
中学生の頃、友達と一緒に閉鎖された遊園地に忍び込む計画を立てました。遊園地は長い間放置されていて、周囲には高いフェンスがありましたが、私たちはその裏にある小さな隙間を見つけ、無事に内部に入ることができました。夜の遊園地は、静寂の中に不気味な雰囲気が漂っていて、古びた遊具が月明かりに照らされていました。
遊具の間で追いかけっこをしていると、突然、背後から「おい、待て!」という低い声が響きました。私たちは驚き、すぐに足を止めました。声の主は、遊園地の警備員のようでした。
「ここで遊んでいるのは誰だ!」と怒鳴りながら、彼は私たちに近づいてきました。私たちは慌てて隠れる場所を探しましたが、逃げる手段は見当たりませんでした。警備員はフェンスの入口を封鎖し、私たちを捕まえようとしていました。彼は「名前はなんだ!」と叫びましたが、私たちは恐怖で口をつぐんでしまいました。
しかし、警備員は私たちの名前を知っているかのように続けました。「お前は◯◯だろ、そしてお前は◯◯だな!」私たちは驚愕しました。全く違う名前が次々に出てくるのです。私たちはこの町に住んでいるのに、まったくの別人の名前でした。
警備員は一度後ろを振り向き、再び私たちに向き直って「もう近寄るな。お前たちのことは知らないが、あそこの遊具には近づくな」と警告しました。警告を受けた私たちは、何が起こったのか理解できずに、ただ逃げることしかできませんでした。後にその遊園地は完全に取り壊されましたが、警備員の言葉が未だに頭の中で響き続けています。「あそこの遊具には近づくな」。一体、あの遊具に何が潜んでいたのか、今でも謎のままです。
あの夜の出来事が、私たちの心に残された暗い影のように、消えることはありません。
果たして、あの遊具の中には何があったのでしょうか?それを知る者は、もう誰もいないのかもしれません。
私たちが恐れていたのは、遊園地そのものではなく、警備員が言い残した「奴」だったのかもしれません。
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