怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。
私は普段、街中を駆け巡るためにスクーターを愛用していた。ある秋の昼、仕事のために出発しようとしたとき、スクーターのサイドミラーが不自然に曲がっているのに気づいた。普段なら気にも留めないが、何となく気味が悪いと感じ、直してから出かけることにした。 最初の仕事を終え、駐車場に戻ると、またしてもミ...
その日の出来事は、今でも鮮明に思い出せる。 地下道で、私は数人の友人と楽しい時間を過ごしていた。周りの景色は薄暗く、古びたロッカーが並んでいる。どこか懐かしい雰囲気の中で、私たちは笑い合っていた。 しかし、ふとした瞬間、私はこの世界が夢の中なのだと気づいてしまった。 目覚める時が近...
ある晩、仕事の残業を終えた後、オフィスの古びた鏡の前で自分を見つめていた。私の名前は佐藤リナ、32歳の独身エンジニア。仕事は忙しいが、充実した日々を送っていた。 そんな時、同僚のケンから「今晩の飲み会、来てくれるよね?」というメッセージが届いた。私はその時、昨夜の飲み会の記憶が全くなかった。...
冬の夜、繁華街のカフェで友人と話していた。私たちの会話はいつものように弾んでいたが、心のどこかに不安があった。スマートフォンを手に持ちながら、その画面をちらっと見ると、何かが引っかかる。 「今、位置情報を抜き取られているかもしれないんだって。」と、友人が言った。その言葉が私の心をざわつかせた...
これは私が古びた書店で働いていた頃の話だ。書店には「新刊応援」という制度があり、特定の新刊が出ると、他店のスタッフが集まってその本を陳列したり、接客の訓練を行うことになっていた。開店から数日の間は、私たちがその店舗のスタッフとして働くのだ。 ある日、私は新刊の発売に備えて呼ばれた。その日は特...
ある冬の夜、若い夫婦が古いアパートに引っ越すことを決めた。賃料が安いのは、どうやら曰くがあるかららしい。内覧時に不動産屋からは「前の住人が行方不明になった」と軽く告げられたが、彼らはそれを気にせず契約を交わした。アパートは築年数が経っているものの、広さと安さには満足していた。 ところが、引っ...
2023年12月12日、冬の冷え込む深夜、ある女性運転手とその助手が山道を走っていた。助手は20代の新人で、彼女は30代のベテランドライバーだった。 「そういえば、夜の道には不気味なものが出ることがあるって知ってる?」と女性が言った。助手は、半信半疑な表情で返事をした。「そんなこと、あるんで...
名札を取り出したとき、何かが引っかかる感覚があった。 指先に触れたそれは、まるで冷たい金属のようで、心の奥に不安を抱かせた。名札には「高橋誠」と記されている。 当然のことだ。運転免許証にも、保険証にも、何もかもがそうなっている。 しかし、その名前が頭の中で繰り返されるたびに、胸に...
休日、俺は高層マンションの自宅でゴロゴロしていた。そんな時、インターホンが鳴った。カメラで確認すると、高校時代の友人、佐藤が立っていた。懐かしさに思わず玄関のドアを開ける。 「やあ、久しぶり!」 佐藤はにっこり笑って言った。どうしたのか尋ねると、「ちょっとこの辺に用事があって、会いたくなっ...
私が新たに勤務を始めた病院は、古い歴史があるせいか、どこか不気味な空気が漂っていました。特に一階の待合室は薄暗く、訪れるたびに胸がざわつくような感覚を覚えました。 私の業務は主に患者のケアと、その後の記録でした。しかし、夜勤に入ると、その不安感が一層強くなりました。妹が私を心配して、病院のこ...
帰宅時、外から見て2階の部屋の電気がついてるのに気づく。 (家には誰もいない、はず) 玄関に入る。 階段先の2階の部屋を見ると、確実についていたはずの電気がついていない。 が、TVがつけっぱなしのような明るさがある。 2階に上がる。 部屋を確認するとテレビが砂嵐の状態だった為、...
俺は26才、りのさ(仮名)という30才の女を俺の部屋に連れてきて飲んでいた。 りのさは俺より年上だが、入社時期はほぼ同じで役職の差はなくほぼ同期みたいな感じだった。 りのさは俺より4つも年上だが、仕事の習熟度や内容は俺の方が上だった。 そのため、りのさをやや舐めていたところもあった。 飲むにつ...
(「2人の真実」の続き) ・・・ 大村は高速を飛ばして、静岡に戻って行く。 途中、サービスエリアで休憩をした。 桜子がトイレから戻ってくると、匠が大村と何か話していてそのあと大村が携帯で電話をかけているのが見えた。 仕事の連絡かなとも思ったが、なぜか桜子から隠れて話しているようにも見えた。 桜...
体験者:佐伯 由紀(仮名) 「私の彼氏の話なんだけど、聞いてもらえる?」 由紀は、彼氏の信之と一緒に山荘に訪れていた。彼は穏やかで優しい性格だったが、ある出来事を境に変わってしまった。 それは、突然の雪崩と、彼の親友の不慮の死だった。 それ以来、信之は神経質になり、しばしば不安を露わに...
これは、私の家族に実際に起こった話です。今から12年前、私が18歳のときの出来事です。 私の家族は、母、姉、弟、そして認知症を患っている祖母の4人です。母は仕事を掛け持ちし、姉は大学に通い、弟はまだ小学生。祖母の世話は私の役割でした。 家族の間には、いつも緊張感が漂っていました。特に、祖母...
私が体験したことを語る前に、ある冬の夜の出来事を思い出してほしい。友人と一緒に、静まり返った公園を散歩していた時のことだ。空は暗く、冷たい風が私たちの頬を撫でていた。すると、ふと目の前に青い光を放つ人影が現れた。 その人影はゆらゆらと動き、まるでまばゆい光に包まれているかのようだった。しかし...
当時、私は高校2年生だった。 気がつくと、私はいつもの教室にいた。 なぜか真っ暗な夜の教室で目の前にはいつもいっしょの友達3人がいて他の生徒はいなかった。 私たちはいつものように女の子4人で机をくっつけて座っていた。 暗いにも関わらず部屋には電気をつけず、私たちの間に蝋燭の光るランプが置かれて...
高校生の頃、友人たちと肝試しをしようと決めたのは、今から約5年前のことだ。舞台は地元の廃工場。噂によれば、そこでは以前不幸な事故が起きたらしい。私たちは興味本位で、その場所に足を運ぶことにした。 寒い冬の夜、私たちは薄暗い工場に向かう道を進んでいた。道は人通りのない住宅街を抜け、古びた工場の...
冬のある夜、大学院生の僕は友人たちと飲み会を楽しんでいた。帰り道、古びたアパートの前を通りかかると、ふと気になって中に入った。中は薄暗く、埃の舞う階段を上がると、どこからか微かに音楽が聞こえてきた。何かに引き寄せられるように、僕は一番上の階へと向かった。 その部屋のドアは開いていた。中に入る...
小学生のときの林間学校で。 現地で山登りがあって、割と高低差のある山を登ったり、川の中を歩いたりするイベントがあった。 そのなかで、山登りがどうしても苦手な子とか、体調が優れない子とか、女の子の悩みと重なる子は山登りを免除することができた。 俺は、免除したら宿舎でゆっくり昼寝でもできるかなとい...