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短編
近くの山の洞窟
匿名
短編

近くの山の洞窟

匿名
2018年9月30日
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私の実家のほど近い山の麓には、洞窟がある。

天然の洞窟ではあるが、第二次大戦中に防空壕として使われていたらしい。

戦後しばらくしてから中に残っていた物品等は綺麗に持ち出されたという話だが、そのときの話を実際に片付け作業をした母方の祖父が語ってくれた。

洞窟の中には、短い間であればある程度生活できるような環境が揃えてあったようで、水をためておく桶や調理器具等が置いてあったという。

そこには餓死したとおぼしき比較的新しめの遺体と、白骨化した遺体があったそうだ。

一緒に作業していた人たちは、早い段階で亡くなった人と、比較的最近亡くなった人なのだろうという話になっていたようだが、祖父は気づいてしまった。

白骨の方は綺麗に一箇所にまとまっていたのだが、足りないパーツがあるということに。

そして、その足りないパーツを埋めるように、数本の骨が鍋の近くに置いてあることに。

祖父はそっとその骨を他の骨と同じ場所に置き直し、撤収作業を続けた。

さりげなく置き直したとはいえ、狭い場所なので他の作業者の目には触れていただろう。

それでも誰もそのことには言及せず、心なしか会話が減りつつも作業を完遂したそうだ。

子供の頃、私や私の友人たちがあの洞窟で遊ぼうとすると祖父に怒られた記憶がある。

きっとあそこは祖父にトラウマのような忌避感を与えてしまったのだろう。

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