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短編

あの日言ってた事が現実に。。。

ユナ 2017年2月10日
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オレがまだ地元の沖縄にいる時の10数年前の話になるが、当時付き合ってた彼女の家に食事に招待されたりで、良く遊びに行っていた。 彼女には5つ離れたお兄さんがいた。お兄さんはいわゆる引きこもり的な人でオレが遊びに行っても挨拶程度しかした事がない。 そんなお兄さんが脳梗塞で倒れてから、生死を彷徨い何とか数ヶ月後に退院できた。一時はダメだとも言われてたそうだ。 お兄さんも徐々に回復はしてきていたそうだが、夜中にいきなり発狂したり、誰もいない空間にまるで誰かと話しているようなことをしていると彼女から相談を受けた事があった。 彼女の両親から久しぶりにうちでご飯でもと誘われ彼女の家に出向いた。お兄さんも元気そうだったが相変わらずの無口だった。 すると突然お兄さんが、オレの後ろにある窓を指差して “ああああ!あそこがうるさい!!あああ!うるさぁぁい!”と叫び始めた。 オレには何も聞こえなかった。しばらく様子を見てたら静かになりブツブツ小言を言っていた。 食事も終わり、みんなで団欒をしている時またお兄さんが、“あああ!危ない!危ないよ!!北!北!東北の方が危ないよっ!” って、ずっと叫んでた。みんな理解不能だった。お兄さんには一体何が視えてたのか。 ある日、彼女の母親が沖縄の霊媒師 “ユタ”にお兄さんの事を観てもらった。お兄さんはユタに以前オレが聞いた ”東北の方が危ない”とユタに話していたらしい。 ユタもお兄さんに“そうだね、お前は良く視えてるね。東北の魔界の扉が開いてしまったんだよ。”と。。 当時、彼女からその話を聞いても“へぇ〜そんな事あるんだな”的な事しか思えなかった。 あの日が来るまでは。。。

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