょっとした時間、桜子は未華子が博正と同じ1組であることを思い出し、 「ねぇ、未華子。1組の細野くんってどんな感じ?」 「細野...