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この話は34歳の新人看護師、南雲さんの体験です。 ※※※※※※※※※※ 南雲さんは、地方の療養所で働き始めてから、ちょうど3か月が経った頃のことでした。冬の夕方、薄暗い廊下の奥から不気味な絵画が視界に入ります。それは、どこか不気味な少女の姿を描いたもの。彼女の目は、まるでこちらを見つめてい...
北陸の古い村で今も囁かれている不気味な話がある。 もう亡くなった大叔母が語っていた話を、ふと思い出したので記してみよう。 文章に自信はないので、読みづらい部分はご容赦いただきたい。 大叔母が幼い頃、友人にカズキという男の子がいた。彼は非常に気が短く、普段は明るい性格だが、少しでも気に障ることが...
雪が静かに降り積もる山奥の小屋。仲間たちと共に集まったのは、冬の長い夜を楽しむためだった。話題は自然と怪談へと移り、誰かが持ち寄った古びた日記が手渡された。 「これ、どうやらこの近くで昔起きた事件の記録らしいよ」と、友人の一人が言った。 日記の中には、山での奇妙な出来事が綴られていた。ある...
同じ会社で働く真弓は私と同期だ。背が高く、モデル並みにスタイルがいいのだが、性格は引っ込み思案で暗い。職場でも特別に仲がいい人間はいないらしく、孤立している。 真弓は俗に言うスマホ依存症だ。仕事中、パソコンと向き合っている時も、トイレに行く時も、昼休みもスマホをずっと弄っている。仕事が終われ...
この話はオカルトや怪談に入るのかどうなのか、ちょっと微妙な所なのだが、他に書くところもないし個人的には非常に怖かった体験なのでここに書きます。 それと、もう何ヶ月も前の事なので会話はうろ覚えの部分が多く「当時こんな感じだった」程度に思いつきで書いています、不自然に思ったり違和感を感じたらごめ...
愛知県北部、山間にひっそりと佇む廃団地がある。 正式名称は「清風台住宅団地」。しかし地元では誰もそう呼ばず、「夜鳴き団地」と言う。 理由は単純だ。夜になると、誰もいないはずの団地から女の泣き声が聞こえるという。 俺がその団地を訪れたのは、大学のオカルト研究会の活動でだった。 心霊スポットを巡...
これは解体業を営んでいる親戚のおじさんから聞いた話しです。 その時、おじさんは都内にあったあるアパートを重機(機械)を使って解体していたそうです。 築何十年も経っていたボロアパートだったそうです。 解体を始めて少し経った頃、着物を着た髪の長い人形が瓦礫にまじって転がっているのを見つけたそ...
この猛暑な今よりもまだマシな暑さの夏の頃でした。 中学生の頃からの同級生の女の子と高校生の時に付き合う事になり、それはもう私は大喜びしたものです、初めての彼女ですから浮かれてしまうのも無理はないですよね。 彼女は物静かな人で読書が趣味で本屋さんや図書館に行ったりしそれから2人でご飯を食べに...
私が小学生中学年くらいの頃の話です。 ある日私が小学校から帰宅していたとき、自宅の前の辺りに人の形をした黒い何かが立っていたのです。その見た目に少し戸惑ったものの、あまり気にせずに私はそのまま家に入りました。 翌日、私は放課後に友達と公園で遊ぶことになりました。一度家に帰ってリビングでカー...
廃墟の病院には、かつて多くの患者が未練を残して亡くなったという噂があった。私たち若い医学生のグループは、興味本位でその病院を訪れることにした。そこで、友人の一人が「影の嫁」と呼ばれる儀式を試みることを提案した。この儀式は、亡くなった人の霊と結びつくために、特定の医療器具を使うというものだった。...
私の家の近くにはそこに住むと絶対に住民が失踪したり死亡したりするというマンションがあります。 そこは近所ではよく知られた心霊スポットでもありました。 そこでのお話です。 実際にそこが心霊スポットだと知ったのは中学生くらいでひょんなことから知りました。 マンションがかなり家に近いので目の前まで...
私たちが体験した話は、冬のある寒い夜にさかのぼる。大学のサークルメンバー、私、A子、B男は、郊外の山小屋でキャンプすることになった。元々は楽しい冬のレクリエーションのつもりだったが、B男が言い出したことが全ての始まりだった。「この山には、昔失踪した人の霊がいるって噂を聞いたことがある」と。 ...
皆さん、呪われた物に触れたことはありますか? これは、数年前に私が経験した恐ろしい出来事です。 その日、私は古びた倉庫の整理を依頼され、内装の片付けに向かいました。どうやらこの倉庫は、数ヶ月前に持ち主が失踪しており、大家が強制的に契約を解除したとのことでした。 「失踪って、何か怖くないです...
友人は一昨年の夏、転勤の為に大阪の社宅へと引っ越した。 そのアパートはとても古く、おおよそ資産価値がなくなったところを社宅用に買い上げたのだろう、引っ越しの荷物を運ぶのにも外階段はひどい軋みようだった。 ひどく神経質なその友人は「衛生状態が」だの「虫が出そう」だの、と越す前から早くも愚痴気味...
数ヶ月前、私は大学の友人たちとシェアハウスを借りることに決めました。あまり新しくはないが、広々としたリビングが気に入ったのです。住人は他に数人いましたが、特に私が気になったのは一人だけ。彼は静かで、いつも自室に閉じこもっているようでした。 引っ越し当初、私たちは楽しく過ごしていました。ある晩...
正直に言うと、私は別に文章がうまいわけじゃありません。むしろ下手だと思います。 でも、それってたぶん「普通」の基準で測った場合の話で、本当の意味での言葉の震えとか、世界の裏側にひそむ湿った鼓動みたいなものを感じ取れるかどうかとは、あまり関係がないと思うんです。 クラスの女子たちは流行りの言葉...
時系列的には、お姉ちゃんの話と通り道の話の後のはなしです。 季節は冬になり、地域的に寝る前に水を落として寝なくては水道管が凍結してしまう時期。その頃に異変が始まった。父の様子がおかしくなっていった。当時は母が亡くなった悲しみで、お酒を飲んでいるせいだと思っていた。 簡単に間取りを説明し...
秋の薄曇りの日、山間の小さなカフェ「森の香り」は、静かな時間が流れていた。店内には、数冊の本が無造作に積まれ、窓の外からはかすかな風の音が聞こえる。 令和5年10月15日、午後8時。カフェの外にはまだ明かりが灯っているが、訪れる客はほとんどいなかった。大学生のアルバイト、田中は、店内の掃除を...
大学時代、友人たちと肝試しをすることになった。廃工場の中で一晩過ごすというのだ。友人の一人が、以前この場所で見つけた古びた日記を持参した。それは、過去にここで働いていた人のもので、奇妙な出来事が綴られていた。 「ここに住んでいた人が、夜になると姿を消した。」その一文が私たちを不安にさせたが、...
これは、僕が大学2年の冬休みに短期バイトをした時の話だ。職場は市街地にある、廃校舎に併設されたアートギャラリーだった。僕の仕事は、そのギャラリーの目玉の一つである「迷路展示」の管理スタッフだった。 冬休みは、特にアートを愛する人々が訪れる時期だ。迷路展示は訪れる客に人気で、連日賑わっていた。...