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これは、私が友人Rから聞いた話だ。 友人Rは、父親の転勤の影響で、数年ごとに学校を変えていた。中学三年生の冬、彼は新しい高校に転校したばかりだった。 その高校は、まだ歴史が浅く、友人Rは第5期の卒業生となる。新設の校舎は、とても清潔で、友人Rはその環境を気に入っていた。放課後、校内を散歩す...
これは、私が十数年前に住んでいた、ある古びたアパートでの出来事である。 「思ったより古いな……」 小声で呟きながら、目の前にあるボロボロのアパートを見上げる。築30年というその建物は、周囲の新しい住宅地とは対照的に、陰気な雰囲気を漂わせていた。まるで、時が止まってしまったかのようだ。 急...
これは数年前の、まだ俺が大学生だった時の出来事だ。 大学二年の秋、仲間たちと一緒に静かな湖畔のキャンプ場へ行くことになった。日中は焚き火を囲んでバーベキューを楽しみ、夜になると星空の下で語り合う、そんな理想的な時間を過ごしていた。 その湖は、古くから人魚の伝説が語られている場所で、透...
私が子供の頃、小学校の裏庭には不気味な伝説があった。遊びの一環として行われる鬼ごっこには、特別なルールが存在していた。それは、鬼が捕まえた子供が「椅子に座る」まで逃げ切ることができなかった場合、その子供は鬼の仲間になるというものだった。 ある日、私たちはいつものようにその遊びを始めた。仲間の...
大学時代の友人Kから聞いた不気味な体験です。 彼の実家は山の村にあり、周囲には深い森と川が流れていました。 子供の頃、彼はその森で遊ぶのが大好きでした。 ある秋の夕暮れ、彼が小学5年生のとき、妹と一緒に川へ釣りに出かけました。 その日はなぜか魚が全然釣れず、妹はすぐに飽きてしまいました。 ...
大学生だった私が、ある日の秋の夕暮れ、無口で神秘的な先輩に誘われて、廃墟となった古い神社を訪れた。 その神社は、山の奥深くにひっそりと佇んでおり、周囲には木々のざわめきしか聞こえない静寂が漂っていた。お参りをした後、先輩が持っていた古いお守りを私に見せてくれた。「これ、ずっと持っておくといいこ...
赤羽山の廃校は、過去に多くの生徒たちが通った場所で、今では廃墟と化している。友人たちと共にここを訪れたのは、単なる肝試しのためだった。かつての教室は、古びた黒板や崩れかけた机で埋め尽くされ、まるで時間が止まったかのようだった。 この学校が心霊スポットとして知られる理由は、ある教師が生徒の前で...
数年前の秋、俺は大学生で、文化人類学を専攻していた。 興味があったわけではなく、単位を取りやすいと思ったから選んだだけだった。 その頃、「地域に伝わる伝説を調査してレポートを作成する」という課題が出たが、俺は何日経ってもテーマが決まらなかった。 本を開いても興味がわかず、資料を読んでも内...
ある秋の雨の日、古びた図書館に立ち寄った。私は、少し埃っぽい本棚の隙間から、一冊の本を取り出した。その本の中には、親指ほどの大きさの小石が挟まっていた。白く、滑らかな表面を持つその石は、何故か不思議な魅力を放っていた。 私はその石を持ち帰り、自宅の書棚の目立つ場所に置いた。数週間後、図書館で...
大したオチはない。 本当に体験した話。 俺がまだ小学校低学年の時の命を拾われた話。 夏休みが終わるちょうど一週間前だったと思う。 その日、友達といつものように近所の公園に集まった。 午前中はDSに熱中して、昼には各々コンビニ飯とかお母さんに作ってもらった弁当を食べた。 午後はケ...
若い霊能者の俺は、祖父と一緒に古びた温泉宿に宿泊することになった。祖父は遠方から霊障の相談を受けることが多く、今夜はその準備をしていた。特にこの宿は、霊が出ることで有名だと聞いていた。 夜が深まると、宿の周りは静まり返り、不気味な雰囲気が漂っていた。祖父が言うには、ここに宿泊するたびに、何か...
父の手には、古い傷跡があった。まるで何かを切断されたような痕が、今でもはっきりと残っている。 「お父さん、この傷はどうしたの?」 幼い頃の私は、父にそう尋ねた。すると、彼は自らの故郷の恐ろしい伝説を語り始めた。 父の故郷は、廃工場の近くにある小さな村だった。 かつて、そこは...
ある日、放課後のY市の高校で、クラスの仲間たちは教室の片隅にある水道で水を飲んでいた。その時、クラスの一人、仮にKと名付けよう、が水を飲もうとした瞬間、蛇口から何か黒いヌメヌメした物体が出てきた。 Kは驚きつつもそれを飲み込んでしまった。「口の中でぬるぬるしているのに、飲み込んだ時にはザラザ...
新しい家を建てるために古い土地を買った若い夫婦がいた。その土地には古い井戸があり、地元の人々はそれを大切に扱っていた。しかし夫婦は井戸の存在を軽視し、お祓いをすることなく、その井戸を埋める決断をした。夫は理屈で物事を考えるタイプで、オカルトの存在を否定していた。 井戸を埋めた冬の寒い夜、家族...
中学生の頃、私たちは冬休みの帰り道、廃校に寄り道することになった。無邪気な好奇心から、そこでの探索を決めたのだ。校舎は老朽化しており、薄暗く、一歩踏み入れるごとに何かが潜んでいるような気配が漂っていた。 友達の一人が、「ここに昔の伝説があったらしいよ」と言った。興味をそそられ、私たちは笑いな...
私の住む町には、「古い石像」と呼ばれる不気味な場所がある。母から聞いた話では、近所の人々はその石像を避けているという。これは、私たちがその場所に初めて足を踏み入れた時の記憶だ。 中学二年生の秋、私は友人の美咲と直樹とともに、学校帰りに公園に寄った。そこは長い間忘れ去られた場所で、草木が生い茂...
俺の住む村には古い神社があり、そこには「影守り」という伝説があった。影守りとは、影を見守る存在で、影を踏むことは禁忌とされていた。 この伝説を教えてくれたのは、親友の信だった。彼は小さい頃からこの伝説を家族から聞かされ、影を大切にすることを教えられた。信はいつも影に話しかけているようで、俺に...
私が住んでいた街には、昔、廃校にまつわる恐ろしい伝説がありました。夜になると、学校の教室から誰かの声が聞こえ、そこに残された者が見つからないというのです。子供の頃、私はその話を祖父から聞いて震え上がったものでした。 ある冬の夜、私は数人の友達と共にその廃校に忍び込むことにしました。雪が降りし...
私たちの通っていた大学の近くには、誰も近づかない廃墟の病院がありました。そこには、失踪した患者の伝説があって、特にその中でも「佐藤美咲」という名前が語られていました。彼女は、入院中に謎の病気にかかり、ある日突然消えてしまったと言われています。その後、彼女の姿を見た者は、必ず不幸に見舞われるとい...
皆さん、こんばんは。 廃校の秘密、Part3になります。 2022年12月、ある生徒たちが廃校に隠された古い教科書を探しに行くという話を聞きました。 その学校について調べ始めた私はまず、廃校の場所を特定しようとしました。 インターネットで調べたところ、県内に数件の候補が見つかりましたが...