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これは私が当時小学生だった頃の話です。 その頃叔母は病気に苦しんでおり、医師からはいつ亡くなってもおかしくないと言われていました。 おばあちゃん子だった私は毎日病院に行き叔母の世話をしました。 息子である私に対して無理に気丈に振る舞う姿が目立ちましたが、日に日に状態が悪くなっていくのが分かり...
静岡市の中心部、若者をはじめ沢山の人が集う賑やかな場所。 街の中心部にある商業施設のビルが立ち並ぶ中に山倉楽器店がある。 ビルの2階と3階の広いフロアを持つ楽器店で、幅広い楽器や楽譜、音楽の専門書などを取り扱っていた。 ・・・ 楽器店のビルの駐輪場に高校生の男女が自転車を停めて2人はビルの前で...
(「山の中で女子高生2人の危機」の続き) ・・・ 舞歌は心細く感じながらもゆっくりと山の中を降りていった。 舞歌はどこまで進んでも同じような景色を歩いていた。 「もしかして遭難?」 男から逃げた舞歌だったが、今度は別の不安に襲われた。 死にものぐるいで山を降りる舞歌。 山をさらに進んだところで...
ある日の早朝。 その日はまだ誰も起きてない時間なのに、うっかり目を覚ました。 それで上りかけの朝日でも見ようと思ってカーテンを開いたら、遠くの空に飛行機が見えたんだ。 それが始まり。 次の日も早朝に目が覚めた。 どうやら早起きは私の癖になっているみたいだった。 で、例のごとくカーテンを開...
私がまだ小学生だった時。 みんなも経験したことがあると思う、よくある遊びの数々。 代表的なのはあっちむいて、ホイ。 田舎だったこともあり、さしては学校の係を決める時など よくあっちむいて、ホイ!と言いながら 係決めをしたものだ。 遊びももちろん、缶蹴りする人この指とーまれっ と言われながら全...
冬のある夜、僕は家族と一緒に山奥の温泉宿に泊まっていた。僕は高校生で、妹はまだ2歳。宿には温泉があり、家族でのんびり過ごすのが楽しみだった。 その晩、夕食を終えた後、妹が急に「遊びたい!」と言い出した。母は「じゃあ、2階の遊び場に行っておいで」と言った。 妹は元気よく走り去り、僕は食後の片...
この話は親しい友人が体験した事実です。 当時友人は1つ年下の同じ学校の後輩と付き合っていました。その女の子の家が近い事で毎朝迎えに行き一緒に学校に行くという流れでした。 ある日迎えに行くと親にも付き合っている事が公認だったのでその子の母親に「まだ寝てるみたいだから起こしてあげて」と言われその子...
これはまだ、私が四歳前後ぐらいの時の話です。 私の母の実家には近いので結構行くのですが、父方の実家が一時間ぐらいかかるのでなかなか行けません。夏に一回、冬に一回、正月に一回くらいです。その家には父の兄の娘で、ふたつ上とみっつ上のお姉さんがいます。家は普通の一軒家ですが、私はアパート住まいな...
大学生の頃、サークルの先輩である宮本の実家に友人Aと遊びに行った時の話だ。 宮本の実家は関西地方にあり、それなりに大きな家で、私はそれまでテレビの中でしか見たことのなかった純日本家屋な造りにかなりテンションが上がっていた。 「今日はとりあえず宮本さんの家に一泊して、明日は京都に行こう」 ...
一面に広がる大阪市の街並み。 まさに天にも昇る気持ちで眺めていた。 ・・ 俺が病気で入院したとき、一時はどうなるかとなったときがあった。俺は熱にうなされながら半分夢を見ていて、その中で生まれ育った大阪の街並みが見えた。さらに実家の家族、中学や高校の友達など・・。 まさか、これが走馬灯? ・・ ...
あるところに、ゆかりちゃんという、 女の子がいました。 ゆかりちゃんは、お母さん、お父さん、 と3人家族でした。 ある日お父さんが事故で死んでしまい、 貧乏になりました。 このままじゃまずいと思い、 お母さんが仕事をするように、 なりました。 そうなると大変になりますね。 ゆかりちゃんのめんど...
私が小学生の頃、実家は二世帯住宅でした。玄関は一つで、一階が祖父母の家、二階が私の家族の住まいになっていました。一階の部屋へ入れるドアと引き戸は基本的に施錠されていて、祖父母が来た時にしか開けられません。 そんなある夏の夜、父は仕事で家にいず、私は母と弟が寝ている横で中々寝付けなかったのでテ...
ーーー 田舎で生まれ育った、ある少年の話。 その少年の実家には、絶対に入ってはいけないと言われている部屋があった。 そう言われると入りたくなってしまうものだ。 家の者が皆出かけていたある日、少年はこっそりその部屋に入ってみた。 入ってみると、それは何の変哲もない普通の部屋だった。 異様な空気...
数年前、あるご家族が、都会から田舎暮らしをしてみたいと、某県の田舎町に引っ越して来たそうです。 その町には、都会の様な綺麗なマンションやアパート等の物件は少なく、田畑が広がる一画に密集して建つ古民家を借りたのだそうです。 外観だけ見れば、築年数はかなり古そうだったが内装は、畳は新しく、昔は...
俺の父は美術や絵画への関心が高かった。 そのため小さい頃は、美術館などに連れて行ってもらうことが多かった。 俺自身も小学2年生の絵で銀賞を取ったり、クラブ活動で美術クラブに入ったり絵や美術への関心は高かった。 中学生になっても美術部に所属し、周りの大部分が運動系の部活で活躍するなか美術室で黙々...
夏休みに帰省で田舎から家に戻る新幹線の3人掛けの席で、窓際から弟(小3)、妹(小5)、俺(中1)の順に3兄妹が並び、両親はひとつ前の席だった、新幹線が1時間以上ずっと止まらない区間で、車内はほぼ満席にも関わらず走行音と僅かな物音以外何も聞こえない静寂が広がっていた。 俺も通路側でやることもない...
私が小学生の時の話です。 父の仕事の都合で、エトワールマンション(仮名)に引越しすることになりました。 家族は、父、母、私、弟の4人家族です。 引越ししてすぐは、特に何か自身に変化は無かったと記憶しています。 はじめにおかしいと気づいたのは、1番上の住人がえらく冷たい態度だったこと。 当...
小学生のころ住んでいた団地でのお話。 学校が終わると必ず近くの公園に子供たちが集まってくる。 学年の違う子や友達の兄弟、姉妹などとにかく集まればみんなで仲良く遊ぶのだ。 かくれんぼ、だるまさんがころんだ、野球、秘密基地etc. 毎日夕方まで夢中で遊んだ。 ある日、団地に家族が引っ越...
ある冬の夜。 同級会で久しぶりに再会した元同級生の民俗学者が言っていた。 「特定の動物は、神様の化身として奉られている」と。 例えば、『蛇』。特に、『白蛇』。 時に白蛇は最高の霊力をその身に抱く縁起の良い存在であると伝承され、 脱皮し自らの身を棄てながら成長する御身から、再生の象徴と...
小学校の遠足でアスレチックの自然公園に行った。 ここには100のアスレチックがあり一つクリアすると1点が得られ、100点中何点取れるか楽しんで競っていた。 そのなかで、遠足では3つだけ使用禁止のアスレチックがあった。使用禁止なのは俺の学校の遠足としてのみであり、他の学校の子供は普通に使っている...