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前回、古川という不思議な編入生と出会った桜子と博正だが。 (前回は「編入生の少年」へ) ・・・ 次の日、桜子が登校すると6組の教室がざわついていた。 6組の教室を覗くと、6組の男子が 「事故で救急車で運ばれた」 「あれは事故じゃない。殺人未遂だ!」 のような話をしていた。 そのときなぜか古川と...
(「旅の始まり 楽器店と理想の家族」の続き) ・・・ そして桜子はエスカレーターを下りていき、 「お待たせ!博正。」 桜子は楽器店の前で同級生の博正と待ち合わせた。 博正と付き合っていることは秘密にしている桜子だったが、利夫は桜子に彼氏がいることに気づいていた。 利夫は自転車でどこかに出かける...
桜子は娘の莉音を抱いて、しばらく吹奏楽の演奏を眺めていた。 ・・・ 桜子は静岡市内の高校を卒業後に東京の大学に進学した。 桜子は大学で音楽や演劇などの舞台芸術を学び、東京でも多くの舞台で演奏して活躍していた。 将来音楽に関わる職を目指していた桜子だったが、その中でも次世代の子供達に音楽の素晴ら...
「俺は博正。桜子との夏休みで」の続き ・・・ そして、しばらく泳いだあと俺たちはまた川の中で抱き合った。 「博正・・」 強く抱き合って、そしてキスする俺たち。 水の冷たさとは裏腹に、俺たちの触れ合う肌はとても暖かい。 俺と桜子は抱き合いながら、お互いの口の中で舌を絡ましあっていた。 そして俺た...
(「運転する母のこわい話を助手席で聞く女子高生」の続き) ・・ その日1組教室での休み時間に博正が席についていると、田村や横田などのやんちゃ系男子が話しているのが聞こえた。 「5組の山倉って子知ってるだろ?」 田村が聞くと横田は 「勿論だよ。1年のとき同じクラスだったからさ。」 「あいつ、可愛...
(「桜子からデートの誘い」の続き) ・・ 土曜日が来た。 その日、桜子は朝食をすませると2階の自室で慣れないメイクを始めた。 桜子は男の子と初めてのデートのため、どのようにすればよいかかなり迷った。 一通りメイクが終わると、最近買ったお気に入りのワンピースを着て、髪をセットした。 腰あたりまで...
(「私、そんなにいい人かな?知らないだけだと思うよ。」の続き) ・・ 次の日、桜子が登校すると 「桜子ぉ!おはよ!」 何やら嬉しそうな女子2人が桜子に声をかける。 1人は1年のとき同じクラスだった藍華で、もう1人も桜子と面識がある莉乃だった。 「おはよう!どうしたの?」 「桜子にも是非聞いてほ...
(「夜の暗い校舎を行く2人」の続き) ・・・ 薄暗い廊下をしばらく歩いて2人は音楽室に着いた。 桜子が持っていた鍵で音楽室の扉を開けた。桜子が探していたフルートの楽譜はグランドピアノの近くの机の上にあった。 「あった!よかったぁ。」 博正は音楽室の楽器や肖像画が並ぶ部屋の様子を見ながら、 「へ...
(「桜子の悪夢。真っ赤な空の夕日の小高い丘と謎の人物」の続き) ・・ 夕日の小高い丘の上で謎の痛みに襲われ倒れている桜子。 目の前にいる謎の人物に 「お前のその体の痛みは何か分かるか?」 そう言われた直後、桜子は体の痛みとは別の悪夢が蘇っていた。 ・・・ ほんの数日前の放課後。 夕日の差し込む...
(「もうひとつの悪夢」の続き) ・・・ 桜子は博正に別れ話を持ちかけ、博正もあっさり応じてしまい・・ 「どうして・・」 「やっぱり無理なんだよ。俺は君とはもうやっていけない。でも桜子は可愛いし、優しいところもあるし、すごく魅力ある女の子だなって思う。だから、俺よりも素敵な相手を見つけ...
海岸を歩く若い男女カップル。 高2からずっと付き合っていて大学生になった桜子と博正。 夏休み、桜子は博正の車に乗せてもらい海に来た。 2泊3日でたっぷり海を楽しむ。 博正とともに海岸を歩く20才になったばかりの女子大生の桜子。 ロングヘアに白い綺麗なワンピースを着て、可愛らしい感じだった。 桜...
(「初めてのデート」の続き) ・・ 二人は新静岡BTからバスに乗って映画館のあるショッピングモールに来た。 ショッピングモールの最上階にシアターがある。シアターのあるフロアは、他のフロアとは違い近未来的な造りでまるでどこかのテーマパークのようだった。 「細野くん。生徒手帳を持ってきたよね?」...
(「寝台特急カウントダウンエクスプレス」の続き) ・・・ 列車は瀬戸大橋を通って四国に入った。 見慣れない景色や建物が並ぶ車窓にワクワクする2人。 そして列車は高松に到着した。 高松駅は頭端式の地上駅でどこか外国に来たような雰囲気がある。 列車の発車メロディに瀬戸の花嫁が使われていて、四国に来...
俺は博正。 高2の夏休み。俺は同級生の桜子と毎日充実した日々を過ごしていた。 桜子は身長163cm、腰まである長い真っ直ぐな黒髪、綺麗な目に丸い顔の可愛い女の子だった。 夏休みもだいぶ過ごした8月の平日の午後。 俺たちは制服姿で自転車に乗り、校門の前で待ち合わせた。 「お待たせ!博正。今日はど...
(「海を眺める高校生カップル」の続き) ・・・ そこは静岡市の山に進んだところにあるにある割と有名な温泉地だった。 近くとは言え、自転車だと30分以上はかかるので2人は自転車を走らせて温泉地に向かった。 途中割と急な坂の続く山道を走ったり、道路を車が追い越していったりしていた。 「結構きついね...
(「ごめんな。もう間に合わないよな・・」の続き) ・・・ そして、ホームに着くとほぼ同時にカウントダウンエクスプレスの寝台列車が駅に入ってきた。それは比較的新しい豪華寝台特急だった。 間一髪で列車に乗ることができた博正と桜子は顔を見合わせて笑っていた。 部屋はツインの部屋でベッドが2人ある。 ...
(「音楽室から談笑する2人、帰ろうとすると後ろから声が」の続き) ・・ 桜子と博正は、自転車置き場に面したガラス戸を開こうとすると、 「まだいたのか!」 2人は驚いて振り返ると、そこには博正のいる1組の担任であり世界史の教師である宝沢先生がいた。 「宝沢先生!」 「お前たち、こんな遅くまで何や...
(「仲良し女子高生3人が行く、映画とイタリアンランチ」の続き) ・・ 2年生英語の論理・表現Ⅱの授業では、1・3・5組からランダムに選ばれた1クラスあたり30人の4クラスで組まれていた。授業での席は決まっているが、同じクラスの生徒が散らばるようになっていた。これは普段接する機会が少ない生徒同...
(「デートでスープパスタって食べにくいよねw」の続き) ・・ 食事のあと、テーブルで話す桜子と博正。 「このあと、どうするの?」 「ショッピングモール、回ってみない?」 博正が言うと桜子は、 「それもいいけど、カラオケ行かない?」 「カラオケ?俺、あまり上手くないよ?」 「大丈夫。カラオケは...
「川で楽しんだ俺たちはひと休みしていたが、目覚めると」の続き ・・ 俺は神社に近づき、賽銭箱の周辺や拝殿を見てみたが特に変わったことはなかった。 そのあと拝殿の横を通って、奥にある本殿に近づいた。 やはり、物音もしなかった。 だが俺は、靴を脱いで階段を登り、本殿の格子状の扉を見てみた。 何かが...