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友人の話を聞いたのは、冬の寒い夜だった。彼女は、大学進学のために地元を離れていたが、久しぶりに帰省した際の不気味な体験を語り始めた。 彼女の故郷には、使われなくなった古い学校があった。その学校は、子供たちの遊び場として知られていたが、ある日、友人たちが遊んでいたとき、天井の梁に何かが書かれて...
冬のある夜、都会の公園で数人の女子高生が集まっていた。彼女たちは、街で見かける「マスク美女」について話をしていた。ひとりの友人が言った。「ねえ、マスクを外したらどうなるんだろう?」その言葉に、他の友人たちは笑いながら「きっと可愛い子が多いよ!」と返す。 その時、突然その場に現れたのは、美しい...
これは私が大学の友人から聞いた実話だ。 その友人は、冬の寒い夜に、祖母から譲り受けた古い日記を読み始めた。日記には祖母の若い頃の出来事が綴られていて、彼女はその内容に没頭していた。すると、突然、部屋の中に不気味な音が響き渡った。 ガタガタと、まるで誰かが部屋のドアを叩いているような音だ。 ...
私が幼い頃の話です。 山の中にある祖父母の家は、周囲に雪に覆われた畑や森が広がっています。年に数回訪れるその村は、いつも静けさに包まれていて、特に冬の夜は幻想的な雰囲気が漂っていました。 その村では、クリスマスが近づくと村人たちが集まって雪だるまを飾る習慣があり、私にとっては特別な楽しみ...
それは初春の薄曇りの午後、肌寒さが残る日だった。 その日は土曜日で、仕事を休んでいた俺は、古い本を捨てるために近所の書店に向かった。 国道を10分ほど走ると、左手に見覚えのある看板が現れた。 「あなたの街の古本屋『N』」 徐々にハンドルを切ると、広い駐車場の向こうに、薄暗い色合...
今年45歳になる佐藤は、二つの悩みを抱えていた。 一つは未だに独身であること。 もう一つは、彼が山岳リゾートの動物園で飼育している猿たちの繁殖のことだ。特に、彼が担当しているメスの猿、ミカとオスのタロウのことを心配していた。 彼らは来園者から期待されていたが、もう5年も経つのに、未だに赤ち...
月明かりに照らされた公園のベンチに、若いサラリーマンの拓也は座っていた。遅くまで仕事をして、ようやく終わったと思ったら、ふと目にしたのは小さな屋台だった。寒空の中、屋台の明かりが暖かく、誘われるように近づいていく。ここは、いつも通る道なのに、どうして今まで気が付かなかったのだろう。 その屋...
ある晩、精神病院での勤務中、先輩の看護師がトイレに入った際、不気味な気配を感じた。鍵のかかった個室からは微かな音が聞こえ、誰も出て来ないことに次第に不安を覚えた。ノックしても反応はなく、寒気が背筋を走った。 「何かいる…」と思い、恐る恐るドアの隙間を覗くと、黒い髪の毛のようなものが見えた。悲...
僕は某高層ビルの11階に住む若いサラリーマンだ。仕事での付き合いは多いが、プライベートでは特に親しい友人はなく、日々を淡々と過ごしていた。そんなある日、ビルのロビーで一人の女性と目が合った。彼女はいつもロビーで見かける人で、どこか影のある美しさがあった。毎朝、彼女は同じ時間に通勤のために出て行...
「南国の海岸のように波打つビーチの巨大な屋内プール」の続き ・・・ 次の日、3人はスーツに着替えて大村の車で出発する。 慌てたように出かけることに不思議に思う桜子は 「ねえ、どうしたの?」 「実は先ほど連絡が入って、急遽僕の会社に行かないといけなくなったんです。」 「何で?」 「僕の父がアメリ...
最近体験した話なんだが暇だったら最後まで読んでくれ。 俺は普段はフリーでライターをやってる。旅行雑誌やらウェブメディアやらに記事書いて食ってる、まあどこにでもいる感じの物書きだ。ただ副業というか、趣味が高じて猟師の免許も持ってる。罠と銃、両方いける。田舎のほうだと害獣駆除の担い手が減ってて、...
大学生の頃、友人と一緒に冬の夜に山奥の小集落にある廃屋に肝試しに出かけた。そこは、昔は賑わっていたが、今はほとんど人が住まなくなった地域で、すっかり寂れた雰囲気だった。 その廃屋は、古びた木造の一軒家で、外観はお世辞にも良好とは言えなかった。窓ガラスは割れ、周囲には枯れた木々が無造作に植わっ...
冬の寒い夜、私の友人たちが山の中にある古びた神社に肝試しに行った。神社の名は「白羽神社」。彼らは、近くの温泉からの帰りに、ちょっとした冒険心から立ち寄ったのだ。周囲は真っ暗で、街灯もないため、ただ懐中電灯を頼りに階段を登っていった。 その神社は静まり返っており、神主のいない本殿がたたずんでい...
ある地域に大人気なラーメン屋があった。 店構えは小さいが、繁盛し開店前はよく行列が出来ていた。 店主は相当な頑固モンで職人気質、ついでに強面だ。 大人気のラーメン屋には安易に夢を追う者の応募が後を絶たず、色んな奴が入ってきた。 脱サラしたリーマン、プラプラしてたフリーター、訳有りの中年...
そして凛愛は綾人とともに廃校を後にし、山道を下りていく。 「凛愛ちゃん。ひとつだけ聞かせて。こんなことになったのって何か秘密があるよね。」 凛愛は少し驚きながらも、 「うん。やっぱり気づいてたね。実は私があの男の子たちに『誘拐して』って頼んだの。」 「やはり!でも、なんで?」 「私、ちょっと危...
薄暗い部屋の中、少女は目を閉じたまま、意識を取り戻そうとしていた。外は冷たい風が吹き荒れ、窓の隙間からその音が微かに聞こえる。何かが彼女の名前を呼んでいるような、そんな気がした。 「もうすぐ朝かな…」 そう思いながらも、重たいまぶたを何とか開こうとするが、体が動かない。今日は学校があ...
俺は失業し、生活に行き詰まっていた。老朽化した温泉宿に逃げ込んで、心の安息を求めていたが、今はただの逃避に過ぎなかった。宿の主は無口で、宿泊客はほとんどいなかったが、窓の外から時折聞こえる風の音が不気味さを増していた。 部屋には古びた湯呑みと、賞味期限が切れたビール、そして数錠の睡眠薬があっ...
冬の夜、友人の女性Bさんが突然、婚約者と結婚することになりました。Bさんは、彼に一目惚れしたらしく、その決断に友人たちは驚きました。 Bさんは、決して悪い人ではないのですが、どこか冷静で無関心な印象がありました。 以前、Bさんには交際相手がいたのですが、突然の仕事の成功に心を奪われ、あっさ...
それから1か月半後の期末テスト期間の午後。 その日も彼氏の部屋で囚われてされていた。 あのときと同じように制服姿で後ろ手に縛られてベッドの脚に繋がれていた。 彼氏はどっかに出かけたようだった。 私は動けないもどかしさに悶えていた。 しばらくすると、またあの彼氏の弟が来た。 弟は私を見て 「また...
高校2年生の秋の午後、僕は一人暮らしのアパートにいた。友人が食事をしに来る約束をしていたが、まだ帰ってこない。窓の外は薄曇りで、どこか不気味な雰囲気が漂っていた。 その時、玄関の呼び鈴が鳴った。誰かが訪ねてきたのだ。心配になりながらも、扉を開けると、見知らぬ中年の男女が立っていた。男は無表情...