本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

長編

誘(いざな)いの腕

匿名 3日前
怖い 674
怖くない 464
chat_bubble 5
21,811 views
初めて投稿します。 実体験ですので、怖くないかもしれませんがご容赦ください。 ---- 私が小学校高学年の夏休み、友達(A)と2人で、私の祖父母の家にお泊まりに行った時の話です。 この頃の私たちの遊びといえば、田舎ということもあり、川で魚をとるか、山で昆虫採集をするかがメインでした。 祖父母の家に着くなり、 A「魚いっぱいとろうぜ!」 私「この小川、鰻もおるらしいよ!」 A「まじか!はよいこっ!」 私「おう、はよ着替えていこうぜ」 と盛り上がっていたのですが、 そのとき祖母が 「今はちょうどお盆やけん、川にいったらいけんよ」 と盛り上がっている私たちに言いました。 私たちの地域では、お盆になると、川どころか、海に入るのもダメなことだとされています。 それは亡くなった人の魂は、お盆になると、川・海などの「水に還る」と、昔から信じられているからです。 しかし当時の私たちは、遊びたい盛りでもあり、そんなのは大人が作った作り話か、単なる迷信くらいにしか思っていませんでした。 そんな祖母の忠告もあり、 私・A「わかっとるよー」 と生返事をし、離れに移動しました。 A「お前のばあちゃん、ああ言いよったけど、どうするー?」 私「昼間いったら絶対バレるよな」 A「え、じゃあ、、、夜?」 私「うん、夜しかなくない?」 A「でも夜やと暗くて見えんよね」 私「そうやねー、懐中電灯は、ばあちゃんらあしか場所分からんし、聞いたら怪しまれるよなー」 私「あ、松明!松明つくろ」 A「それいーやん、昼間のうちに準備しとこーや」 ということで、2人で準備をはじめました。 適当な薪を倉庫からこっそり調達し、新聞も拝借し、ライターは離れにあったものを使おうということになりました。 当時の私たちの松明の知識といえば、このくらいしかなく、松ヤニが必要だとか、そういったことは完全無視の簡単な準備でした。 そして、夜になりました。 深夜0時をまわった頃、母屋の電気も消えて時間もたったので、2人で祖父母が寝たかどうかを確認にいきました。 母屋に入ると寝息も聞こえていたので、 A「やった、川いこっ!」 私「おう!」 意気揚々と松明の準備をはじめました。 今思うと、夜遊びと火遊びって、完全に悪い子ですね。笑 私が松明とバケツを、Aは水中眼鏡、モリ、鰻バサミを持ち、音をできるだけ立

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(5件)

  • お盆は川に行かないようにします。
    れーたん
  • 最後のその後談がいらないのでは。 原因不明なのに何故痣が消える事はないと断言できるのか?その箇所のせいで話全体が安っぽくなった。
    じゃん
  • 目を通していただきありがとうございます!
    ▲▼
  • 確かに、、、、、、、
    かっしー
  • 怖いですね…((((;゚Д゚)))))))
    りんご丸
0/500

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.1.243

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

grid_3x3 話題のキーワード

search

サクッと読める短編の怖い話 サクッと読める短編の怖い話

読み込み中...