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女友達②(性別が違うだけの友達)

その後も昼休みや放課後に友達と1対1で話すことが増えてきた。
それが原因ではないが俺も自身の彼女と別れてしまった。
別れる直前は空気のような関係になっていて、彼女の別れ話にあっさり承諾した。
大学4年になると、就活のことなどで友達と話すことが多くなってきた。
それでも、相手は友達だった。
単に性別が違うだけの友達。
大学の講義が減った分、講堂で「就活」についてのお互いの不安や不満について話したり、相談に乗ったりしていた。
ときには厳しいことも指摘しあったりすることもあった。
友達とキャリアプランについて考えたことは「就職支援センター」に匹敵するくらい就活に役立った。
そしてお互いに就職先が決まり、あとは卒業論文を残すのみとなった。
卒業論文に関しても、友達と講堂で意見を出し合ったりした。
友達に論文を見てもらったり、受けたアドバイスなどで論文の内容がかなり良くなったと思う。
勿論、友達の論文も同じだ。
そして12月、卒業論文の1次提出があり教授のチェックが入る前の下書きを提出する。
余程のことがない限りはここでほぼ完成であり、とりあえず安心だ。
その後、俺たちは講堂で待ち合わせた。友達も満足そうな感じだった。
俺たちは、就活や卒論で「大変だったよねー」「あのときさー」のように、今となっては笑い話で済むような話をしていた。
そして気がつくと外はすっかり暗くなっていた。
そして友達から「お祝いに食事にでも行かない?」と言われ、俺は二つ返事に承諾した。
俺たちがお互いを食事に誘うのは別に珍しいことでもなく、このときも友達としてに他ならなかった。
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