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それは、高校一年生の冬の夕方、祖母が入所している施設へお見舞いに行くことになった時のことでした。 祖母は認知症を患っていて、時折入院することもありましたが、元気で優しいおばあちゃんでした。母から連絡があり、心配だから会いに行こうということになったのです。 私自身、施設へ行くことが苦手でした...
私が中学生のころ大好きだった祖父が他界しました。祖父はいつも私に優しくて、面白い話などを沢山してくれました。 前からガンになっていて抗がん剤などの苦しい副作用にも耐えていました。 私はあまり時間が無くお見舞などに行ってやれなかったのを後悔しています。 ですが歳ということもあり亡くなりました。 ...
ある昼下がりに子供とうたた寝をした。 気がつくとお昼の4時前で蚊取り線香が消えていた。 何よりも不愉快だったのは、屋台の電球のような生暖かい風だった。 なんだか汗とともに生臭い・・・ 空いた小腹が膨れるも、満足できるような記憶とは程遠かった。 パンッ、スー・・・ ...
私は久々里帰りした。 私のお母さんは、もう、5年も前になくなってしまった。 私はお母さんがなくなったのが中学の時だった。 そこから2年もしないうちに、お父さんが再婚した。 でも、 私は再婚相手と相性が良くなかった為、 高校を卒業してから逃げるように家を出た。 そして… 10年近く...
私には霊感がありません。 ですから、幽霊の姿を見たことはないし、声を聞いたこともありません。 それでも、ものすごく怖い思いをたった一度だけ、中学生の時に体験しました。 その話を聞いていただきたいと思います。 --- 14歳のころ父を亡くした私は、母の実家に引っ越すことになりました。 母方...
母が若い頃に祖母の実家に行く機会がありました。 母の祖母、つまり私からしたら曾祖母にあたる人に私はあったことがありません。 私からしたら遺影として存在する女性です。 曾祖母は祖母が十二歳の頃に病死していますから、母ですらあったことがない人です。 享年三十九歳。 その曾祖母の実家に行っ...
田舎で生まれ育った、ある少年の話。 その少年の実家には、絶対に入ってはいけないと言われている部屋があった。 そう言われると入りたくなってしまうものだ。 家の者が皆出かけていたある日、少年はこっそりその部屋に入ってみた。 入ってみると、それは何の変哲もない普通の部屋だった。 異様な空気が流れて...
この話は2年前の19歳の一人暮らしで起こった話になります。 当時は学校とバイトの両立で朝から深夜までバタバタしており、帰ったら即寝て朝早くに起きるという生活をしていました。 そんな生活を半年ほど続けており、その日もすぐに帰ってきて眠りにつきました。 その日は何故か何時もなら起きないであろう時間...
俺が小さい頃にはよく不思議な体験をしました。これは今から30年程前の話 当時、俺は5才ぐらいだったので、記憶が曖昧な点もあるが 今思えば、あれは一体なんだったんだ?って話です。 今の時代なら5才ぐらいの子供が外で一人で遊ぶなんてなかなかない事でしたが、昔、俺が子供の頃は、今より自由でしたし...
1992年の事件である。 2月12日深夜、千葉県市川市でコンビニへの道を自転車で急ぐ少女がいた。少女は15歳で、勉強中にシャープペンシルの芯が切れたためコンビニへ買いに出たのである。クラスの副委員長をつとめ、演劇部と美術部をかけもちする真面目な生徒であった。 しかし帰宅途中、自転車は背後...
これは、私の家族に実際に起こった話です。今から12年前、私が18歳のときの出来事です。 私の家族は、母、姉、弟、そして認知症を患っている祖母の4人です。母は仕事を掛け持ちし、姉は大学に通い、弟はまだ小学生。祖母の世話は私の役割でした。 家族の間には、いつも緊張感が漂っていました。特に、祖母...
これは私が幼かった頃の話です。 私は夏の暑い日、母方の祖母の家に 遊びに行っていました。 遊びに行くと言っても、毎回買い物に 付き合わされるだけなんですけどね。 私はその頃買い物について行くのが凄く嫌いで、 どうにかして留守番していようと考えていました。 しかし留守番をするにも特にこれと言って...
これは私が祖母の家で体験したことです。 私の祖母の家は、築300年の古い家で子供ながらに少し不気味なところでした。決まって毎週土曜日に母が祖母の家に出向いていくのですが、私は余程のことがない限り行こうとはしませんでした。 そんなある日、母が昔お世話になった小学校の先生が亡くなられたとい...
小さい頃、自宅の2階にオルゴール付きの写真立てがあった。 その写真立てには、小さい人形が写真立てに腰をかけるようにくっ付いている。 これが夜中にたまに勝手に鳴り、人形の首が動く為、それはそれは恐ろしかった。 処分する勇気も出ない為、母は自室に置いたままにしていた。 しかも、オルゴールの音...
我が家の近くに住むY田さんは、古いアパートに住んでいました。 彼女は高齢の祖母と同居しなければならないことに不満を抱き、味噌汁に祖母の入れ歯を混ぜ込むなど、陰湿ないやがらせを行っていました。 やがて、同居から数ヵ月後、祖母は病に倒れ、静かに息を引き取りました。 近所の人々は、その後の...
この話は今から三年まえ、家のアパートの出来事。 仕事休みで部屋の掃除をしていました。マンガ本が散らかっていたのでかたずけていたらなぜかすごい睡魔に襲われ、マンガ本に埋もれるように眠ってしまいました。しかし、不思議なんですが眠っているのに意識ははっきりしていて夢の中で私の部屋を見渡しているようで...
一昨年のお盆、私も両親も忙しく、お墓参りに行けませんでした。 そして、8月13日の夜、私は祖母の家にいました。 布団に寝ていると、上の方に何かぶら下がっていたんです。 よく見ると、軍服みたいなのを着た男の人が首をつってるんですよ。 私はびっくりして、となりに寝ている母に助けを求めました...
あれは私がまだ小学校の2年生だった時のことです。父方の伯母にあたる方が、当時まだ33歳という若さにも関わらず、癌になり、手術・治療のかいもなく、亡くなってしまいました。 なにぶん子供の頃のことですから、あまり細かなことはよく覚えていないのですが、その方のお葬式の夜の夢だけは、今でも時折思い出す...
私の家系には『男は五の年に死ぬ』という言い伝えがあります。これが原因で、家族は女性が当主を務めることが多く、特殊な家系として知られています。私の母はそれを語り継ぎ、私には十分な警戒心が植え付けられました。 私の家族の例を挙げると、祖父には五人の兄弟がいました。長男は五十歳、次男は四十歳、三男...
祖母が死んだ年から、同じ夢を見るようになった。 夢の中では必ず、見知らぬ家の廊下に立っている。板張りの、古い廊下だ。行き止まりに障子があって、その向こうから三味線の音がしている。弾いているのか、それとも誰かが唄に合わせているのか、判別できないまま近づこうとする。そこで目が覚める。 内容を覚...