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今朝、駅前のパン屋で会計してたら、後ろから「え、久しぶり」って声。振り向いたら、同じマンションの隣棟の美琴(みこと)。エレベーターでたまに見かける人。ちゃんと話したことないのに、こっちの生活だけ把握してる感じの人。 「この時間なんだ。いつも何個買うの?」 いや、その質問ナチュラルにキツい。雑...
2、3年ぐらい前の話です。 2、3年くらい前の俺は遠距離恋愛でお付き合いしてる人がいました。 月に1、2回彼女が会いに来てくれたり俺が会いに行ったりしてました。 そしてこの話は彼女が初めて俺の地元に来て会いに来てくれた時の体験です。 そのあった日はお互い次の日は仕事も休みで暇だったので彼女が家...
深海は、最初から静かだったわけではない。 静かになってしまったのだ。 田所は、海底調査会社の現場要員として十年以上働いている。調査船の中で目を覚ますと、いつも同じ音が聞こえる。低く唸るエンジン音と、通信機の無意味なノイズ。かつては胸が高鳴った。未知の沈没船、誰も見たことのない遺物。人類史の空...
十二月の終わり、編集部の暖房が壊れて、私はダウンを着たままヘッドホンで作業していた。二十八歳。ローカル局の番組を切ったり貼ったりするだけの仕事に慣れた頃から、音だけが妙に気になるようになった。笑い声の余韻、マイクに乗る唾の音、誰もいないスタジオの空調。画面より、そういうものの方が生々しい。 ...
転職して最初に覚えたのが、非常停止ボタンの場所だった。 俺が働き始めたのは港町のリサイクル工場で、潮と油と、雨で濡れた段ボールの甘い腐りかけた匂いが敷地にこもっていた。仕事は古紙とプラごみの選別で、最後は巨大な圧縮機に入れて四角い塊にして出荷する。 初日の研修で班長に言われたのが、圧縮機の...
その温泉旅館は、山あいの川沿いにひっそり建っていた。社員旅行の幹事を押し付けられた俺は、予算と立地だけでそこを選んだ。サイトの写真は綺麗だったし、口コミも悪くない。 ただ、到着してすぐに気づいた。廊下が、やけに静かすぎる。客が多いはずなのに、足音も笑い声も薄く、襖の向こうから聞こえるのは川の音...
スマホの「最近追加」に、知らない写真が一枚混じっていた。夜の路地。街灯がにじむ雨の膜。その真ん中に、女が立っている。 顔は半分、フードの影で見えない。見えるほうの頬は泥みたいに黒く、口元だけが妙に白い。手には折れた透明の傘。傘の先端から、細い赤い糸が垂れていた。糸の先は地面に落ちず、画面の...
コンビニのバイトが終わったのは日付が変わる少し前だった。 夏が終わりかけの夜で、昼間の熱がまだ地面に残っている。 田舎で街灯はほとんど無く、次の灯りまで暗闇を歩かされるので自然と歩調が早くなる。 住宅街を抜けるまで徒歩で15分ほど。 イヤホンは片耳だけ外して歩く。 何かあった時、すぐ気づける...
その夜、私は古い文化住宅の二階に戻る途中、ふとした違和感を覚えた。目の前の商店街に響く人々の声が、まるで微かに歪んでいるかのように感じられたのだ。普段通りの景色の中に、何かが潜んでいる。私は自分に言い聞かせた。これはただの疲れか、あるいは精神的な過負荷だろう。しかし、心のどこかでその声を無視で...
都内のIT企業に勤める佐藤和真は、中古のマンションを購入した。築30年だがリノベーション済みで、格安だった。 住み始めて一週間。夜中の2時になると、必ず玄関のインターホンが鳴る。モニターを見ても誰もいない。最初は悪質ないたずらだと思っていた。 ある晩、和真は意を決して、インターホンが鳴ると同時...
高校2年のときの話です。幽霊とかじゃなくて、いちばん怖かったのは“人”でした。 クラスに、妙に聞き上手な子がいました。アヤって呼ばれてて、目立たないのに、誰とでも自然に仲良くなる。休み時間に隣に来て、「最近どう?」って、ほんとそれだけ。 最初は雑談でした。部活の愚痴、親のこと、好きな人のこ...
私が子供の頃、小学校の裏庭には不気味な伝説があった。遊びの一環として行われる鬼ごっこには、特別なルールが存在していた。それは、鬼が捕まえた子供が「椅子に座る」まで逃げ切ることができなかった場合、その子供は鬼の仲間になるというものだった。 ある日、私たちはいつものようにその遊びを始めた。仲間の...
古道具や骨董品を扱う小さな雑貨店の奥で、一体の市松人形が目に留まった。白い肌に黒髪、淡く色褪せた着物をまとい、微笑んでいるようでいて、どこか人間の感情を帯びた生々しさがあった。店主は「少し特別な子です」とだけ告げ、詳細は語ろうとしなかった。その沈黙はかえって好奇心を刺激した。外は冷たい雨が降り...
人は、時に好奇心が後悔に変わることがわかっていて、どうして行ってはいけない場所に足を踏み入れるのでしょうか。 大学生の頃、サークルの飲み会の帰りでした。 腕時計を見たら、もう0時を回っています。 「このまま帰るのもな」 そんな空気になって、誰かが「少しドライブしよう」と言い出して、それがいつの...
自分が当時6歳ぐらいだった頃のお話です 当時、私の家はリビングと寝室が二つというつくりで玄関から入って両側に寝室があるというものでした。 私はいつも右側の寝室にある二段ベッドの下側で父と寝ておりその日もそうでした。 私は父より先にベッドに入り、寝ようとしていると、すぐ右の玄関からリビングまで一...
もうかれこれ15〜6年位前のお話ですが、秋空の日 その日テレビで台風接近中の情報が流れていました。 私は、天気よりなにより幼子相手と家事で忙しく全然天気など気にしてなかった。 私は、子育て真っ最中で主人が帰って来る時間に合わせて忙しく子育てしなが晩御飯の支度中です。 そうこうしてると主人が帰っ...
一昨日すごい気持ち悪い夢を見た 夢ってさ、ほらあまり自分でコントロールできないから怖いよね 知らない女子と自分で三人でどこかの部屋にいた 肩から指先までのただの【腕】がそこに落ちている 尺取り虫のようにうねうね動いてくっついてくる 振り払ったがものすごいスピードでまた来る 夢なのに...
はじめに、私は先日ひどく怖い夢をみました。 それで誰かに聞いてもらいたくここに書き込むことに決めたのですが、ある「XXXX」という話と大変似通った内容であることに気づきました。 それを読んで私自信かなり驚き、似たような話を書くことに若干ためらいもありましたが、 決してパクリや創作ではない...
最近あったヤバイ話 俺は仕事に疲れてて帰ったらすぐにソファに横になって寝てしまった 嫌な夢を見た 俺の住むアパートの前に全身に墨汁でも塗りたくったのか?と聞きたくなる程真っ黒な女が立っていて俺はそいつに睨まれるっていう気味悪い夢だ 次の日も仕事で疲れていて帰ったらすぐにソファで寝てしまっ...
普段付き合いのいい同僚が、何故か海へ行くのだけは頑として断る。 訳を聞いたのだが余り話したくない様子なので、飲ませて無理やり聞き出した。 ここからは彼の語り。ただし、酔って取り留めのない話だったので、俺が整理してる。 まだ学生だった頃、友人と旅に出た。たしか後期試験の後だったから、真冬...