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小さい頃、自宅の2階にオルゴール付きの写真立てがあった。 その写真立てには、小さい人形が写真立てに腰をかけるようにくっ付いている。 これが夜中にたまに勝手に鳴り、人形の首が動く為、それはそれは恐ろしかった。 処分する勇気も出ない為、母は自室に置いたままにしていた。 しかも、オルゴールの音...
これは自分が小学生6年の時の話です。 夏休みにおばあちゃんの家に一週間ほど泊まる事になりました。 おばあちゃんの家といっても田舎に帰省という感じではなく都会の賃貸物件だったのでそういう事が起こるとは全く思っていませんでした。 自分の家は離婚していて母親とおばあちゃんと3人で一週間を...
これは、大学生活最後の冬に僕が体験した話です。 その頃、僕は大学の寮に住んでいて、授業が終わると夜遅くに帰宅するのが常でした。帰り道は、閑静な住宅街を通り抜けるもので、街灯の少ない暗い道が続いていました。 家の近くには、古びた看板が立っている交差点があり、そこは明るい場所と暗闇の境界でもあ...
高校生の私は、冬の夜、古い図書館で本を探していた。薄暗い館内には、埃をかぶった本が並んでいる。そんな中、見慣れない表紙の本に目が留まった。「夢の交渉」と書かれたその本は、まるで私を呼んでいるかのようだった。 ページをめくると、そこには夢の中で出会うことができる存在、夢の守護者についての記述が...
30代の頃、古びたマンションに住んでいた。 隣の部屋からは夜な夜な奇妙な声が聞こえ、下の住人はたまに大声で騒いでいた。冬の寒い夜、私は一人で暖かいスープを作っていると、突然隣から「やめてくれ!」という声が聞こえた。 驚いてドアを開けると、隣人の男性が顔を真っ赤にして立っていた。 「お前、あの音...
最近、夜遅くまでサッカーの試合を観戦していた時のこと。自室の壁には有名なサッカー選手の顔が大きく印刷されたポスターが貼ってある。友人と一緒にリモートで試合を楽しんでいたが、彼は突然叫び声を上げた。何が起こったのかと思い、慌てて画面に目をやると、選手が相手チームからゴールを奪った瞬間だった。 ...
私にはある特殊な能力があり、霊的な存在を感じ取ることができる。その力をうまく使えないことが多く、日常生活で不思議な出来事に悩まされていた。 ある冬の夜、友人の陽介と一緒に廃工場に肝試しに行くことになった。外は冷え込み、薄暗い工場の中には奇妙な静けさが漂っていた。その時、私はふと赤いブランコが...
あらかじめお断りしておきますが、この話を読まれたことでその後何が起きても保証しかねます。 *自己責任の下で読んで下さい。 *保証、責任は一切持ちません。 5年前、私が中学だった頃、一人の友達を亡くしました。 表向きの原因は精神病でしたが、実際はある奴等に憑依されたからです。 私にとっては忘れ...
都内のIT企業に勤める佐藤和真は、中古のマンションを購入した。築30年だがリノベーション済みで、格安だった。 住み始めて一週間。夜中の2時になると、必ず玄関のインターホンが鳴る。モニターを見ても誰もいない。最初は悪質ないたずらだと思っていた。 ある晩、和真は意を決して、インターホンが鳴ると同時...
砦のような遊具の子供達の秘密基地の中で。 そのあと凛愛は目隠しや猿ぐつわを外されると、目の前には男の子たち3人が立って凛愛を取り囲んでいた。 相手は年下の子供たちとはいえ、恐怖心を感じる凛愛。 凛愛は後ろ手や胸の回りを固く縛られていた。 「ねぇ、私をどうするつもりなの?」 男の子たちは冷ややか...
小学校に入ったばかりの私は、図書館で借りた本に夢中だった。 それは、色とりどりの人形が描かれた本で、特に赤ちゃん人形が印象的だった。 その頃、母が買ってくれたハーモニカも一緒に持ち込み、図書館の静寂の中で、時折小さな音を立てていた。 静まり返った図書館の中、私はハーモニカを吹きながら、人形の絵...
これは、 私が27歳の時に、 実際に体験してしまったお話です。 結婚式を目前に控え、 これからの新居を探したりと、 いろいろと、しなければいけない 慌ただしさの中で、 ある夜、私は、結婚相手の マンションで眠っていました。 もちろん、 結婚相手も一緒に、 ダブルベッドで眠っていました。 ...
「私、前から変な感じがするの。たまに見えちゃうことがあるの」 それを言ったのは、友人の椎名だった。私たちはいつものように、カフェで夕食を楽しんでいた。 「え、じゃあ、心霊スポットに行ったら何か見えるってこと?」 好奇心旺盛な直樹が食いついた。椎名は少し間をおいて頷く。 「うん、でも行っ...
彼女は友人と共に、寒い冬の夜に街の古びたアパートメントに迷い込んだ。その日は積もる雪が街を静かに覆い、彼女たちは冷えた身体を温めるために酒を求めていた。酔った勢いで見知らぬ男性と話し込み、気がつけば彼の部屋にいた。二日酔いで重い頭を抱えながら、彼女は昨夜のことを思い出そうとした。 最初は楽し...
これは私が長崎県佐世保市に住んでいた、 5歳くらいの夏の出来事です。 私が近所で遊んでいると、見知らぬ 同じ年くらいの女の子が一緒に遊ぼうと 言ってきました。 私はその子の後をついて行きました。 途中で人が来ないところで遊ぼうと その子が言い出し、大きなフェンスで囲まれいる場所に着き、そこに...
保育園の送り迎えって、いつの間にか“顔見知り”が増える。 朝の挨拶、ちょっとした世間話、子どもの靴が左右逆だったね、なんて笑い合う。そういう日常の延長に、彼女、美咲さんはいた。 妻のママ友だ。 最初は感じのいい人だった。身だしなみはいつも整っていて、声はやわらかい。 「奥さん、疲れてない?...
大学の春、私はある大きな講義室で授業を受けていた。教室には150名ほどが収容できるが、いつも一番前の席に座る女子生徒がいた。彼女は熱心に授業を受けているように見えたが、気になることが一つあった。彼女はいつも同じ制服を着ていたのだ。 不思議に思いながらも、私はその子と話すことはなかった。私の学...
ある日、私は廃校の裏で黒い霧を見つけた。 その日は寒い冬の昼で、まるで誰も寄り付かない場所だった。 私は友達と肝試しをしようと、興味本位でその廃校に足を運んだ。 友達の中には、特に親しいわけではないが、いつも一緒にいるBという女の子がいた。 廃校の周囲は静まり返り、どこか不気味な雰囲気が漂...
これは、私が上京して間もない頃に起こった話です。 実家から私が住むアパートに午前指定で、荷物が届く事になっており、朝から起きていました。 大体7:30ぐらいだと思います。 起きていたと言っても、カーテンは閉めて おりベット上で、うつ伏せの状態で待っていました。 すると突然、「ギャンギャン」大き...
私が新しく勤め始めた古い図書館は、近隣の山の地下に広がる洞窟の上に建っています。 この場所で働くのは、特別な感覚を持つ人には難しいらしく、よく人が辞めていきました。 私は何も感じたことがなかったのですが、特に地下にある書庫が不気味だと言われていました。ある日、初めて入った新入社員の先輩女性...