本当にあった怖い話

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短編
呼びに来る
匿名
呼びに来る
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呼びに来る

匿名
2013年1月9日
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私はその当時、暇さえあればネトゲばっかやってました

実家住まいなもんで、深夜とかスピーカーから音出すと家族に迷惑なんで、ヘッドホンを常時装着してました

しかし、ヘッドホンの難点でもあるのですが、周りの音が聞こえない、というのがあります。

ご飯時になると、母親がご飯よーと呼んでくれるのですが、しばしばそれが聞こえず、母親が直接部屋に来て伝えにくるような状況が続きました。

私は別にやましいことをしているわけではなかったのですが、部屋に母が入ってくることが嫌で、呼びに来てくれた母についつい

「わかってるよ!」

と怒鳴ってしまいました。

怒鳴られた母は驚いたような顔をし、しゅんとして戻りました。

私は

「やってしまった…」

と後悔し、その後母に謝りました。

今度からは携帯に着信いれてくれればいいから、と伝えて。

それからしばらく経った日のことです

私はまた性懲りも無くゲームに熱中していると、背後にある部屋のドアがキィ…と静かに開く気配を感じました。

携帯を鳴らせばいいと言ったのに! イライラを我慢することができなかった私は、

「だからわかってるって言ったでしょ!!」

振り返るなりまた怒鳴ってしまいました。

すると、ドアが勢いよくガチャンっと閉まりました。

「…お母さん?」

そこで思い出しました。

今家には自分以外誰もいないってことを。

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