本当にあった怖い話

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中編
初恋
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初恋

2022年2月4日
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「本当にあった怖い話」を読んでいるうちに、自分でも体験談を投稿したくなりました。今回のお話は心霊的な怖さというより、個人的な経験として印象に残っている出来事です。

私は高校卒業まで、神奈川県の某所に住んでいました。

神奈川は横浜のような都会から、山と川に囲まれた田舎まである県ですが、私が住んでいたのはその中間に位置するような場所でした。

具体的には、最寄り駅周辺は多少開発されていますが、それ以外は住宅街と学校や病院、小さいお店があるくらいという感じの中途半端なところです。

そのような、一見、何処にでもあるような平凡な地域でも、実際に住んでみるといくつか特徴があるのに気づきます。

その一つが「坂が多い」ということでした。

数多い坂の中で最も印象的なのは、某幼稚園のそばにあったものです。

なぜ、印象的だったのかといえば、坂が小高い丘をくり抜くようにつくられており、その左右には木々がうっそうと茂り、昼間でも人通りが少なくて陰気な雰囲気を醸し出していたからです。

そして、距離自体は短いですが、急勾配の険しい坂だったのを覚えています。

前置きが長くなりました。ここから、本題になります。

これは、私が幼少期のときのお話です。

ある日、幼稚園で毎年行われている「お泊り会」に参加しました。

幼いときで記憶が曖昧なので、詳しい経緯は覚えていませんが、寝泊まりは幼稚園ではなく、その近くの宿泊施設で行うようになっていました。

昼間は幼稚園で遊び、日が落ちて寝る時間になると宿泊施設に移動します。そのときは前述の幼稚園のそばにある、陰気な坂道を通らなければいけません。

みんなと一緒とはいえ、夜間にあの坂を歩くのは怖かったのを覚えています。

実際、夜の坂道は街灯など一切無く真っ暗であり、私たちのクラスはE先生が大きめの懐中電灯を付けながら先導していきました。

E先生はまだ若い女性でしたが、園児に対する優しさと美しい容姿を兼ね備えた人でした。

恐る恐る、坂道を半分くらい登ったところでしょうか。

前を歩いていたE先生が何の前触れもなくこちらを振り向き、

持っていたライトを顔の下に当てると目を大きく見開きながら、

何ともいえない表情で怪しく微笑んだのです。

私はそのときの顔がはっきりと、脳裏に焼き付きました。

周りの音が消え、スローモーションになり、一瞬の出来事がとても長く感じられました。

なぜ、E先生はあのタイミングで、みんなを驚かせるようなことをしたのか分からなかった。

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後日談:

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はじめまして、よろしくお願いします。

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