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甲府方面にある旅館に泊まった時の話。 俺と彼女が付き合い始めて1年ちょっと経った時に、記念にと思い電車で旅行をした時の事。 特に目的地も決めておらず、ぶらり旅気分で泊まる所も適当に確保する、という感じの旅行だった。 初日は山梨方面に向かい、なんとなく清里で降りてホテルに泊まった。 ...
『みどりちゃん』 誰かが私を呼んでいる。 食事中ふとしたとき。 布団の中で眠りかけているとき。 お風呂で髪を洗っているとき。 『みどりちゃん』 亡くなった祖母の声かな。 優しい声で私の名前を呼ぶ。 きっと祖母が私を見守ってくれているんだ。 ...
父方の祖父が87歳で亡くなった。 生前、色んな人から好かれていたらしい祖父にはたくさんの知人がおり、葬儀にもたくさんの人が訪れた。 中には棺を前に座り込み泣きじゃくる人もいた。 俺は事情があって長いこと祖父の家には行っていなかった為、正直に言ってしまえばそこまで悲しくはなかった。 だが、いつ...
可愛がっていた黒猫がいました。 日本猫のように 丸い顔 丸い尻尾では無く 細身の顔と長い尻尾。 赤い紐に鈴を付け 首輪にしていました。 黒猫が動く度に チリリーン チリリーン と高く鈴の音がしていました。 いつも 私の側に居て何処にでも 付いて回る そんな 黒猫でした。 その黒猫は ...
今から10数年前突然喉にポリープが出てき食事を食べることも出来ませんでした。仕事が終わると毎日のように病院へ行き点滴を受ける事になり1週間が過ぎようとした頃千葉の親戚から叔父が亡くなったの知らせ葬儀に行き亡くなる時の話しを聞き翌日帰路にその日の内に病院に点滴を受け家へ帰り翌日仕事を終え病院へ先...
オレがまだ地元の沖縄にいる時の10数年前の話になるが、当時付き合ってた彼女の家に食事に招待されたりで、良く遊びに行っていた。 彼女には5つ離れたお兄さんがいた。お兄さんはいわゆる引きこもり的な人でオレが遊びに行っても挨拶程度しかした事がない。 そんなお兄さんが脳梗塞で倒れてから、生死を彷徨...
8月の暑いお昼頃、風を入れる為に 玄関のドアを開けて母と2人で テレビを見ながら食事をしていました。 すると、スニーカーを引きずりながら ズルズルと誰かが歩く音が聞こえたので 「誰か帰ってきたんだねー」って母と 話していました。 でも、その足音は家の玄関の前で 止まって聞こえなくなり、変だ...
今流行りのSNSで知り合い、同情から3回ほど逢い、食事を提供したり、そのような行為を拒めなかった話です(オートロックで住所も勤務先も言わなかった方です)。 閉じ込められたら怖いのでいいなりでした。 その方と年明けに縁を切りました。 連絡先強制交換された後直ぐに「金かしてくれ」とい...
私の故郷に伝わっていた『禁后』というものにまつわる話です。 どう読むのかは最後までわかりませんでしたが、私たちの間では『パンドラ』と呼ばれていました。 私が生まれ育った町は、静かでのどかな田舎町でした。 目立った遊び場などもない寂れた町だったのですが、一つだけとても目を引くものがありました。...
まずはじめに言っておくが、こいつは驚くほど長い。 そしてあろうことか、たいした話ではない。 死ぬほど暇なやつだけ読んでくれ。 忠告はしたので、はじめる。 これは俺が大学3年の時の話。 夏休みも間近にせまり、大学の仲間5人で海に旅行に行こうって計画を立て...
私が特別変なものを見た、とか聞いたってことでもないんだが、なんか未だに後味のよくない体験だったもんで、話させてもらいます。 あんま怖くないし、長くなるんで読み飛ばしていただいても構わないです。 私がただ話したいだけなので…。 一年くらい前のハナシなんだけど、当時私には付き合っている人が居た。...
今から三年ほど前のことだ。 当時、私は熊本県の某中学校の教師をしていた。宮崎県にほど近い片田舎で、全校生徒の数が百人にも満たない小さな学校だった。東京で生まれ育った私にとって九州に引っ越すことは不安に満ちたものだったが、村の人々は余所者の私にとてもよくしてくれた。炊事の不慣れな私に食事を差し入...
高校生の頃、インフルエンザで高熱を出した。意識が朦朧として、救急車で病院へ。 肺炎と分かり三日ほど寝込んだが、なかなか体力が回復せず、そんまま半月ほど入院した。 定時に看護師が点滴を交換したり、配膳したりで訪れたが、時々30代半ばくらいの 看護師がたいした用事もないのにふらりとやってきて、...
私は“馬鹿”だ。 人を愛する事が、こんなに苦しいだなんて…。 人を本気で愛して、まさかこんなに苦しい想いをするだなんて…。 冷静で、時に厳しく、そして優しい笑顔と温かい眼差しで未熟な私を支え続けてくれるアナタ。私だけでなく、全ての人に分け隔てなく寛容な態度で接するアナタ。私はこの会社に入...
昭和45年 夏 ー この間、俺の知り合い(1人)と高校時代の同級生2人で飲みに行った。 同級生の1人は酒癖が悪いため暴飲は控えるよう勧めた。 店の女の子たちほとんどを俺たちだけで独り占めしていた。 程よい気分になったところで時間はすでに深夜1時を回っていた。(閉店時間) 店内の客は帰ってい...
Aさんが協力工場で作業をしていた時のことです。 その工場の2階部が食堂兼、軽作業場とトイレとフロ場になっていて、Aさんはそこをよく使わせてもらっていたそうなのですが、しばらくの間、そこにある長机に座って食事をする時も、作業をする時も決してトイレ側に背を向けて座らなかったそうです。 ...
皆さんは赤口(しゃっこう)さまって遊び知ってますか? こっくりさんみたいなものなんですがこっくりさんは占いとかの為じゃないですか? 赤口さまは違うんです。 赤口さまは呪いの為。 つまり根本的に目的が違うんですね。 ここで 「そんなの聞いた事ねえよプゲラ」 って人がほとんどだと...
子供の頃の怖い体験がふと思い出されたのでカキコ。 長くなると思うんで、思い出したのをまとめながボチボチ書きます。 9月にうちのばあちゃんの姉(おおばあ、って呼んでた)が亡くなって、一家揃って泊まりで通夜と葬式に行ってきた。 実質、今生きてる親族の中では、おおばあが最年長ってのと、 うちの一族...
「急に痩せ始めて、正直あの時は羨ましいと思ったわね」 ミキさんは証券会社に勤めるOL。 これは彼女が中学生の頃に体験した話である。 ミキさんの父親は銀行員。 多分に漏れず転勤族だった。 「3年に1回くらいのペースで転勤するのね。 引っ越しには慣れてたけど...クラスに溶けこむのは大...
2年程前の話ですが、つい最近完結(?)した話があるので書いていこうと思います。 長くなりそうで申し訳ないのですが、霊感0の自分が唯一味わった霊体験です。 広島県F市某町、地元の人間なら誰もが知る有名なスポットがある。 『お札の家』と呼ばれたその場所には、名前通り無数のお札が貼られた家があ...