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私は35歳の小学校教師。仕事を終え、夫と愛猫と共に暮らす静かな郊外の家に戻る途中、大きな公園を散歩することにした。冬の夜、冷たい風が頬を撫で、星が瞬く空はどこか幻想的だった。 公園に入ると、時折響く子供たちの声が心地よく感じられた。誰もが知らない笑顔で遊ぶ姿は、私に温かい思い出を呼び起こした...
俺は鈴木直樹、重病患者だ。病院のベッドで目を覚ますと、周囲は静まり返り、恐ろしい孤独に包まれていた。治療の甲斐もなく、余命宣告を受けたばかりだ。 『鈴木さん、面会に来ました』 看護師が言った。俺は思わず身を硬くした。まさか、もう終わりなのか? 『お会いできて光栄です。私は命の商人です。...
子供の頃、友達と遊ぶ場所はいつも同じだった。 それは山道へ続く道で、急勾配の上り坂。 先が見えない道路をみんなで息を切らせて上っていき、誰が決めたわけでもない地点で止まる。 そして全速力で下るのだ。 途中で転んだり、勢い余って茂みに突っ込んだり、生傷の絶えない毎日だったが、それが楽しく...
今から、20年前位の話し。 当時付き合ってた彼氏と、伊香保の温泉に行った帰りの途中に、道の駅でもないんだけど、昔の駄菓子屋が集まってる大きなお店に入ってみた。 余り記憶に残ってないんだけど、中は広く観光客もいた。 昔の懐かしい、お菓子や、置物。 途中、トイレに行きたくなった私は、彼にトイレ...
私は一軒の廃病院に勤める建設業者です。近年、医療施設の改装や撤去依頼が増加し、特にこの病院は長年の使用を経て、解体を決定する運びとなりました。 数週間前、ある患者の家族から連絡があり、亡くなった親族のために病院を解体し、土地を利用したいという要望がありました。話を聞くと、その患者は長年入院し...
21才のときレンタルビデオでバイトしていた。 ある土曜日の昼勤、同じ系列の他店で人手が足りないからこの日だけきてほしいと言われてその店に来た。 メンバーは知らない人ばかりだったが、仕事のやり方とかはほとんど変わらず順調に進めることができた。 その中に、20才前後くらいの可愛らしい女性がいた。 ...
俺には、小学校から一緒の男友達がいた。 小学校から高校まで12年間同じ学校だった。 そんな友達には可愛い妹がいた。 妹は友達より2つ年下で、俺たちが小学3年生のときに入学してきた。 初めて見たとき「つぶらな瞳に長いポニーテール」の可愛い子だなぁって感じていた。 友達の家に遊びに行くと妹も家にい...
俺は24才の会社員で、俺の彼女も同じ会社の社員だった。 俺が海を見ながら、ひと夏を過ごした経験。 太平洋に面した県の、観光地から少し離れた海沿いの場所に廃墟のレストランがある。 1階が駐車場、2階がレストラン、3階が海を展望できる大きな窓の休憩所になっていた。 俺の両親の会社はそこの施設を経営...
私は晴雄(仮名)、62才で妻と子供がいる。 私には和子(仮名)という妹がいた。 和子も夫や子供がいた。 それぞれ円満な家庭を持つ何の変哲もない兄妹だった。 和子は今年で60才になった。 和子の短い髪はすっかり白髪になり、初老のおばあさんという外見になっていた。 若い頃の和子は割と可愛い女の子で...
これは、友達のあるお守りについてのお話です。 その友達は小さい頃に父親を亡くし、女手一つで育てられました。しかし、母親も働きすぎで病気になってしまいました。 お金も少なく、母親を病院に連れて行く事が出来ませんでした。病気も悪化して行き母親はだんだんと元気が無くなっていきました。 友達は1...
雪のピラミッドの上で見つめ合う俺と茉莉絵。 小学5年生の茉莉絵は俺より背が高く、体つきも大人に近付いていた。 外はかなり寒くなっていたが、俺たちはずっと暖かかった。 ・・・ ガタンゴトン・・ その日、俺は吹雪を行く電車に乗っていた。 まだ昼前だというのに外は薄暗い。 終着駅に近づくにつれて不安...
これは私が3歳位の頃の不思議な話。 私は小さい頃の事はよく覚えていない。でも、これだけは...今も忘れられず記憶の中にあった。 夏が少し過ぎた秋口。私の母が産気づいた。弟か妹が産まれるのだ。 時間は午前1時。バタバタとする音で目覚めた。 父が母を連れて病院へ行こうとしていた。 父は私に 「網...
高校のとき、私には「親友」がいました。 美波(みなみ)。明るくて、誰にでも平等で、私が教室で浮きそうになると必ず隣に来てくれる子。 当時の私は、家の事情で朝が弱くて、よく遅刻していました。担任に呼ばれて廊下で説教されると、決まって美波が「大丈夫だよ」と笑って、私の代わりにプリントを揃えておい...
あたしは2年半前に彼氏を亡くしました。 高校生やったとき。 彼氏はゆうくん。 結構ヤンチャしてた子でバイク乗り回したりたばこ吸うたりしてて、ほんまあほな子でした。 あたしも人のことゆえへんのやけど。 あたしもしょーもないクソガキやったから。 なんで死んだかってゆうのは、事故死。 ドラマみ...
そして鉄の扉が開いた。 その直後、工場の中からミニ四駆を持って現れたのは小学生くらいの女の子だった。 女の子はミニ四駆の止め方を知らないのかタイヤがぐるぐる回ったままだった。 俺はミニ四駆を女の子から受け取るとミニ四駆の電源を止めて 「ありがとうね。」 女の子をよく見ると、ツインテールの長い髪...
このようなことがあるのかどうか、時折疑問に感じていたので思い切ってここに投稿してみたいと思います。 結論から先に申し上げます。タオルの中から髪の毛が出てくることはあるのでしょうか。 その時もいつものように洗濯機の上に吊るされたハンガーから乾いた下着や靴下、タオルを、碌に畳みもせずにそのままタ...
僕が高校2年時の時の話。 修学旅行が終わって後日、修学旅行の写真を友達と見ていたら、観光地で数人と撮った写真に女の子一人だけ両足が写っていなかった。 すぐにクラスで話題になり、誰かが「事故とか何か不幸に遭う予兆かもしれないから、気を付けたほうが良い。」と教えていた。 女の子は頷い...
友人のEさんが自分の体験を語り始めた。 彼女たちは大学のサークルで、秋の連休を利用して山の中のキャンプ場に行くことにした。夜は焚き火を囲みながら、楽しいひとときを過ごしていた。 「もう寝る時間だね」 焚き火の火が小さくなるころ、4人はテントに入ることにした。テントは4人が横になれるほどの広...
小学5年生のとき、夏休みに日帰りでキャンプに出かけた。 バスに乗って都会から離れた山の中に来た。 川沿いの景色を楽しみながら、カレーを作ったりして楽しんでいた。 キャンプのメンバーには知抄(ちさ/仮名)という同級生の女の子がいた。 食事が終わると友達と一緒に川で遊んだりしていた。 俺たちはスク...
俺が社会人になって間もない頃、体を鍛えるために仕事帰りに市民プールに行っていた。 市民プールでは夜8時半まで営業していて、仕事が終わって7時半にプールに着いたとしても1時間くらい泳げる。 中学生や高校生のときは水泳が好きでよく市民プールに行っていた。 そのときと同じように市民プールで泳げるのが...