
(「女子高生2人からの尋問。逃げ場のない少年は・・」の続き)
・・・
古川は「あの子は僕の監視下にいます。あなたたちの行動次第では指一本で即座に彼女の命を絶つこともできるんです。それでもいいんですか?」
琴音はビクッとしたが、舞歌は冷静に
「どんなふうに?」
古川はニヤリと笑いながら
「それは想像に任せますよ。」
舞は古川の話はハッタリだと思ったが、桜子を人質に取られている以上安全であるという保証はない。
舞歌は少し落ち着いたトーンで
「桜子はどこにいるの?このマンションには他の部屋も含めていないよね!」
古川は「その通り!」
琴音は古川の言葉には半信半疑だったが、舞歌は
「嘘ではないね!あんたの目と口の動きでわかる・・」
古川は「大したもんですね。あなた。」
舞歌は「いいから、桜子のいる場所を教えて!」
古川は「教えてって言われて簡単に教えると思ってるんですか?」
すると古川はスマホをストップウォッチのモードに切り替え、
「今すぐ、ここを出なさい!あと、外で待機している友達と一緒にね。 このタイマーが3分になってもあなたたちががこのマンションのオートロックの外に出なかったら、桜子さんは死にます!」
そして、タイマーをONにする古川。
「1,2,3・・」
タイマーを見ながらカウントを始める古川。
「何なの!」
「舞歌、いいから逃げるよ!」
琴音に冷静に言われ我にかえる舞歌。
部屋から出ると陽菜が
「どうしたの?」
琴音は「このマンションから出て!桜子が危ないの!」
「どういうこと!?」
「いいから!!」
4人は急いで階段を駆け下り、全員がオートロックの外に出た!
「大丈夫だった?」
舞歌はスマホを出した。
さっき見たスマホの時間が17時35分に対して、今の時間は17時37分なので時間に狂いがない限りは大丈夫だが。
「大丈夫だとは思う。」
自分が死ぬ訳ではないので3分というタイムリミットがクリアできているか調べる術はなく不安になる琴音。
それに対し茶番だと確信する舞。
そして陽菜と博正は
「一体、何があったんだ?」
「ちょっとこっちに来て!!」
4人はマンションから見ると死角のマンションの入り口を監視できる場所に移動した。
「いい?古川のマンションをずっと見てて!」
「分かった。」
4人は古川のマンションの入り口あたりを見ながら、舞歌が今あったことを話した。
その頃、4人が脱出する様子を監視カメラ越しに見る古川。
ストップウォッチを止めて
「1分58 秒か、なかなかですね。」
古川はニヤニヤと笑う。
後日談:
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