本当にあった怖い話

私はおじいちゃんおばあちゃんが大好きで私の家から歩いて10分くらいの所におじいちゃんおばあちゃんの家があり、いつも泊まりに行ったりしていました。私が初めての孫と言うこともあり、泊まりに行ったりする度にものすごく喜んでくれました。しかし大きくなり中学生くらいになった頃から私は友達と遊びおじいちゃんおばあちゃんの家には泊まりに行かなくなりました。しかし昨年の4月に祖父が亡くなりました。私はあまりのショックに泣いてばかりいました。それからというもの毎月決まって祖父にお線香をあげにいった次の日や祖父の月命日の日に祖父が夢に出てくるようになりました。そしてもうすぐ祖父の一周忌を迎える今年の3月頃から、毎日祖父が夢に出てきて次にお線香上げに来たら泊まってくれ、ばあさんと一緒に寝てくれと、祖父が毎日夢に出てくるようになり、そして祖父の一周忌が行われた今年の4月に私は久しぶりに祖父のいない家に祖母と二人で寝ました。それからというもの祖父がまたも夢に出てきて、また泊まってくれともっと泊まってくれとそれが一周忌を終えた4月5月6月と毎日出てきたので、私はその頃から祖母と一緒に週1くらいで寝ました。そして7月に入った頃、祖母がいきなり倒れてそのまま家に帰って来れず、9月に祖母は亡くなりました。祖母が亡くなった日、私が小さい頃祖母に買ってもらった時計が電池も入っていないのに、いきなりなりはじめました。きっと祖母が来たのでしょう。祖父と祖母はおかあさんの方の親で仏壇は母の兄家族が持って行き、祖父と祖母が住んでた家は、取り壊しました。きっと祖父は祖母の死をわかっていて、家が取り壊される事を分かっていたので、きっと夢に出てきて教えてくれたのでしょう。そして私は2年以上お付き合いしていた彼氏がいて、祖母が亡くなってから祖父と祖母が一緒に私の夢の中に出てきて、明日の夜コンビニに行きなさい。彼氏と別れなさいと言われ、祖父と祖母の言葉通りにコンビニに行くと、彼は別の女の子と手をつないで買い物をしていました。私はあとからすぐに別れてくださいと彼にメールで別れを告げ彼との交際に終止符を打ちました。すると家に祖父と祖母の薄い影が映り、私の方をみて、ニコッとうなずき影が消えていきました。祖父と祖母が最後まで私の事を気にかけてくれていて、私は現在23歳ですが、今でも祖父と祖母が近くで見守ってくれているような感じがしています。