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あの夏の記憶には、最初から欠落がある。 思い出せない部分があるのではない。 思い出してはいけない部分が、最初から折り畳まれている。 小学五年の夏、私は母方の祖父母のいる山間の集落で過ごしていた。五十人にも満たない人間が暮らす場所で、外から来た子供は私ひとりだった。すぐに、年上の少年二人と、年...
数ヶ月前の冬、私は同僚たちと飲み会を開いた後、帰宅することになった。途中、古びた工場跡の近くを通りかかると、ふと何かが気になった。そんな時、私の携帯が震え、見てみると、同僚からのメッセージが届いていた。 『あの工場、知ってる? すごく怖い話があるらしいよ。』 気になった私は、工場の近くで足...
これは私の妹の物語。 妹は今年で七歳になった。私には兄弟がいなかったので、彼女が生まれたときは嬉しかった。年の差は十歳。親が計画していたわけではないが、私にとっては幸運の出来事だ。妹は私を「お兄ちゃん」と呼び、私もそれを喜んで受け入れていた。 しかし、妹の様子が少しおかしくなったのは、彼女...
※この話は実体験なのでオチらしいオチがあったり、謎が明かされる様な話ではないです わからないものは、わからないまま終わります ご了承ください ※私は文才が無いので読みにくく拙い文章になりますが、よろしくお願いします 今から14年前の話です 私は当時、17歳の高校生でした オカルトに興味があ...
ある男がいました。 男にはどうしても殺したい相手がいました。しかし、男には直接手を汚す度胸も手段もありませんでした。 なので男は、オカルト、呪いに頼りました。 男は、古本を探しに探し歩きとある一冊を手に入れました。 強力な呪の込められた本でした。 本には、呪いはしっかりと相手を定めること...
以前『私に霊感がついた瞬間』を投稿させていただいた者です。霊感がついたあとどのような体験をしたのか、かなり大雑把にしか書いていなかったので、その後の体験談の一つを投稿させていただきます。 中学2年生にあがる手前の春休み、私は家を引っ越しました。 東日本大震災の被害が著しい地域に住んでいたた...
僕の大学生活の中で、秋の夕暮れに、友人たちと共に山間の湖でキャンプをすることになった。湖は地元でも知られた美しい場所だったが、昔からここには不気味な噂があった。「湖の底に何かがいる」と言われ、地元の人々は決して泳ごうとはしなかった。 その日、空はオレンジ色に染まり、涼しい風が吹いていた。キャ...
冬のある夜、友人たちが孤立した山小屋に集まった。雪深い道を歩きながら、彼らは静かな時間を楽しんでいた。外は吹雪で、山小屋の中は温かい灯りに包まれていた。 その中で、古い人形が目を引いた。埃をかぶったその人形は、ボロボロのドレスを身にまとい、どこか不気味な笑みを浮かべていた。友人の一人、健太が...
私がまだ幼い頃に体験した話です。 私は、人形が大好きでした。 とにかく人形で遊ぶことが好きで、よく遊んでいました。 ある日、お母さんと100円ショップに買い物に言った時、風船や折り紙のコーナーのところに【エリーちゃん人形】と言う人形が売っていた。 ほとんどリカちゃん人形と同じようなものなので...
97 :本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 04:44:11 ID:ksSExR0r0 2008年の8月の終わり頃、一週間ほど夏休みが取れたので兵庫県の実家に帰省しました。 ある日、叔父(父の弟)に頼まれた簡単な仕事の手伝いを終え、二人車で帰路につきました。 時刻は夕方で、...
この静かな村の外れに、誰も近づかない廃村がある。今では草木に覆われてしまったその村は、かつて賑わいを見せていたらしいが、今では誰も住んでいない。村の中央には、朽ちた神社の跡があり、そこは立ち入り禁止とされていた。 俺たちは、その村の噂を聞きつけ、肝試しに行くことにした。秋の雨が降りしきる...
あれは 確か中学生ぐらいの時だっただろうか? 丘の上に建つ 家に引っ越して来た人達がいて その噂を聞いた 翌日に 転校生が来た。 あの家は 15年ぐらい 空家だったと 確か 大人達が話してるのを 聞いた事があった。 そして あの家で 何があったのかも……だから 肝試しだって言って 何人も...
いつの事だろう僕は、まだ DVDが普及する前に心霊番組をテレビで見たのを覚えている。 その特集の中で市松人形に作者の魂が宿り、髪が伸びるというものがあった。 その番組の中で実際に、髪が伸びていた人形をお寺へ納めていた様子が映っていた。そんな不可解な現象が起こる訳無いと思っていた僕は、他...
生まれ育った町に、3階建ての空き家があった。 この空き家は普段は物音一つしないが、ひとつだけ不思議なことがあった。 それは雨が降ると、通りに面した3階の部屋の窓から髪の長い女が見下ろしているのだ。 女は全く動かずひたすら外を眺めていた。 晴れの日に女が現れたことは全くなかった。 なぜ雨の日だけ...
友人の家に行くことになった。 その家は築50年ほどの古い一軒家で、外から見てもどこか薄気味悪い雰囲気を漂わせていた。家の中に入ると、ほのかに湿気が感じられ、特にリビングには古い家具が並んでいた。友人の家族は、いつも温かく迎えてくれるが、今日は何かが違うように感じた。 友人は「みんなで集まる...
昔、廃墟となった遊園地でかくれんぼをしたことがある。私たちはいつもそこに集まり、遊ぶのが大好きだった。友達は決まって「こんなところで遊んじゃダメ!」と注意したが、私たちは怖いもの知らずで、秘密の遊びを楽しんでいた。 最初は鬼ごっこから始まり、狭い道を走り回るうちに誰もが怖くなり、最終的にかく...
以前のバイト現場に、音楽の専門学校に通っている同僚のYさんが居ました。 男性の年上の方で、生活費を稼ぐためにバイトを掛け持ちしていたそうです。 ある日、Yさんが通っている専門学校の先輩が、部屋に人形を置くだけで10万円稼げるバイトを彼に紹介してくれました。 所謂「闇バイト」だったらしい...
冬の寒さが身に染みる夜、友人のTから突然の電話がかかってきた。彼女の様子が異常だと言う。T「彼女のMが、なんかおかしいんだ。今すぐ来てくれ!」 俺「落ち着けよ、明日行くから。それまで耐えろ。」 Tは普段はお調子者の男だが、声は明らかに不安で震えていた。翌日、俺はTの住む高層マンションへ向か...
これは私が体験した奇妙な出来事です。 冬のある夜、私の従兄が突然、古い木製の人形を持ち帰ってきました。 「これ、面白いよ!」と笑顔で言う彼に、私は少し不安を感じました。 「いらないよ、捨ててよ」と返しましたが、いつの間にかその人形はリビングのテーブルの上に置かれていました。 そ...
私の後輩Kが体験した話です。 就職を機に埼玉県W市の賃貸マンションに引っ越してきたKは、都内にある勤務先まで電車で通うため最寄りの駅までは自転車で行き来をしておりました。 駅までの道のりは線路沿いの比較的車の通りの多い道をひたすら一直線に進むといった経路でだいたい10分程度、その道すがらK...