怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。
一人暮らしを始めて、いちばん安心したのは、部屋のインターホンに小さなカメラが付いていたことだった。 モニター付きの受話器で、訪問者の顔が見えるやつだ。 管理会社の人が、「録画機能もありますから、不審者が来たときも後から確認できますよ」と説明してくれた。 最初は「へえ、便利だな」くらいにしか...
最近、寝ている間に変なことが起こる。 ある日は、目覚めたら左手の爪がきれいに切れていた。 別の日には、寝る前に脱いだはずの靴下を履いていた。 起きたら、枕元に変な黒い写真が4枚置いてあることもあった。 寝ている間に、何が起きているのだろうか。私の記憶がなくなっているのだろうか。 私は寝付き...
田舎の小さなコンビニエンスストア。閉店時間を過ぎ、照明が明るく灯る店内は、いつもと変わらない落ち着いた雰囲気を醸し出していた。しかし、その背後には緊迫した空気が漂っていた。今日も残業のため、店長の佐藤とアルバイトの僕は、閉店作業に追われていた。 「ここの商品棚は、次の入荷に向けて整理しておか...
私が子供の頃、小学校の裏庭には不気味な伝説があった。遊びの一環として行われる鬼ごっこには、特別なルールが存在していた。それは、鬼が捕まえた子供が「椅子に座る」まで逃げ切ることができなかった場合、その子供は鬼の仲間になるというものだった。 ある日、私たちはいつものようにその遊びを始めた。仲間の...
おじいさんは、漁師だった。 おばあさんと一緒に、仲良く暮らしていた。 そのおばあさんが、ある日急にいなくなった。 おじいさんが漁から帰ってきたら、家にいなかったのだ。 おじいさんは焦った。とりあえず警察に連絡した。 この家は海沿いの田舎だから、警察は何十分もかけてやって来た。 すごい形相で...
古道具や骨董品を扱う小さな雑貨店の奥で、一体の市松人形が目に留まった。白い肌に黒髪、淡く色褪せた着物をまとい、微笑んでいるようでいて、どこか人間の感情を帯びた生々しさがあった。店主は「少し特別な子です」とだけ告げ、詳細は語ろうとしなかった。その沈黙はかえって好奇心を刺激した。外は冷たい雨が降り...
私は郊外の小学校で教えている若い教師だ。冬のある夜、職場の片付けを終え、遅くなった帰り道を急いでいた。しかし、校舎の前を通ると、ふと気になることがあった。 その学校の地下室には、数年前まで使用されていた黒板が残っている。以前の教え子が不明に姿を消してしまったため、学校はそのまま使わずに放置...
私の名前は、ゆかり。 みんなの人気者。 ゆかり「夜だし、そろそろ寝ようかな」 私は、夜なので寝ることにしました。 そして、私は、夜中の2時に目を覚ましました。 ガチャ 誰もいないはずの私の部屋のドアがいきなり、開いたのです。 足音が、だんだん大きくなってきました。 私は、恐怖のあまり...
子供の頃の話。実話かどうか自分にも分かりません。人の話や夢、何かで読んだ、もしくはそれらがいつの間にか混同されてしまったのかも。 まだ小学生だったと思う。 いつもは父親と入っていた風呂に一人で入る事になった。特に理由なんかは無い。その日は時間が合わなかっただけだろう。 当時の家の風呂は...
私が小学校3年生の頃の話です。 当時、古い町営住宅に両親と3人で暮らしていました。 一人っ子の私は、自分だけの部屋と、二段ベッドまで持たせて貰っていました。 当時で築何十年も経ったアパートの一室ですので、天井は低めです。 二段ベッドを置くと、上段は子供の私が座っても頭が擦れそうな程、ギリギ...
冬の夜、雪が静かに降りしきる中、古びた精神病院の廊下には不気味な静けさが広がっていた。精神科医の田村は、一人で夜勤を任されていた。最近、診療室に入った患者が不自然な行動を取るようになり、何かが変だと感じていた。そこで、彼はその患者の様子を観察するために診療室へ向かった。 ドアを開けると、室内...
ある日、寝る前に子どもが「ベッドの下に誰かいる」と言う。 安心させるため、私はベッドの下を覗いた。 そこには泣きながら震える子どもがいて、 「上にいるのは誰❔」と震えた声で囁いた。 ...
河川沿いの道で談笑する制服姿の高校生たち。 自転車を横に持ちながら、女子2人と楽しく話す少年。 しばらく話したあと少年は女子たちを見送り、そのあと学校の方角に自転車を引き返した。 少年は高校の駐輪場に自転車を置き、コンビニで買ったものの袋を持って周りを警戒しながら体育館の裏にまわる。 そして体...
最近私は毎日悩み事がありました。 それはかならず自分の部屋の中、深夜に起こることで、とても不気味で怖いことが嫌いな私はいつもびくびくと布団にくるまり怯えていました。 その日もまた私がお風呂に入り、自分の部屋に入りベッドで就寝しようとしたその時でした。 カサカサ カサカサ カサカサ ...
お化けは出てきませんが、昨日実際にあった事をお話させてください。 昨夜、義母と2歳の息子と私、3人で夕飯を食べていました。 夫は交代勤務のため寝ていて、食卓には不在でした。 テレビは夕方のニュースが終わり、お天気キャスターが紹介する豆知識を横目に観ながら義母と話している時でした。 モ...
「今思えば、彼氏の元カノは“まがまが女”だった」 これは数年前、私がまだ都内でひとり暮らししていた頃の話です。 今でもたまに、玄関のドアスコープを覗きたくなる夜があります。 彼氏の涼(りょう)と付き合いはじめて、三ヶ月くらい経った頃。 彼は優しくて、穏やかで、怒るところを見たことがない人で...
この話をすることは、いつもためらいを伴う。 私は意図的に不謹慎なことを話そうとしているわけではない。ただ、実際に体験した出来事を淡々と述べているに過ぎない。 これから語るシチュエーションは、決して特別なものではない。誰にでも起こり得る話だ。だからもしその時が来たら、しっかりと向き合ってほし...
高校生の頃、父と共に冬のキャンプに出かけた時の出来事を語りたい。体験者は父だけで、私が後からその話を聞いたものだ。 毎年冬になると、父と一緒に二泊三日のキャンプに出かけていた。場所は静岡県の山中や、時には愛知県の山々に行くこともあった。特にお気に入りの場所があり、そこには毎年のように通ってい...
ある冬の夜、美術館の閉館後に中年の男性とその妻が最後の清掃をしていた。彼らはふと、埃をかぶった古い時計を見つける。時計は黒い木製で、金色の針が土埃に覆われていた。興味を持った妻はその時計を持ち帰ることにした。 家に着くと、彼女はその時計をリビングのテーブルに飾り、しばらくの間、その存在に魅了...
ある寒い冬の夜、アオちゃんは学校に行くのが怖くなっていた。母にその理由を尋ねられ、彼女は口を開いた。 「この前、廃校になった学校の鶏が死んじゃったの。先生は、その鶏をみんなに食べさせたの。私たちはあの鶏を一週間も食べてたんだよ。」 母は少し驚きながらも笑顔で返した。「それって、昔からあるこ...