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4ヶ月前のこと。 私は都会の古びたアパートに引っ越してきた。 社会人になったばかりで、家賃が安い場所を探していて、ここにたどり着いたのだ。 住人はほとんどが高齢者で、廊下はいつも静まり返っている。 最初は少し不安に思ったが、生活には必要な場所だった。 しかし、居心地は良くなかった。 部屋は...
廃屋の前に立つ。冷たい風が吹き、心の中に不安が広がる。かすかに鳴る鉄の扉を押し開けると、古いカメラを持った友人たちが薄暗い中で待っていた。 「ここが、霊が出るって噂の場所だって」と、みんなの中で一番元気な美咲が言った。彼女はカメラを構え、意気揚々と中へ入った。私たちも続く。 その廃屋は、か...
古びた団地に住む中学生の健太は、いつも周りの子供たちをいじめていた。彼の親も問題を抱えており、周囲の大人たちは彼を恐れていた。そんな健太が、ある日、いじめが原因で自殺者を出すことになる。彼の加害行為は地域に広まり、噂となる。 しばらくして、健太の様子が変わったという噂が流れ始めた。一人で呟い...
これは、私が中学時代の修学旅行で実際に体験した話です。 修学旅行で京都に行くことになり、バスで移動していた時のことです。 元々霊感の強い子の集まりだった私のクラスでしたが、このことに気付いたのは私だけだったようです。 ソレは近くの席の窓側に座っていた男子生徒の頭上にいました。 黒くて丸い〝影〝...
約5年前の冬の深夜、私は新たに都市の小学校向けの塾でアルバイトを始めた。 数週間の研修を経て、私は直接指導に入ることになった。生徒たちは主に小学生で、集団授業を担当することが多かったが、個別指導も時折行っていた。 その日は、最後の授業が終わった後、2人の小学生(男の子1人、女の子1人)が私...
「あかり、手、つなご?」 「いいよ」 差し出した手を取ると、由紀は嬉しそうにその手を振り始めた。二人で街外れの公園を歩く。 由紀の手はほんのりと冷たかった。 人と手をつなぐ時、握りやすい方と握りにくい方があることを、あかりは知っていた。母親と手をつなぐとき、母はいつもあかりに握りやすい...
私が通っていた中学校には、昔から変な噂がありました。 放課後、誰もいないはずの体育館から、ボールの跳ねる音が聞こえる。 それだけ聞くと、よくある学校の怪談みたいに思えるかもしれません。実際、私も最初はそうでした。誰かがふざけているとか、先生が片付け忘れたボールが転がっているとか、その程度に...
これは 今から15年程前の叔母が 体験した話です。 ある晴れた日。 叔母は 友人達と3人で 隣町にある 神社に お参りに行きました。 鳥居の前で 一礼した後 階段を上り 参道を歩いて 本堂に行きました。 ここの神社には 玉依り姫が奉られていて とても空気の澄んだ良い場所で 叔母のお気に入...
688 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2008/02/19(火) 23:52:03 ID:cORtzJ3a0 連投ですまんが、書かせてくれ。 夜行列車に乗って東海道を走ってたとき、うとうとしてたら電車が駅について目が覚めたんだ。 俺は窓辺の席。三時くらいだと思う。駅は名古屋駅のよ...
私は、祖母が経営していた古本屋で育った。特に霊感があるわけではなかったが、幼少期から本に囲まれて育ったため、様々な物語には親しんできた。ある冬の夜、いつものように店を手伝っていると、店主が持ってきた一冊の古い本が目に留まった。表紙には、異様な模様が描かれていた。 「これは珍しい本だ。伝説によ...
「もうすぐ『消えた影』が現れる時間かもしれないな。」 「消えた影?」 俺は隣に座る不気味な男の顔を見つめて聞き返した。彼は黒いコートを羽織り、目は隈ができていて、悲しげな笑みを浮かべていた。 「この廃工場の近くに住む者から聞いた話なんだが、『消えた影』というのは、ここに来た者の心の闇を具...
これは俺が中学生の時に体験した話です。 朝学校に行く時に絶対小学校の横を通らないと行けないのですが、その横では頻繁に交通事故がありました。 横を通るときによく白っぽい影みたいなのが見えるようになったのです。 特に何もしてこないので気にしてなかったのですが、帰って夜になり寝はじめる...
私には小学校時代の親友、Mちゃんがいた。彼女とは一年生からの付き合いで、とても明るくて社交的な性格だった。私はその反対で、内気で話すのも苦手だったけれど、彼女といると安心できた。 二年生の頃には、私たちは互いの家で寝泊まりするほどの仲になり、毎日のように遊んでいた。その時、Mちゃんはよく言...
ある冬の夜、私は友人から不思議な話を聞いた。それは、東京の古い神社がかつて結界を張っていたというものだった。友人曰く、その神社には特別な力が宿っていて、悪霊や災厄から町を守っているらしい。 私は興味を持ち、その神社の境内にカメラを持って訪れることにした。静かな神社の境内に足を踏み入れると、薄...
最近、俺はちょっとした恐怖に悩まされている。仕事が忙しくて帰宅が遅くなり、疲れがたまっていた。そんなある夜、自宅の高層オフィスビルの一室でモニターに向かっていると、ふと視界の隅に何かが映った。 それは、薄暗い部屋の中でぼんやりとした光の中に現れる影だった。初めはただの疲れ目だと思っていたが...
今回のお話は私が6年前に体験したお話です。 あの日は従姉と遊んでいました。 ご飯を食べてショッピングモールでお買い物をして、カラオケに行きました。 其処は国道沿いにあるとある大きなカラオケボックスでした。 私達が案内された個室に行きました。 従姉には言いませんでしたが、雰囲気がおかしかったで...
高校時代、僕たちは都会の高層ビルの廊下で毎日のようにバカ騒ぎしていた。特に仲の良かった悠斗と真由美と一緒に、無邪気に過ごしていたのだが、ある晩、真由美の提案で、ビルの入り口にある古い神社にある護符を取りに行くことになった。 真由美の母親は、いつも神社の護符に異常なまでの敬意を払っていた。「絶...
これは1年前の夏の出来事です。 僕は友達とある公園で遊んでいました。その日は曇りで今にも降り出しそうな天気でした。その公園はアパートがたくさん建っている団地の近くの公園です。 公園で遊んでいると一人の友達が、「あの『幽霊アパート』に行ってみよう!」と言い出しました。公園の近くのアパートは...
Aさんが高校生の時、当時の校舎が改装中になり、日も暮れた後まで業者が工事をしていたそうです。 友人5人と共に居残っていたAさん達も帰る為に暗い校舎の廊下を進み、ちょうど工事の灯光器のある位置まで進んだ時、やや斜め後ろから当たる灯光器の明かりのせいで影が廊下の壁に照らしだされます。 ...
大学生活を始めたある冬の夕暮れ、私は友人たちと山奥の廃屋に探検に出かけた。外は冷たい風が吹き、日が沈むにつれて暗くなっていく。廃屋に近づくにつれ、心のどこかに不安が芽生えていた。 廃屋の中は薄暗く、埃が舞っていた。友人たちが騒ぐ声が響く中、私は一人、窓際に立って外を見つめていた。すると、何か...