
大学生のときの彼女の話。
20才の細くて可愛い女子大生の瀬菜は、見かけに反してよく食べる女の子だった。
瀬菜と初めてデートに行ったときランチにパンケーキ屋に入って、瀬菜に
「これだけじゃ足りなくない?おやつの時間でもいいから他のお店にも入ろうよ。」
と言われたときはびっくりした。
彼女と学内で会うと、十中八九何かを口にしていた。
ワッフル、ミルフィーユ、スフレ、ババロア・・
学食のスイーツコンプリートでも目指しているのかと聞きたくなるくらい、会うたびに色々なものを食べていた。
昼食はもっとすごく、カツ丼・ラーメン・カレーなどを大盛りで頼み、唐揚げ・フライドポテトなどのサイドメニューをつけて、おまけにデザートまでつくというもの。
俺が、もし彼女のランチと同じメニューを注文したとしたら全部食べ切る自信はなかったww
瀬菜はそれ程食べるにも関わらず、体はすごく細く、ウエストが細いため胸の膨らみが目立っていた。
・・・
クリスマス・イブ。
俺たちは手を繋ぎながら、イルミネーションが綺麗な繁華街を歩いていた。
瀬菜はキラキラ光る綺麗な髪飾りでセミロングの髪を纏めていて、華やかなイアリングが彼女の魅力をさらに引き出していた。
こんな素敵な女の子が、実は大食いだなんて誰も想像しないだろう。
街でのデートを楽しみながら少し暗くなって来ると、俺たちは予約していたフライドチキンの店で10ピースのバーレルセットを受け取った。
電車と徒歩で俺のマンションに向かった。
一人暮らしのマンションの俺
部屋にはクリスマスツリーにイルミネーションが点滅していた。
そして、テーブルの上でバーレルを広げた。
チキン10ピース、ポテトLが4つ、コールスロー4人前、ビスケット4つなど、家族4人で食べても多いくらいの量だった。
「いい?手加減はしないぞ?」
「うん、分かってる。」
そして
「いただきます」
案の定、瀬菜はでっかいピースのチキンを手に取り豪快にかぶりつく。
俺も負けじとバーレルのチキンに手を伸ばした。
瀬菜はチキンを食べながら、ポテトやコールスローなども次々に口に運ぶ。
可愛らしい外見の瀬菜からは想像もつかない光景だった。
俺も意地になって食べ続けていたが、チキン3ピース目に入ると少しきつくなってきた。
他にポテトやビスケットも食べていることもあるが、3ピース目のチキンを食べ終わる頃には腹いっぱいになっていた。
それに比べて瀬菜は、少しも勢いを落とさずに食べ続ける。
「もう食べないの?」
後日談:
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