
(「琴音は琴音で新しい友達を見つけると思うよ。」の続き)
・・
昼休みに、桜子は日菜、舞歌の3人で弁当を食べていた。
舞歌は
「だから言ったじゃん。琴音には他の子たちがいるんだよ。はっきり言って、あの子は私たちのことがあまり好きじゃないと思うよ。」
陽菜も、
「琴音がどうかは分からないけど、私と舞歌は桜子と仲良くしたいと思ってる。」
そして舞歌は
「私たち3人で決まりじゃん?それともやっぱりあの子の方がいい?」
桜子は
「ううん。そんなことないけど。」
舞歌は
「あのね。私たちのクラスって卒業まで一緒じゃん。今のうちから誰と仲良くするのか決めておいた方がいいよ!」
「そう、私と舞と桜子ならいい友達になれると思うんだ。」
陽菜は明るく言ったが、桜子が腑に落ちなそうにしていると、舞歌は
「桜子みたいにどっちつかずだと、いつか孤立する気がする。」
「え?」
陽菜は
「うん。ちょっと言い過ぎだけど、私たちと琴音が一緒のグループってのは難しいかな・・。」
それから、クラスの女子グループはほぼ決まった。
桜子は陽菜、舞歌といつも一緒に過ごし、琴音は三月を中心とする地味系女子のグループに属していた。他にも学年トップクラスのギャルとして名高い里奈(通称、リナさん)が、あかり、理沙子、莉愛、樹里で5人組の派手系グループを作り教室の後ろの方で騒いでいた。
昼休みに陽菜は
「次の日曜日、ふたりとも空いてる?」
桜子と舞歌は
「うん、あいてるよ!」
「私も!」
陽菜は
「アルタイル行かない?映画館の!」
舞歌は
「いいね!」
桜子は
「うん、楽しそう!何見るの?」
陽菜は
「ラビリンス・アドベンチャーってどう?」
桜子は
「あっ、あの遺跡か何かに潜入するやつでしょ!私も見たい!」
舞歌は
「うん、それが良さそうだね。」
後日談:
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