本当にあった怖い話

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中編
最後のあいさつ
匿名
中編

最後のあいさつ

匿名
2019年4月21日
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6年前、私の母方の祖母が亡くなりました。

祖母は末期ガンで、ホスピスに空きが出るのを待ってる状態でした。

痛みが強く97歳でモルヒネを使い体力も消耗し、老人ホームに入所して居たのですが、祖父が亡くなってから20年程一人暮らしをしていた為、人に頼る事を嫌い、夜一人でトイレに行く時に転んで右腕を骨折してしまいました。

ある日、祖母の骨折の診察に病院へ行っていると、私の娘が・・・

何かね・・・耳が痛い

と言うので

我慢できない?

と聞くと

ちょっとだから大丈夫!

と言うので、次の日の朝一に病院へ行く事にしました。

本当ならば、直ぐに連れて行くべきなのでしょうが、前年まで父方の祖母の介護をしており、亡くなって数ヵ月後に母方の祖母のガンが発覚し、心身共に疲れてたのです。

次の日には、母の姉弟が全員が祖母ホームへ集まって居ました。

まだその時は意識は朦朧としてたものの、少しは話せていたので、私は近くにある耳鼻科へ娘を連れて行き、娘は午後から学校へ行かせるつもりでした。

親子水入らずでと思い、母をホームへ置いて、一旦娘と実家へ帰りました。

昼食をとり、凄い頭痛と眠気に襲われ動けなくなりました。

娘を学校へ!と思いつつ、いつの間にか眠ってしまったのです。

すると、足元を誰かが歩く感じがしました。

子供ではなく大人の歩幅で。

その時に目が覚め、何度か確認しましたが、父や兄に確認しても、私の近くには行ってないとの事でした。

10分程寝て少し気分も良くなったので、娘を学校へ連れて行こうとした矢先、母から電話があり泣き声で

病院へ!今からお母さんも婆ちゃんと救急車で行くから、病院へ行ってー!

と。

もう、学校の事など忘れ。

家族総出で病院へ向かい、着いた頃には

私の家族母を含め5人。

母の姉弟、3人。

もう1人孫。

合計9人に看取られ亡くなりました。

母の姉弟の長男は、大阪に住んでおり、数年に一度しか帰ってきません。

なかなか帰って来ない長男を母が叱りつけ、帰ってきた日に亡くなったのです。

娘は大号泣。

一緒に看取って下さった主治医の先生が

こんなに沢山の人に見送られるのは、長く色んな方を看取って来ましたが、そんなに多くありません。誰かが間に合わなかったり、一人で亡くなる方が殆どです。

きっと皆の顔を見られてホッとしたんでしょうね。

それを聞いた娘は落ち着いたようでした。

その後、葬儀はお寺で行う事となったのですが、私は38.5の熱を出し通夜は休ませてもらいました。

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