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短編
座敷わらし
匿名
短編

座敷わらし

匿名
2019年6月20日
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ある賃貸住宅でのことです。

そのマンションは古いのですが、2部屋とリビングが南に面したとても明るい家でした。

ただ1部屋が北向きでその部屋だけは暗くて、何となくあまり入りたくない部屋だったので箪笥置きにしていました。

ある日友人が初めて遊びに来てくれ、リビングで楽しく話をしていました。

するとその友人の2歳の娘さんが「おばちゃん、今そこにいた子誰?」と私の隣の椅子を指差すのです。

家には私達3人しかいません。

「えーっ誰もいないよ!◯◯ちゃん怖いこと言わないで〜!」と笑っていましたが実は心当たりがあり本当に怖かったのです。と言うのが普段あまり出入りしない北の部屋ですが、部屋数から仕方なくその部屋で寝ていたのです。

ある夜ふと目覚めるとベッドの足元に猫が丸くなったような影があり、飼猫かと思ったのですが寝る前に猫は部屋の外にやりドアを閉めた事を思い出し、もう一度よく見るとその影は子供のおかっぱ頭のようにも見え、その頭らしき影が少しづつせり上がっているようです。

もう怖くて怖くて布団を頭から被りぎゅーっと目をつぶってそのまま朝を迎えた経験があったのです。

他にも寝ていると耳のすぐ横でシャーシャーと言う音がして、夢見心地に「アー、息子がミニカーで遊んでるな〜こんな所でうるさいなぁ」と思ったんですが、息子は当時もう中学生でミニカーも家に1台もない事にふと気付き「じゃ、今私の横にいるのは誰?」と。そうなるともう怖くて目を開けられません。そのまま布団を被り反対を向いて朝まで過ごしました。

昼間も自分しかいないはずなのに部屋のドアが開くのを見たりと怖いことが続きました。

でも、なら何故怖い思いしかないのに家に幸福をもたらすと言われる座敷わらしなのよと思われると思います。

とにかく怖くて、こんな師走にと言われながらも「もう嫌だ!」と新築のマンションに引っ越したのが1994年12月末。

そしてそうです、1995年1月17日あの6千人以上の方が亡くなった阪神淡路大震災が起こったのです。

元のマンションは全壊でした。

もしそのまま住んでいたら誰か大怪我をしていたか悪くすれば死んでいたかもしれないと思うとあの子は絶対に座敷わらしだったと思うのです。

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