
昔、廃墟となった遊園地でかくれんぼをしたことがある。私たちはいつもそこに集まり、遊ぶのが大好きだった。友達は決まって「こんなところで遊んじゃダメ!」と注意したが、私たちは怖いもの知らずで、秘密の遊びを楽しんでいた。
最初は鬼ごっこから始まり、狭い道を走り回るうちに誰もが怖くなり、最終的にかくれんぼになった。じゃんけんで負けた人が大声で十秒数え、その後皆を探すのだ。私がじゃんけんに負けることが多く、しょっちゅう鬼になっていた。
「いーち、にーい、さーん……」私の声が廃墟の壁に反響する。鬼をやるのは孤独で、少し不安だった。数え終わると、周りは静まり返った。
振り返ると、薄暗い遊園地の中に人形が転がっているのが見えた。お化け屋敷の入り口は開いていて、風が不気味に吹き抜けた。誰もいないのに、誰かが私を見ている気がした……。
私は遊園地の奥へ進む。最初は誰もいないと思ったが、何度も呼んでみると、友達の声が聞こえてきたように思えた。しかし、どこを探しても彼らは見つからない。友達がいなくなることが、恐怖の原因だった。
「このまま、誰も見つからなかったらどうなるんだろう……」不安が心を蝕む。遊園地の中を探し続けると、ついにお化け屋敷の中へ入ることになった。
中は暗く、壁には古びた人形が並んでいた。私は恐る恐る中を覗くと、そこには友達がいた。彼女は不気味に笑いながら、私を引き寄せるように手を伸ばしてきた。「一緒に遊ぼう!」彼女の声が響き渡る。
でも、次の瞬間、彼女の姿が変わっていく。友達が中から抜け出すと、次々と他の友達も現れた。しかし、彼らは普通ではなかった。人形のようにぎゅうぎゅうに詰まっていて、目が虚ろだった。
私は恐怖で逃げ出そうとするが、周りの友達は楽しそうに笑っている。私はその中にいることが信じられなかった。遊園地の中でかくれんぼをしているはずなのに、友達が私を見つけられない。私は彼らを見ながら、静かに隠れることにした。
ある日、帰宅した後、両親の話を偶然耳にしてしまった。「彼女は一人で遊びに行ってるの?」と、母が言った。その瞬間、私の胸に恐怖が広がった。どうして一人で遊んでいると思われているのだろう?
「彼女が骨の入った人形を持っているのを見たのよ」母の言葉が突き刺さる。私はその瞬間、過去の記憶がフラッシュバックした。
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