
短編
従姉妹の家で
匿名 4日前
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従姉妹の家で、なんか霊みたいなのがちょくちょく見える私が、そんなものは全く見えない妹と従姉妹に、スマホのアプリの『実録!怖い話』というやつの中の短めの話を読んであげてた。
部屋を真っ暗にして、私は椅子に座って、妹と従姉妹は毛布にくるまった。夜中だった。
3つほど話を聞かせて、電気をつけたらなんか妹と従姉妹が変な顔してるから、どしたん?って聞いたら2人揃って『怖い話をしている私子のうしろの壁に、でっかい目があって、私子を見てたよ』なんて言うから、わたしは『iPhoneの画面の光でしょ、壁に偶然目の形に影ができたんだよ』って笑った。でも、再現してみても、iPhoneの画面の光は私の背中と頭の陰で目の形にはならなかった。
私はおかしいな、と思った。
私がいつも従姉妹の家で大きな目を見るのは、駐車場のコンクリート塀のとこのはずなのに。
夜遅く、従姉妹の家を出た。
車に乗るとき、真っ暗でよくわからなかったから、目は確認できなかった。
怖がる従姉妹には『所詮アプリだし、嘘もあるだろうし』と言っておいた。
この怖い話はどうでしたか?
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- おもしろい!しろ
- そんなことないですよー! またお話し聞かせてくださいー!そら
- 怖くないねごめんなさい! 文章力がないもので^ ^しゃしゃ高