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「これ、見てくれよ。」 友人の光一が差し出したのは、古びた肖像画だった。そこには二人の老夫婦が描かれていたが、女性の周囲には濃い霧のようなものが漂い、男性の顔には不気味な影がかかっていた。 「この絵、うちのじいちゃんが亡くなる前に見つけたんだ。ずっと気味悪がってたけど、何が変なのか分からな...
何年も前に知人から聞いたお話。 何故だか鮮明に記憶に残っているので拙い文ですが、この場を借りて失礼します。 知人が小学校低学年の夏休みに祖父母の家に行った時のこと。だいぶ田舎なその地域には、周りには暇をつぶす遊具などなく、周りに同じ年頃の子がいない事もあり、一人山なり林なりを駆け回っていたそ...
数年前、ある港町に住んでいた時の話です。 長文駄文ですが、読んでみてください。 高校2年生の春に祖母が亡くなり、祖母と二人で暮らしていた祖父と一緒に住むことになりました。 私は祖母が大好きで、学校が休みの時は良く泊まりに行っていて、祖母も私を本当に可愛がってくれました。 ですが、祖父は常にし...
この話は20年以上前の話なのですが、 都内に住む私が何故だか祖父が住む福島県会津若松市にある山奥から市内にある自動車教習所に通って免許を取得した時の話です。 祖父の家から市内まで原付バイクで30分弱の距離を毎日通っていたのですが、季節はもうすぐ雪が降り出す10月後半、 最後の教習を終わらせ教官...
わたしの祖父はアル中だった。 その息子であるわたしの父親は、郵便物ひとつ出すのに徒歩で1日もかかるような寒村に見切りをつけ10代で家を出ていた。そのため祖父母とは盆暮れ正月に会う程度であったが、幼少のころのわたしが覚えている祖父の姿は、ワンカップの日本酒を片手に万年こたつでうつらうつらと...
私がまだ小学生の頃、 私と姉は別々の家で暮らしていて、姉が体験した話。 当時私は両親と共に、新しい家に住んでいて、 姉は古い家に祖母や祖父と共に住んでいた。 親戚のおじさんも一緒に住んでいたので、古い家には4人で住んでいた。 でも、姉にはもう1人の家族が見えていたみたい。...
若い霊能者の俺は、祖父と一緒に古びた温泉宿に宿泊することになった。祖父は遠方から霊障の相談を受けることが多く、今夜はその準備をしていた。特にこの宿は、霊が出ることで有名だと聞いていた。 夜が深まると、宿の周りは静まり返り、不気味な雰囲気が漂っていた。祖父が言うには、ここに宿泊するたびに、何か...
祖父と二人で留守番していた時、夜8時には祖父は寝てしまい、漫画を読みながら猫一匹と過ごしてました。 二階で突然ガタッと何か崩れた音がして、トントンという軽い足音がしました。 (二階は祖母のミシン部屋と父の部屋です。 猫は目の前でくつろいでたので、野良猫が屋根を歩いてるのか? と思い放っておきま...
年に一度のお盆にしか訪れる事のない祖母の家に着いた僕は、 早速大はしゃぎで兄と外に遊びに行った。 僕は、爽やかな風を浴びながら、兄と田んぼの周りを駆け回った。 そして、日が登りきり、真昼に差し掛かった頃、ピタリと風が止んだ。 と思ったら、気持ち悪いぐらいの生緩い風が吹いてきた。 僕は、『ただで...
これは祖父と祖母が私たちの家に来たときの話です。 私は夫とまだ小学生の息子と一緒に暮らしていました。 2人は私の家から遠く離れて暮らしています。こちらへ来る数日前に連絡がありました。そっちへ今年も行くからとのこと。 毎年のように祖父と祖母は遠くからわざわざ私たちの家へとやってきます。 それ...
俺が14才のときに死んだじいちゃんの形見の時計を、17才のとき祖母から譲り受けてからいつも肌身離さず持っていた。 小さい頃じいちゃんにいろんなところに連れてってもらったことから、俺がこの時計を身につけて色んな場所に出かけることはじいちゃんへの恩返しでもあった。 高校生のときクラスメイトがこの時...
皆さんは猿夢と言うお話はご存知ですか? 知っている方も多いと思います。 実話と信じるか信じないかは貴方次第…真偽の程は定かではない、そんなスタンスの都市伝説のサイトに夢中になり時間があるときに良く見ていました。 好奇心旺盛な年頃の当時16才の私はそんな時に猿夢のお話を読みました。 そして、猿...
この話は私が冬の札幌のビジネス街で、仕事の合間に後輩とカフェで過ごしていた時に聞いた話だ。 私が出張で訪れてから、すでに数週間が経っていた。仕事の合間に後輩である佐藤と一緒に食事をしながら、彼の体験談を聞くことになった。 「最近、何か面白いことあった?」 「いえ、あまり。仕事ばかりで…」...
私の家系は霊感というものとは無縁なのですが、唯一「親族に死人が出ると、人魂のようなものを見る」人間がたまに出ます。 兄は祖父が無くなる前日、祖父の布団の上をくるくる回る白い球が布団に吸い込まれていくのを見たと言います。 叔父が仕事中の事故で亡くなった際は、叔母と私の父が玄関から戸を激しく叩く...
小学5年生の時。 祖父が意識不明になり、近所の病院に入院し始めた頃に、「ある」夢を頻繁に見ていた。 それはこんな夢だ。 白い服を着た5歳くらいの子供達が群れになって、ベッドで寝ている祖父にわーっと駆け寄り、祖父の腕や足に吸い付くのだ。 そしてチューチューと何かを吸った後、フッと消えていく。...
このお話は私の祖父が亡くなって49日を迎えた日に体験した不思議な出来事のお話です。 私の祖父は10月13日に亡くなりました。 中学三年生になる年の春先に祖父は体の異変を感じ、病院嫌いで父と喧嘩をしても結局は病院に行った。 祖父は肝硬変と末期の食道癌でした。 もう少し早く意地を張らずに私達家...
小学生時代の話。 当時住んでた家を二世帯住宅に建て替えることになって、その間は近所の祖父の家に居候することになった。 祖父の家は車20台は余裕で入りそうなくらい広い庭があって、庭の隅には橋がかかった池があった。 池の中には何もいなかったけど、トンボが卵を産みに来たりカエルが側で鳴いていたりし...
昨日体験したお話です。 昨日、私は祖母と母と弟と四人で地元近くの温泉宿に泊まりに行きました。 予定より一時間早く着いたので旅館の下を流れる渓谷の遊歩道を母と弟が散策に行きました。 私と祖母は旅館へ直行でした。 因みに、この旅館の付近には自殺で有名な滝があります。 其処から流れている川でもあ...
冬休みを利用して、私は離れて暮らす叔母の家に泊まることになった。叔母は、家にずっと置いてあった古い写真立てを大切にしていた。その中には、亡き祖父の若い頃の写真が収められていた。 その夜、真っ暗な廊下に出ると、ふと感じる不気味な気配。トイレに向かう途中、写真立ての前を通りかかると、写真の中の祖...
本当に有った話です。怖くないです。というよりは不思議な話です。 現在、私は20代新卒、家族は私、母、弟妹、祖父、祖母がいます。今回は祖父の話を書きます。 私は障害者介護の現場で働いています。 そこでは時々幽霊を見た、という職員がいたり、利用者様が何もない空間に手を振ったり指指したりする...