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これは私が数年前に経験した不気味な出来事です。時期としては冬の寒い夜、私は一人暮らしの高層マンションで過ごしていました。 うつ病を抱えつつも、最近は少し気分が良くなってきたものの、興味本位で「自殺方法ガイド」という不気味な本をネットオークションで購入しました。なんと、あまりの人気からか通常の...
昨年の冬、友人の家に向かう途中、田舎の細い山道を走っていたんです。時刻は午後9時頃、辺りは静寂に包まれていて、星空が広がっていました。私の愛車は小さなスクーターで、冷たい空気が頬を刺すようでした。 その時、道の脇に立っている一人の老人に気づきました。彼は薄暗いランプを手に持ち、何かを待ってい...
私は古びた洋館に一人暮らしをしている大学生です。周囲は静まり返り、夜になると時折風の音が聞こえてきます。 勉強に集中していると、ふと耳に入ってきたのは、何かが囁いているような低い声でした。気のせいかと思い無視していましたが、声は次第に大きくなり、まるで私を呼んでいるかのように感じました。 ...
数日前から、古びたアパートの階段に子供用の靴が一足だけ置かれていた。最初は、誰かが間違えて置いていったのだろうと思っていたが、靴はいつまで経ってもそのままだった。 徐々に、ただの靴ではないことに気付く。毎晩、靴は少しずつ上の段に移動しているのだ。下の階から始まり、今では俺の住んでいる階まで来...
彼は冬の夜、自宅のバスルームで風呂上がりに右手を気にしていた。手首の皮膚がかゆく、じっと見つめると、そこに小さな白い塊が顔を出しているのに気付いた。大きさはわずか0.5ミリほど。しかし、その出っ張りは皮膚の表面を突き破り、まるで何かが生まれようとしているかのように見えた。 彼は好奇心を抑えき...
大学生の頃、私たちは廃墟探検にハマっていた。ある秋の夕暮れ、友人と二人で古びた遊園地に向かうことにした。かつては賑わっていた場所だが、今では朽ち果て、哀愁を漂わせている。特に観覧車はその象徴で、青空に向かって高くそびえ立つ姿が不気味だった。 遊園地に着くと、私たちはまず観覧車に向かった。周囲...
私は美咲、大学入学を前に新しい一歩を踏み出そうと、一人旅に出ることにした。 冬の寒さを避けるため、温暖な南方へ向かうことを決めた。ヒッチハイクで旅をすることにしたが、親は心配し猛反対したものの、毎晩連絡することで許可を得た。 キャンプ道具を詰め込み、寒空の下、私は山道に立つ。歩道に立って「南...
それは、子供が小学校に入学したばかりの頃の出来事でした。 当時、私たちが住んでいたのは、警備の厳重な高層マンションでした。 住民同士の交流はあまりなく、顔を合わせれば挨拶を交わす程度。しかし、同じフロアに住む男性が気になっていました。 彼は、40代で一人暮らしのようでしたが、常に白...
夜明け前、震える指で退職代行に電話した。喉が詰まって社名すら言えない俺に、受話器の向こうの女は名乗りもせず、やけに明るい声で言った。 「大丈夫。あなた、優しすぎるだけ。辞めるって言えない人、私が一番得意なんです」 会社名と部署を伝えると、女はすぐ復唱した。言い方が妙に親しい。 「うん、そこね...
古びたアパートの一室。そこに住んでいた男が突然亡くなった。警察が調べを進める中、部屋の片隅から一冊の古い日記が見つかった。その日記には、男が知っているという未解決事件の真相が記されていた。 彼はある人物の名前を知っていると書いていた。その人物は、数年前に発生した連続殺人事件の犯人だ。だが彼の...
秋の夜、友人たちと共に山奥の古い宿に泊まることになった。宿は、友人の親戚が経営しているもので、雰囲気はどこか不気味だった。 到着後、私たちは夕食を囲みながら楽しく過ごしたが、次第に宿の暗い廊下や古びた家具が気になり始めた。ふと、トイレに行くために廊下を歩いていると、どこからかささやくような声...
私にはずっと大切にしていたぬいぐるみがありました。ふわふわの毛並みを持つウサギで、名前は「ボンボン」と名付けていました。 妹が生まれるまでは、このぬいぐるみが私の唯一の友達でした。その後、妹と遊ぶ日々が増えるにつれ、ボンボンは押し入れの奥にしまわれていきました。 時は流れ、私は大学生になり...
中学生の頃の男の先生で、大変子煩悩な方がいました。 とにかく自分の子ども(娘)を溺愛している先生で、休み明けの授業の時は毎回「昨日は※※に連れて行って楽しかったよ」と話すのが日課となっていました。 別に悪いことではないのですが、しつこい位に小学生の娘さんの話を毎回するので、クラスメー...
これはつい4ヶ月程前に体験した話です。 ※霊などの類の話ではないので、ご了承ください。 その日の夜、なかなか寝付けず次の日が休みだったこともあり少し散歩に行くことに。これが大きな間違いでした... 30分〜40分程歩いて、そろそろ帰ろうと思い家の方向に向かいました。 私の家はオートロック...
大学生活を始めたばかりの冬のある晩、私はお金が厳しくなり、アルバイトを探していた。授業が終わった後、ネットでシフトが柔軟な仕事を探していると、ある古い廃工場の清掃スタッフの求人を見つけた。 その工場は地域の外れにあり、廃業してから何年も経っているらしい。私の直感は、その仕事に少し不安を抱かせ...
ある寒い冬の夜、僕の携帯電話が震えた。友人のBからのメッセージだった。 内容は「ちょっと来て」だった。意味不明に思えたが、Bからもう一通のメッセージが届く。 そのメッセージには「逃げて」と書かれていた。解読する暇もなく、僕は不安を抱えながら次の日を迎えた。 しかし、その日、Bが不審な事故...
三年前の冬のことです。 その頃は仕事が忙しく、毎日のように終電で帰っていました。 駅に着くのはだいたい夜一時過ぎです。 家までは徒歩十五分ほどで、住宅街をまっすぐ進むだけの道です。 大通りを外れると街灯も少なく、夜は物音ひとつしないほど静かになります。 途中に小さな公園があります。昼間は子...
スマホの「最近削除」に、見覚えのない写真が一枚だけ残っていた。 夜の歩道橋。雨上がりのアスファルトが街灯を反射して、やけに明るい。画面の端に、女の人が写っている。白いコート。髪は長くて、顔は半分だけ影。いかにもそれっぽい心霊写真、って言えばそうなんだけど、妙に解像度が高い。最近の写真みたいに...
スマホの「最近追加」に、知らない写真が一枚混じっていた。夜の路地。街灯がにじむ雨の膜。その真ん中に、女が立っている。 顔は半分、フードの影で見えない。見えるほうの頬は泥みたいに黒く、口元だけが妙に白い。手には折れた透明の傘。傘の先端から、細い赤い糸が垂れていた。糸の先は地面に落ちず、画面の...
すると、通知が一つ届いた。 「未読メッセージ:1」 送り主は……私自身の名前。 「バグかな?」と思いながら開くと、こう書かれていた。 まだ振り向かないで 一気に背中が冷たくなる。 部屋には私一人のはずだった。 すぐに次のメッセージ。 今、後ろに立ってる 心臓の音がうるさくて、耳...