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4人の絆

(「吹奏楽部の練習で、未華子と2人で・・」の続き)
・・
次の日。
桜子が朝、登校すると自分の席に鞄を置き教科書などを出していた。
やはり何か悩みながら元気のない様子の桜子だった。
すると、
「桜子、おはよう!」
声のした方を見ると、琴音そして陽菜、舞歌がいた。
琴音が陽菜や舞歌と一緒にいるなんて珍しいと桜子は思っていると
「桜子、何か悩んでない?」
琴音が聞くと、
「・・別に大丈夫だよ。」
「本当に大丈夫?」
陽菜が心配そうに言うと舞歌が
「私たちでよかったら聞くよ。」
舞歌の言葉に目が潤んだ桜子は
「本当?」
4人は空き教室の前の廊下まで来た。
そして桜子は、
「実はね・・」
桜子は、英語の授業で出会った細野 博正という男子に好意を持っていることを語った。
そしてデートに誘おうと考えているが、初めてなのでどうしたら良いか不安だとも。
陽菜は一通り聞いたあと、
「それなら、細野くんに誘ってみていいと思う。2人だけになったときに。」
「でも、大丈夫かなぁ。もし断られたりしたら・・」
「絶対大丈夫はないよ。失敗することもある。でも桜子が勇気を出さないと・・」
舞歌も
「そう。だめでもそれで終わりじゃないんだしさ。」
琴音は
「まずは自分を信じることだよ!」
桜子は少し下を向いたあと、
「そうだね・・」
桜子は悩みを打ち明けてホッとしたのか、目に涙を浮かべていた。
「元気出して。桜子ならうまくいくよ!」
「うん・・」
ここで桜子が勇気づけられたことは、桜子のみならず4人の関係が深まることにも繋がった。
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