新着 短編
部活帰りにショッピングモールで1時間だけデート

(「嫉妬深い女 桜子」の続き)
・・
付き合いはじめでお互いに不安になることも多い2人であったが・・。
次の日の放課後。
博正のテニス部の活動が終わり、自転車置き場で
「お待たせ。」
「待ってたよ!」
吹奏楽部が終わり、博正を待っていた桜子はニコニコと笑い本当に可愛らしかった。
そのあと、自転車でショッピングモールに向かう2人。
ショッピングモールでは、店などを散策したりアミューズメントで楽しんだりしていた。
太鼓を叩くゲームで桜子がモードを最高難易度にして、ミュージシャンのようにリズミカルに演奏する様子を博正は感心しながら聞いていた。
制服姿の可愛らしい女の子がおろした長い髪をなびかせて太鼓を演奏する様子が優雅で見応えがあり、通りすがりの人も何人か見ていた。
そのあとは玩具の店に行き最新のゲーム機などを見たり小さい子供用の玩具を見ながら、小さい頃はどんな玩具で遊んでたかなどの話をしていた。
2人は笑顔が絶えず、付き合ってばかりのカップルそのものだった。
しばらく楽しんでいた2人だが、まだ高校生の2人は夕食の用意されている両親の元に帰らないといけない。
部活帰りの時間なので、2人で過ごせた時間は1時間にも満たない。
桜子はショッピングモールの駐輪場に向かいながら
「私、まだ帰りたくない・・」
「え?でも、親とか心配するし。」
「分かってる、でも・・」
桜子は右手で博正の左手を握った。
2人が直接触れあうのはまだ珍しく、ドキドキする博正。
2人は名残惜しそうに駐輪場まで歩き、そのあとも博正が少し遠回りしながらも桜子を自転車で送っていった。
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