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中編
おじいちゃんちの仏壇
匿名
おじいちゃんちの仏壇
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おじいちゃんちの仏壇

匿名
2016年9月19日
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これは、私が小さい頃の話です。

私はおじいちゃんっ子で、祖父にとても可愛がられていていました。なので、お盆やお正月や連休の日などの「おじいちゃんの家に行く日」をとても楽しみにしていました。

ある日、祖父の家の縁側で昼寝をしていてふと目をさますと、”ガタガタ”と家の奥から、何かを動かすような音が聞こえました。

私は、(おじいちゃんが何かやってるんだ。)と、思ったのですが、ふと外を見ると、いつも祖父が乗っている軽トラがありませんでしたし、両親と乗ってきた車も無く、祖母も少し前の年に亡くなっていたので、その時には家には私一人のようでした。さっき音がした部屋に行って見ると、そこには祖父の家の仏壇があり、いつも閉まっている仏壇の扉が開いていて、全身が真っ黒で影のような子供が一人座っていました。 その影からは”クチャクチャ”という音がしていて、何かを噛んでいるようでした。

わたしはとっさに、

「誰?」と聞いてしまいました。

影は何も答えずに”ニター”と口の端を釣り上げて笑い、真っ赤に染まった口の中と歪にならんだ歯が見えました。

気がつくと影はいなくなっていて、外に車の止まった音が聞こえました。おじいちゃんがかえってきていました。

その後、おじいちゃんに仏壇に影がいたことを話すと、おじいちゃんは

「そいつはきっとご先祖様やおばあちゃん達を守ってくれとるんよ。」と笑っていました。

また次の年におじいちゃんの家に行って、居間で絵本を読んでいると、仏壇の部屋からまた物音が聞こえました。また家には私一人のようでした。

仏壇の部屋に行ってみるとまた影がいて、仏壇の扉が開いていました。

また”クチャクチャ”と音がしていました。

私は影に、

「あなたはご先祖様なの?」

と聞きました、影は何も言わずに首を横に振りました。

「おばあちゃんいる?」

と聞いても、影は何も言わずに首を横に振りました。

「どこ?」

と聞くと、影は…

『あのね〜

みんなね〜

美味しかった〜』

私は家を飛び出して、両親が帰ってくるまで泣いていました。

あいつはご先祖様でも守り神でも何でもない。

もう、関わっちゃいけない。

この日から私は祖父の家には二度と行きませんでした。

その後すぐに祖父も亡くなりました。死因は不明だそうです。

私は中学生になった頃、どうしても気になり母に聞いてみました。

「おじいちゃんの家の仏壇ってどうなったの?」

すると母は、

「何言ってるの?

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