
僕たちが体験した出来事は、今でも不気味な記憶として残っている。
趣味は登山で、いつも数人で山を登っていたが、ある日ふと思い立って一人で登ることにした。そんな時、友人のAが新しい登山道を見つけたと興奮気味に話してきた。
「この道は絶対に最高だぞ!」と彼は言った。
他の仲間たちもその話に乗り、結局、AとB、そして僕の3人でその新しい道を試すことになった。この新しいルートは通常の登山道よりも険しく、人気が少ない場所だった。
夜の7時に出発し、山を登り始めた。最初は楽しい会話をしながら進んでいたが、次第に道が険しくなり、沈黙が広がった。そんな時、Aが突然「なんか声が聞こえないか?」と言い出した。
僕は何も聞こえなかったが、Bは「多分、風の音だろ」と返した。だが、Aはどうしても気になったらしく、少し先に行って様子を見に行くことにした。僕たちはそのまま待っていたが、時間が経ってもAは戻ってこなかった。
「探しに行こう」と言って、Bと一緒にAを探し始めた。しばらくすると、Aの声が聞こえた。「こっちだ!」と叫んでいた。急いでその方向に向かうと、Aが何かを見つけたようだった。
「見てくれ、これ」とAが指さした先には、古びた女性の写真が落ちていた。そこには、笑顔の女性が写っていたが、何かが違和感を感じさせた。Bは「これは…どこで見つけたんだ?」と尋ねたが、Aは「道の途中で見つけた」としか言わなかった。
その瞬間、Bのスマートフォンに通知が来た。「今、そっちにいるの?」というメッセージ。送り主は知らない名前だった。Bが不思議そうにそのメッセージを見せると、Aは「そんなの無視しろ」と言った。
しかし、すぐにAも自分のスマートフォンに同じようなメッセージが届いた。今度は「助けて」という言葉が含まれていた。3人は不安になり、早く帰ろうとしたが、道はどんどん複雑になり、出口が見えなかった。
その時、またAが声を上げた。「あの女性、どこ行ったんだ?」と。僕たちは振り返ると、後ろには誰もいなかった。山の静けさが不気味に響き、僕たちは恐怖を感じ始めた。
「もう帰ろう」とBが言ったが、Aは「ちょっと待て、何かいる…」と呟いた。すると、突然、山の奥から女性の声が聞こえた。「助けて…」と、か細い声が響いた。それを聞いた瞬間、僕たちは一斉に逃げ出した。
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