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秋の午後、友人から聞いた話が気になり、私は老舗の書店兼カフェに足を運んだ。そのカフェは、地域の人々に愛されているが、最近何かと噂が絶えない場所だった。 数日前、店主とその妻が失踪したというニュースが流れた。その後、彼らと同じ年齢の男女の遺体が発見されたと聞いた。二人は書店の奥にある小さな部屋...
この話はオカルトや怪談に入るのかどうなのか、ちょっと微妙な所なのだが、他に書くところもないし個人的には非常に怖かった体験なのでここに書きます。 それと、もう何ヶ月も前の事なので会話はうろ覚えの部分が多く「当時こんな感じだった」程度に思いつきで書いています、不自然に思ったり違和感を感じたらごめ...
同じ会社で働く真弓は私と同期だ。背が高く、モデル並みにスタイルがいいのだが、性格は引っ込み思案で暗い。職場でも特別に仲がいい人間はいないらしく、孤立している。 真弓は俗に言うスマホ依存症だ。仕事中、パソコンと向き合っている時も、トイレに行く時も、昼休みもスマホをずっと弄っている。仕事が終われ...
私の家の近くにはそこに住むと絶対に住民が失踪したり死亡したりするというマンションがあります。 そこは近所ではよく知られた心霊スポットでもありました。 そこでのお話です。 実際にそこが心霊スポットだと知ったのは中学生くらいでひょんなことから知りました。 マンションがかなり家に近いので目の前まで...
先週の金曜日、同僚の山田から突如電話がかかってきた。 彼が新しく借りたオフィスビルの一室に遊びに来ないか、という誘いだった。 大学時代以来の再会で、もう十年以上の付き合いになる。 その日は冬の寒い夕方、指定されたビルへ向かう。 ビルは市内のビジネス街に立つ、洗練されたデザインの高層ビルだった...
自分の気持ちを整理するためにこうして、文章に書き起こしている。耳鳴りがひどくて集中できない。何かに取り憑かれたようだ。社会人になって結婚し、今年で5年目。ようやく子どもを授かることができて、まさに人生の絶頂期といって差し支えないだろう。妻のお腹も順調に大きくなり、俺は毎週末の診療に付き添い、将...
数ヶ月前の冬、私は同僚たちと飲み会を開いた後、帰宅することになった。途中、古びた工場跡の近くを通りかかると、ふと何かが気になった。そんな時、私の携帯が震え、見てみると、同僚からのメッセージが届いていた。 『あの工場、知ってる? すごく怖い話があるらしいよ。』 気になった私は、工場の近くで足...
数ヶ月前、私は大学の友人たちとシェアハウスを借りることに決めました。あまり新しくはないが、広々としたリビングが気に入ったのです。住人は他に数人いましたが、特に私が気になったのは一人だけ。彼は静かで、いつも自室に閉じこもっているようでした。 引っ越し当初、私たちは楽しく過ごしていました。ある晩...
時系列的には、お姉ちゃんの話と通り道の話の後のはなしです。 季節は冬になり、地域的に寝る前に水を落として寝なくては水道管が凍結してしまう時期。その頃に異変が始まった。父の様子がおかしくなっていった。当時は母が亡くなった悲しみで、お酒を飲んでいるせいだと思っていた。 簡単に間取りを説明し...
北陸の古い村で今も囁かれている不気味な話がある。 もう亡くなった大叔母が語っていた話を、ふと思い出したので記してみよう。 文章に自信はないので、読みづらい部分はご容赦いただきたい。 大叔母が幼い頃、友人にカズキという男の子がいた。彼は非常に気が短く、普段は明るい性格だが、少しでも気に障ることが...
私が小学生中学年くらいの頃の話です。 ある日私が小学校から帰宅していたとき、自宅の前の辺りに人の形をした黒い何かが立っていたのです。その見た目に少し戸惑ったものの、あまり気にせずに私はそのまま家に入りました。 翌日、私は放課後に友達と公園で遊ぶことになりました。一度家に帰ってリビングでカー...
私たちの通っていた大学の近くには、誰も近づかない廃墟の病院がありました。そこには、失踪した患者の伝説があって、特にその中でも「佐藤美咲」という名前が語られていました。彼女は、入院中に謎の病気にかかり、ある日突然消えてしまったと言われています。その後、彼女の姿を見た者は、必ず不幸に見舞われるとい...
友人は一昨年の夏、転勤の為に大阪の社宅へと引っ越した。 そのアパートはとても古く、おおよそ資産価値がなくなったところを社宅用に買い上げたのだろう、引っ越しの荷物を運ぶのにも外階段はひどい軋みようだった。 ひどく神経質なその友人は「衛生状態が」だの「虫が出そう」だの、と越す前から早くも愚痴気味...
これは解体業を営んでいる親戚のおじさんから聞いた話しです。 その時、おじさんは都内にあったあるアパートを重機(機械)を使って解体していたそうです。 築何十年も経っていたボロアパートだったそうです。 解体を始めて少し経った頃、着物を着た髪の長い人形が瓦礫にまじって転がっているのを見つけたそ...
この話は34歳の新人看護師、南雲さんの体験です。 ※※※※※※※※※※ 南雲さんは、地方の療養所で働き始めてから、ちょうど3か月が経った頃のことでした。冬の夕方、薄暗い廊下の奥から不気味な絵画が視界に入ります。それは、どこか不気味な少女の姿を描いたもの。彼女の目は、まるでこちらを見つめてい...
廃墟の病院には、かつて多くの患者が未練を残して亡くなったという噂があった。私たち若い医学生のグループは、興味本位でその病院を訪れることにした。そこで、友人の一人が「影の嫁」と呼ばれる儀式を試みることを提案した。この儀式は、亡くなった人の霊と結びつくために、特定の医療器具を使うというものだった。...
これは、僕が大学2年の冬休みに短期バイトをした時の話だ。職場は市街地にある、廃校舎に併設されたアートギャラリーだった。僕の仕事は、そのギャラリーの目玉の一つである「迷路展示」の管理スタッフだった。 冬休みは、特にアートを愛する人々が訪れる時期だ。迷路展示は訪れる客に人気で、連日賑わっていた。...
これは数年前に起きた出来事です。私が育った港町では、この話が都市伝説として語り継がれています。 私が高校生の頃、住んでいた町は人口も少なく、観光名所もほとんどない、まさに田舎そのものでした。そんな町の近くには、冬の夜に美しい灯りが見える小さな丘がありました。昼間は海や山の景色が楽しめる自慢の...
私は友達を全く見かけ無くなってしまい、一人暮らしの友人が心配で、家に見に行って来ました。 友達の家について、インターホンを鳴らしました。ですが、出て来る気配がありません。 鍵が開いていたので私は、 私「B(友達の名前)〜?入るよ?」 部屋に入ると、友達が居ませんでした。 私「B〜〜?」 どこ...
正直に言うと、私は別に文章がうまいわけじゃありません。むしろ下手だと思います。 でも、それってたぶん「普通」の基準で測った場合の話で、本当の意味での言葉の震えとか、世界の裏側にひそむ湿った鼓動みたいなものを感じ取れるかどうかとは、あまり関係がないと思うんです。 クラスの女子たちは流行りの言葉...