本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

新着 短編
お線香の影
お線香の影
新着 短編

お線香の影

怖い 0
怖くない 0
chat_bubble 0
12 views

友人と共に田舎の古い神社を訪れた夜、私は異様な香りに気づいた。それはお線香の香りとは違い、どこか不気味だった。友人はその香りに気づいていない様子だったが、私には何か不吉なものを感じさせた。

その神社は、かつて多くの人々が祈りを捧げた場所だという。霊的な存在が宿ると噂されており、私の母もそこで不思議な体験をしたことがあると言っていた。母は霊感が強く、特にお線香の香りを嗅ぐと、すぐに近い未来に誰かが亡くなることを察知するのだ。

その夜、私は友人に「この香り、感じない?」と尋ねたが、彼女は首を振るだけだった。私は不安を抱えながらも、神社の奥に進んでいく。すると、境内の一角に古びたお守りが置かれているのを見つけた。それは、薄汚れた布で包まれたもので、どこか神秘的な雰囲気を醸し出していた。

そのお守りを手に取った瞬間、再びあの香りが強くなった。今度は、はっきりとした視覚的な幻影を伴っていた。私の目の前に、かつて私が愛した祖母の姿が浮かび上がった。彼女は微笑みながら、私に何かを訴えかけていた。

その後、友人と神社を後にした。帰宅する途中、私は何かが私の心に重くのしかかるのを感じた。数日後、祖母が亡くなったと電話が入った。彼女は長い間病気を抱えていたが、私にはその死が予知されていたように思えた。

それからも、私はあの香りを感じることが増えた。友人が自殺したり、知人が病気で亡くなったりと、悲しい知らせが舞い込むたびに、私の心は不安でいっぱいになるのだった。母が感じるお線香の匂いのように、私もまた何かの兆候を見逃しているのではないかと、恐れが心を覆っていく。

母は私に言った。「お線香の匂いがしたら、すぐに外に出なさい。何か悪いことが起こる前触れだから。」その言葉を思い出すたびに、私は神社のあの香りを思い出す。次は誰が…?と、ドキドキしながら、また不安に駆られるのだった。もしかしたら、私の近しい人々の中でも、知らずに亡くなってしまっている人がいるのではないかと。

1 / 1

後日談:

後日談はまだありません。

アバター 001_001

はじめまして、よろしくお願いします。

投稿数 2
怖い評価 0
閲覧数 54

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(0件)

コメントはまだありません。

0/500

利用規約をよく読んで、同意の上でコメントしてください。

・連続コメントは禁止しておりますが、新規登録・ログインすることで、連続コメントも可能となります。

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.0.225

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

【参加型】投稿企画・タイアップ企画

  • 心霊スポット
  • 意味怖
  • 禍禍女

一息で読める短い怪談

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

深夜に読むと戻れなくなる長編怪談

読み込み中...