
(「映画館の中での高校生男女」の続き)
・・ 2人はショッピングセンターを歩いていた。
休日の昼間なのでカップルが多い。
桜子は可愛らしい服や長い黒髪の魅力的な女の子だ。
(やっぱり可愛いよなぁ。山倉さん。)
それに対し博正はどこかあか抜けない男子で、
博正は桜子と一緒に歩いているのが申し訳ないような気がした。
そして、桜子はイタリアンレストランの前で止まった。
「ここなんだけど、イタリア料理とかって好きかな?」
「うん、好きだよ。」
「よし、じゃぁ決まりだね!」
2人は中に入ると、レジのところに大学生くらいの若い女性の店員がたっていた。
桜子は
「2名ですけど・・」
「こちらへどうぞ!」
若い女性は2人をテーブル席に迎えた。
異性と2人で食事に行くのは、桜子にとっても博正にとっても初めてのため2人とも緊張していた。
桜子は気まずそうに黙ったまま博正の様子を見ていた。
(細野くんって、割とかわいい顔してるよなぁ・・。)
桜子は博正のことをイケメンというよりは可愛い男の子だと感じていて、優しそうな雰囲気や誠実さに惹かれていた。
(どうしよう、やっぱり、告白しようかな・・・。でも、どのタイミングで?)
桜子はしばらく考えていた。
しばらくすると、パスタのセットが運ばれてきた。
テーブルに置かれたのはスープパスタだった。
桜子はそれをみてもっと食べやすそうなものを選んだほうがよかったかなと後悔した。
なるべく音を立てずにゆっくり食べるようにしたが、博正に見られていると思うと緊張した。
博正の場合は、食べ方が特別きれいというわけではなかったが悪くはなかった。桜子は小さいころから食べ方のことなどで両親に注意されることが少なくなかった上に、パスタの汁は思っていたよりはねやすく、冷や汗をかきながら食べていた。
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