
昨日、友人の女子大生と電話で話していると、彼女が急に怖い体験を語り始めた。
「この前、仕事が終わった後、ショッピングモールに行ったんだけど、駐車場で変な男に付きまとわれたの」と彼女は言った。
その男の特徴を聞くと、「真っ赤なコートを着てて、目は真っ黒。帽子を深く被ってて、すごく不気味だった」と語る。彼女の声には緊張が走っていた。
どのお店に入っても、その男は彼女の後を追い、どんなに早足で逃げても、すぐに追いついてくる。しばらく店の隅に隠れても、男は一定の距離からじっと見ている。その恐怖で、彼女の足は震えていた。
なんとかカフェに逃げ込むと、振り返った彼女はその男も入ってくるのを見た。彼女は店員に「すみません、この人がずっと付いてくるんです」と助けを求めた。
店員は彼女の言葉を理解し、「ちょっと注意してきますね」と言って、その男に近づく。すると男は「何言ってる?お前の友達か?」と片言の日本語で返す。
「友達じゃないです。この人が怖がらせているんです」と、店員は毅然とした態度で言った。
男はさらに怒鳴り散らし、周囲の人々が集まり始めた。大柄な男性が仲裁に入ると、男は暴言を吐きながらその場から逃げて行った。
しかし、彼女は依然として不安を抱えていた。「駐車場で待ち伏せされているかもしれない」と口にすると、その男性が一緒に駐車場まで行くことを提案してくれた。
地下に降りると、自分の車の近くでその男がこちらを見ているのに気づく。しかし、男性の存在を見て、男は近づいてこなかった。彼女は感謝の意を伝え、驚くほどの速さで帰宅した。
その話を聞いていると、体の底から寒気が走り、夜中トイレに行く勇気が出なかった。恐怖の影が、心の奥に深く残ったままだった。
彼女はその出来事を決して忘れられないだろう。真っ赤なコートの男の影が、今もどこかで彼女を見ているような気がしてならない。
この体験は、どんなに安全な場所にいても、恐怖はいつでも隣にいるのだと教えてくれた。
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