
短編
車中泊
匿名 2日前
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これは僕の母から聞いた話です。
その日母は、家族と車中泊をすることになりました。母の父の車はキャンピングカーでした。そして山の中のあまり広くない駐車場に車を止めました。そして母と母の兄と祖母は寝てしまいましたが、祖父は車の二列目のシートで月明かりを向こうにしてうとうとしていました。そしてそれは起きました。深夜10時ごろ地面の砂利が「ジャリッジャリッ」となり、人が歩いているような音を出しました。することんどは「コンコンコンコンコンコン」ととても小さな音がしました。しかもそれは車の周りを叩いている音でした。さらにその音は車の周りを回り始めました。祖父が「嫌だな」と思っていると突然祖父が寝転がっていた二列目の窓からいきなり人の顔の影が恐ろしい勢いで出てきました。すると祖父は顔が出た車のドアを思いっきりけり、外に出ましたが、誰もおらず、誰かが逃げたような足音もしていませんでした。祖父はすぐにその山を降りました。後からわかったそうですが、その山は心霊スポットだったそうです。
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