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これは俺(K)が1年くらい前の夏に体験した話です。 俺は夜、友達(A)と大きめの公園を走っていた。3周くらいして友達が肝試し的なのをやろうと言い出した。 A「なぁK、街灯ない暗い道あるやん?池も近くにあるとこ」 俺「うん」 A「そこ行ってみよーや」 俺「なんで?」 A「肝試し?笑」 俺「ま...
春の温かい日、姉は妹からの電話を受けた。 「姉ちゃん、さっき目の前をバイクが通り過ぎたよ。ナンバーが同じだった。」 信じられない。私のバイクは自宅にあるはずだ。 「そんなことあるわけないだろ、私のバイクはここにいるよ。」 しかし、妹は言った。「本当に同じナンバーだった。321だ...
美術部に所属していた頃、僕には絵画の中に潜むものを感じ取ることができる先輩がいた。 ある冬の夜、部活が終わった後、集まった数人のメンバーで先輩にその力を試してもらうことにした。 僕の番が来た時、先輩は僕の傍にある絵画をじっと見つめ、「この絵からは特異な影が感じられる。特に右下から上に向かっ...
冬の夜、ようやく息子を寝かしつけた母親は、暖かいリビングで一息ついていた。その時、残業中の夫から電話がかかってきた。 「え、どうしたの?」と不安が胸をよぎる。夫の声は震えていた。「病院から、マサトが…亡くなったって。」 10歳のマサトは、夫の前妻の子で、先月から入院していた。生まれつきの...
大型書店に本を探しに行った時のことだ。 若い男性店員が古い書籍の整理をしていると、その真後ろに一人の女性が立っていた。 灰色のダウンジャケットを着た、ショートヘアの女性。 彼女はまるで店員の背中に張り付いているかのような距離感で、じっと見つめていた。 近くの棚から本を探している人がその...
スマホの「最近追加」に、知らない写真が一枚混じっていた。夜の路地。街灯がにじむ雨の膜。その真ん中に、女が立っている。 顔は半分、フードの影で見えない。見えるほうの頬は泥みたいに黒く、口元だけが妙に白い。手には折れた透明の傘。傘の先端から、細い赤い糸が垂れていた。糸の先は地面に落ちず、画面の...
大学生のAさんは、ある山間の村から来た友人の話を聞いた。彼の実家には、特別な儀式が伝わっているという。それは、毎年冬の最初の雪の日に、家の外に出て雪を一度踏みしめ、夜寝る前に「出て行ってください、お願いです」と唱えるというものだ。Aさんはその話を聞いて興味を持った。 その儀式の日、Aさんの友...
数年前に友人Kと地方に旅行に行った時の話です。 私たちは行き当たりばったりでの旅をよくしていました。 この時は新潟から日本海沿いに北陸まで回る旅でした。 新潟県内のとある場所で泊まった宿は、安いロッジタイプの宿でした。 スキーシーズンではにぎわうこの場所も、オフシーズンは本当に死んだよう...
俺が物心ついた頃から、見えないものを感じてきた話をしようと思う。霊感は強くないが、見えたものをそのまま書くから、脈絡もなければオチもない。それでも、読んでくれたら嬉しい。 俺の家族は、両親と弟、そして祖父母の五人家族。子供の頃、俺は怖がりで、夜に一人でトイレにも行けなかった。夜中に目が覚めて...
冬の寒さが身に染みるある夜、母方の祖母が亡くなった。長い闘病生活を経ての別れで、家族はある程度覚悟をしていたが、やはりショックは大きい。 葬儀のため、老舗の旅館へ向かう道中、親族が集まり、通夜の準備が進められていた。僕は従兄弟の健太と一緒に受付を任されていたが、夜が更けるにつれ、弔問客が次...
冬の寒い夜、由美は転職に伴い、慣れ親しんだ故郷を離れ、家族で新しい街に引っ越してきた。夜の静けさの中、初めてのマンションの部屋を整えながら、彼女は不安と期待が入り混じった気持ちを抱えていた。そんな中、彼女が体験した恐怖の実話を語ろう。 「お母さん、あの赤いリュック、かわいいね!」 買い物か...
私は、都市の高層マンションでエンジニアとして働く男だ。独身で、結婚する気も今のところない。周囲からの結婚を勧める声も耳にするが、どうにもその気になれない。過去に経験した出来事が影を落としているからだ。この話を聞いてもらえれば、少しは心の整理ができるかもしれない。 実は、数年前に付き合っていた...
夜中の3時頃、兄と近くの人気の無い漁港で釣りをしていました。 しばらくすると、兄が糸を投げた先を指差し「あれなんだ?」と自分に言ってきました。 指差す方向を見ると20m先に、海面に写る街頭の光を遮る卵形の 何か がありました。 その何かは全長5mはある巨大な黒い何かで、しかも僅かですが漂...
20年ほど前に、フリーでシステムエンジニアの仕事をしていたときの実体験です。 他でも書いたことのある内容なので 読まれた方もいらっしゃるかもしれませんが・・・ 当時、30前位でようやく、大きいプロジェクトでもリーダーとして働けるようになった頃でした。 プロジェクトは、某超大手保険会社の損害保...
私の町には、古びた図書館がある。その一角には、かつての町の伝説や物語が収められた特別なコーナーが存在した。ある冬の夜、私と6歳の娘は、そのコーナーを訪れることにした。娘は本を手に取り、「ママ、これ読んでみて!」と興奮気味に言った。 その本は、平安時代の物語を語っていた。若き男性が公家の姫に愛...
これは、私の身に起こった本当のお話です。 数か月前、仕事で都内の少し古めのビルにあるオフィスに夜まで残っていました。その日は会議が長引き、帰宅が23時を過ぎてしまいました。普段は明るい駅前の道も、その時間になると人通りがほとんどなく、少し心細いくらいでした。 自宅マンションに着き、玄関を開け...
それは小学生の頃。 私たちヤンチャな6人組の子供は図書室の本棚に並べられている「学校の怪談」というシリーズ物の都市伝説集を読み試すのが流行っていた。 例えば こっくりさん 血まみれのコックさん 紫色の鏡 さっちゃん などなど。 面白がって退屈な日常に刺激を与えていたつもりだった。 小学生...
古い図書館の奥深く、埃をかぶった書籍の山に埋もれていた一冊の本。それは、かつての恐怖を記録した文献であり、今はただの忘れ去られた存在となっていた。冬の夜、若い図書館員の美咲は、書架の整理をしている最中に、何か不気味な気配を感じた。 その本には、古いフィルムが挟まれていて、見たことのない映像が...
北アルプスの奥深く、雪に覆われた山小屋がある。その周囲には、古い登山道具が無造作に置かれ、風に吹かれてきしむ音が響いていた。冬の寒さが厳しい夜、登山が趣味の中年男性、佐藤は友人たちと共にその山小屋に泊まることになった。 雪が降り続く中、彼らは暖炉を囲みながら楽しいひと時を過ごしていたが、次第...
これは1ヶ月程前の話です。 ある日の放課後みんなで教室で遊んでいた時の事女友達が1人トイレにいってすぐに叫びながら戻ってきました。 理由をきくと誰もいないはずのトイレが急に流れたそうです。 みんなで話してトイレを撮影して見ようってなり携帯をトイレにおきしばらくして取りにいって...