
短編
黒い人
匿名 2日前
chat_bubble 1
566 views
自分が当時6歳ぐらいだった頃のお話です
当時、私の家はリビングと寝室が二つというつくりで玄関から入って両側に寝室があるというものでした。
私はいつも右側の寝室にある二段ベッドの下側で父と寝ておりその日もそうでした。
私は父より先にベッドに入り、寝ようとしていると、すぐ右の玄関からリビングまで一直線に伸びた廊下に繋がるドアに人影が見えました。父かと思いました。ですが、いつも暖色の電気をつけて寝ていて明るいはずなのに
なぜか顔だけが見えません。明らかに黒い服を着た人がいるのに誰かわからず怯えていた時、黒い人は近づいてきました。すぐさま布団に潜ると、やつは布団越しからつかもうとしてきました。すかさず全力でやつを蹴りまくるとやつの手は離れていきました。あまりの恐怖に泣いていると父が寝室に入ってきて
「なんで泣いてるん?」
と聞いてきました。
黒い人がいたと言ったら無視され父と寝ました。次の日もこの話は一切話題にでず謎のままです。夢かとも思いましたがあの蹴った感覚は今でも忘れられません。
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(1件)
- とても興味深いお話で面白かったです。りりあ