
中編
ノック
匿名 2日前
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私が小学4年生~中学3年生までの話です。
小学生の時は自分の部屋がなく祖父に「自分の部屋が欲しい」と相談をしており夏が終わる頃にベランダに祖父と父が木材を使用して作った一人部屋を作ってくれました。
私は一人部屋が凄く嬉しくてその部屋で寝ていました。
一人部屋が出来て初めての夏が来る頃、部屋で夏休みの宿題をしていた私は外が気になったり何だか落ち着きませんでした。
でも特に何もなかったのでそのまま過ごし翌日も特に変わったことが無かったので忘れかけていました。
お盆初日の夜、夏休みの宿題をしていた頃部屋の壁を外から「コンコン」と叩くような音がしました。
不審に思いましたがその時は特に気にせず宿題を続けており、深夜に好きなテレビが始まるのでそのテレビを見てから寝ようと思っていました。
深夜2:00頃、好きなテレビも見終わりベットに入るとまた外から「コンコン」と叩く音が聞こえました。
こんな夜中に誰かがノックするなんておかしいし気のせいだろと思い返事等をせずにいると壁のあらゆるところから斑に「コンコン」「コンコン」とノックの音がなり始めました。
その夜は怖すぎて布団に潜り込んで寝ていました。
翌日お父さんとお母さんにこの事を伝えると「何も音は聞こえなかった」と言われました。
その日はお父さんが部屋に寝ると言ったので私はお母さんと兄妹達と一緒に寝ました。
翌日の朝お父さんに何も無かった聞くと「ノックは聞こえなかったけど金縛りにあった。外から誰かに見られていた気がする」と言っていました。
そこから怖くなりその日から2日程も家族と一緒に寝て私は3日目(お盆最終日)部屋で寝る事にしました。
宿題を終えて布団に22:00頃入ると中々眠れず暗い部屋の中でボーッとしていました。
するとまた「コンコン」とノックの音がして「耐えてれば終わる」と思い布団に潜り込んでいましたがどんどんノックの音が大きくなりノックをする場所は毎回バラバラです。
怖かったのですが「うるさい」声を荒らげるとノックの音は止みました。
翌日の朝両親に昨夜あった事を話しました。特に何も言われなかったのですがお昼ご飯を食べたあとに、父がその日の夕方から仕事だったので「ゆっくり寝たいから部屋を貸してくれ」と言われました。
夕方起きてきた父が私に「俺がベットで寝てたら女の人が真上から見下ろしていた。声を出そうにも金縛りにあって声も出ないし手足も動かなかった。しばらくするといなく
後日談:
- お父さんはたまに霊が見えるラスクと言われました。 一人部屋を作ってくれた所は下が砂利が敷いてあるので誰か通れば砂利の音がするのに全く音はしませんでした。 ノックする場所も瞬間移動できるレベルでないと無理な場所と位置でしていました。 またそこは県営なのですが近くに「千人塚」という戦争でなくなった方々が眠っているの。
この怖い話はどうでしたか?
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- 私も昔ありました、砂壁の祖父の家が嫌いで、 起きると枕元が砂壁の砂でじゃりじゃりして 夜な夜なノックではないですが、枕元の壁の方が時折ざっーざっーと波がひいてくような音が静まり返った夜中の聞こえるか聞こえないかぐらいの。ラスクって言葉で似たものが過ぎったので少し納得してしまった自分がいました。ぬびー